執筆者:水口貴博

ワインの30の基本知識

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ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。

ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。 | ワインの30の基本知識

ワインの世界では「当たり年」「外れ年」という言葉がよく使われます。

ワインは、ブドウから作られます。

ブドウの品質は、ワインの品質を大きく左右する最も重要な要素です。

では、ブドウの品質は何で決まるのかというと、主に「天候」です。

天候に限っては、人工的に操ることができず、年によって大きな変動があります。

一般的に天候に恵まれた年は、品質のよいブドウが採れやすく「当たり年」と呼ばれます。

一方、天候に恵まれなかった年は、品質のよいブドウが採れにくく「外れ年」と呼ばれます。

当たり年のワインは、おいしいワインが多く、品質が高いものが多いのです。

ちなみに、外れ年のワインは、あえて年次の記載がされていません。

外れ年とわかれば売れ行きが悪くなる可能性があるため、記載を避けているのです。

こういう話を聞くと、外れ年のワインはおいしくないと思い込む人がいますが、これは誤りです。

「当たり年」という表現は、あくまで「ブドウのでき具合」です。

「ワインのでき具合」を示しているのではありません。

外れ年でも、作り手の手腕によって、十分においしいワインを作れます。

当たり年のワインがおいしいのは当然ですが、外れ年のワインも十分おいしく楽しめるワインなのです。

ワインの基本知識(14)
  • 外れ年のワインはおいしくない思い込みを、やめる。
シャンパンは、音を立てずに開けるのがエレガント。

ワインの30の基本知識

  1. 色で分ける、3つのワインの特徴と違い。
    白、赤、ロゼ。
  2. 製法で分ける、4つのワインの特徴と違い。
    スティル、スパークリング、フォーティファイド、フレーバード。
  3. ワインの名前の起源がわかれば、一番アピールしたいポイントがわかる。
  4. なぜ、ワインはたくさん種類があるのか。
  5. ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。
  6. 急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。
  7. ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。
  8. 酔うためにワインを飲むと、失敗する。
    ワインは味わうために飲む飲み物だ。
  9. ワインは、高価どころか、むしろ安い?
  10. プロに見える、スパークリング・ワインの上手な注ぎ方。
  11. ワインをおいしく飲むためのグラスの注ぎ方。
  12. なぜ、白ワイン用グラスより、赤ワイン用グラスのほうが大きいのか。
  13. ワインを保管するときに気をつけたい3つのタブー。
  14. ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。
  15. シャンパンは、音を立てずに開けるのがエレガント。
  16. デザートワインの代表「貴腐ワイン」とは。
  17. ロゼの辛口スパークリング・ワインは、どんな料理にも合う万能ワイン。
  18. よいワインショップに見られる5つの特徴。
  19. ワインのコルク上部にあるカビは、品質劣化品と誤解されやすい。
  20. たくさんの種類のワインは、それだけ楽しみが存在するという証し。
  21. ブルゴーニュとボルドーの飲み比べは、ワイン入門コースにうってつけ。
  22. 高級なワインや持ち込みワインは、少し残して帰ると、ソムリエに喜ばれる。
  23. 11月の第3木曜日は、ボージョレ・ヌーボーの解禁日。
  24. ワインに含まれる酸化防止剤には、意外な効用がある。
  25. フランス産のワインでよく目にする「AOC」とはどういう意味なのか。
  26. 高価な高級ワインを、簡単に飲む方法。
  27. ワインの堅苦しい持ち方は、自分がおいしくいただくためのマナー。
  28. ワイナリーの見学ツアーに参加すると、ワインへの意識が向上する。
  29. プロに匹敵する、ワインのコルクの上手な開け方。
  30. フランスの「セカンドワイン」の意味とは。

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