ソフトドリンクやビールなどでは、通常グラス一杯に注ぎます。
しかし、ワインの場合、ワイングラス一杯に注ぐのはエレガントではありません。
それは大変もったいない注ぎ方です。
空気に触れる面積が小さくなるばかりか、香りが逃げやすくなるからです。
ワインをよりおいしく飲むなら、おすすめの注ぎ方があります。
ワイングラス3分の1を目安にするのがポイントです。
ワイングラスを見てみましょう。
グラスの真ん中あたりが膨らんだ形になっているはずです。
なぜかというと、できるだけ空気に触れる面積を増やすためです。
ワインは空気に触れることで酸化され、風味を醸し出します。
注ぐとき、グラスの3分の1を目安にすることで、ワインが空気に触れる面積が最も大きくなります。
なおかつ、グラス内に香りがたまりやすくなります。
その結果、ワインを飲むとき、味や香りが味わいやすくなり、最もおいしくワインをいただけるようになります。
注ぎ方で味わい方が変わるのです。
あらためて、ワインの奥深さを思い知らされます。