人生の教科書



食事マナー

ワインの
30の基本知識

  • 色で分ける、
    3つのワインの特徴と違い。
    白、
    赤、
    ロゼ。
ワインの30の基本知識

もくじ

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色で分ける、3つのワインの特徴と違い。
白、赤、ロゼ。

白ワイン・赤ワイン・ロゼワインの違いについて、ご存知ですか。 「何となく見た目では理解をしているが、詳しい違いについてはよく分かっていない」 では、ここであらためてポイントを押さえておきましょう。 ・白ワインとは 白ワインは、淡い色の「白ブドウ品種」から作られます。 種や皮を抜いた状態で醸造されます。 若い白ワインほど透明に近く、熟成されるほど色が濃くなります。 味は、甘口から辛口まであります。 冷蔵保存されているため、10度前後の冷たいものが一般的です。 味はよくフルーツに例えられます。 白ワインの種類によっては、リンゴ、モモ、オレンジにそっくりな味になります。 アルコール度数が低いものが一般的であるため飲みやすく、初めてワインを飲む人なら、白ワインがおすすめです。 ・赤ワインとは 白ワインとは対照的に、濃い色の「黒ブドウ品種」から作られます。 ブドウを、皮ごとつぶして発酵させて醸造されるお酒です。 室温で発酵させるため、レストランで出されるときも、室温が一般的です。 白ワインと同様、若いほど赤色が薄く、熟成されるほど濃い赤色になります。 それにつれて味わいも、軽い味わいから、どっしりした重みのある味わいへと変わります。 アルコール度数は、白ワインより高いものが一般的です。 また、抗酸化物質であるポリフェノールも、白ワインより赤ワインのほうが圧倒的に多く含まれるのも特徴の1つです。 美容や健康を意識する人は、赤ワインを選ぶ人が多いようです。 ・ロゼワインとは 一言で言えば、白と赤の中間のワインです。 中間とはいえ、白ワインと赤ワインを混ぜて作るわけではありません。 白ワインと赤ワインの製法をミックスしているため、そう呼ばれています。 一般的な製法は、濃い色のブドウが発酵の途中、色づいたところで皮を取り除いて作られます。 そのため、ピンク色のワインになります。 ただしロゼワインの製法は、白と赤の中間の存在であるゆえに、製法も数多く存在しています。 また冷やしているものもあれば、室温のものもあり、多種多様です。 「白では軽すぎるが、赤では重すぎる」という人には、ロゼがおすすめです。 アルコール度数、ポリフェノールの含有量、飲み味なども、おおむね白と赤の中間と考えていいでしょう。 白ワイン・赤ワイン・ロゼワインの違いを、理解する。

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製法で分ける、4つのワインの特徴と違い。
スティル、スパークリング、フォーティファイド、フレーバード。

ワインは「白・赤・ロゼ」の3種類があります。 これは「色」で分けた場合の分類です。 もう1つ「製法」によるワインの分け方も、押さえておきたいポイントです。 製法では、4種類のワインに分かれます。 (1)スティル・ワイン 私たちが一般的に想像するワインのことです。 製法としては、最も一般的なものです。 アルコール度数は、8度から15度まで幅があります。 (2)スパークリング・ワイン 二酸化炭素が含まれているワインのことです。 爽やかな喉越しが特徴です。 炭酸には、食欲を駆り立てる効果があるため、一般的に食前酒に向いていると言われます。 代表的なワインとしては、フランスの「シャンパーニュ」やスペインの「カヴァ」などです。 (3)フォーティファイド・ワイン 醸造の過程で、アルコールを意図的に加えた、アルコール度数が高いワインです。 アルコール度数は、15度から22度までが一般的です。 強いアルコールは、緊張をほぐしたり、心や体をくつろがせたりする効果があります。 そのため、主に食後酒としてよく飲まれます。 代表的なワインは、スペインの「シェリー」、ポルトガルの「ポート」「マディラ」などです。 (4)フレーバード・ワイン スティル・ワインに、果汁・薬草・香辛料などを加えて、味や香りを付け足したワインのことを言います。 代表としては、イタリアの「ベルモット」、スペインの伝統的家庭飲料である「サングリア」です。 製法で分けた4つのワインの違いを、理解する。

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ワインの名前の起源が分かれば、一番アピールしたいポイントが分かる。

ワインにはさまざまな名前がつけられていますが、大きく分けて5つの名前のパターンがあります。 私も最初、名前を覚えるのに苦労しました。 覚えるときに、グループを意識すると、記憶しやすくなります。 ワインの名前は数多くありますが、次の5つのパターンを覚えると、漠然とワイン名に一定の法則があることに気づくはずです。 ワインの名前の付け方には、特徴を強調させたい意味が込められています。 名前の由来を知ることで、ワインで一番アピールしたいポイントも見えてくるのです。 (1)産地 産地の名前が、そのままワイン名になっているものがあります。 「ボジョレ」は、フランスのブルゴーニュ地方の地名です。 「キアンティ」は、イタリア・トスカーナ地方の地名です。 11月の第3木曜日に発表される「ボジョレ・ヌーボー」は、産地名がワインになった代表の1つです。 (2)品種 ブドウ品種が、そのままワインの名前になっています。 赤ワインの原料になる「メルロ」。 白ワインの原料になる「ソービニヨン・ブラン」。 ブドウによって、ワインの味のほとんどが決まります。 好みの味があるなら、ブドウの種類でワインを選ぶといいでしょう。 (3)醸造元 作った醸造元が、そのままワインの名前になっています。 5大シャトーは、その代表です。 (4)ブランド名 ブランド名が、そのままワインの名前になっているタイプです。 高価なシャンパンの代表「ドン・ペリニヨン」が、まさにこのタイプです。 「ドン・ペリニヨン」という僧が発明したワインが、そのままブランド名としての地位を確立しました。 (5)愛称 物語・逸話などから、愛称でワインの名前がつけられているワインがあります。 「ラクリマ・クリスティ」です。 これは「キリストの涙」という意味です。 ナポリの荒れた様子を見たキリストが涙を流し、ブドウの木が生えて、ワインの産地になったという逸話からつけられました。 「シュヴァルツェ・カッツ」は「黒猫」という意味です。 「黒猫が座った樽は出来のよいワイン」という言い伝えが元になっています。 ワインの名前の付け方から、ワインのアピールポイントを把握する。

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なぜ、ワインはたくさん種類があるのか。

ほかのアルコール飲料とは違い、ワインには、桁外れの種類があります。 中心的なワインだけでも、100種類を超えます。 なぜ、これほど数多くの種類があるのでしょうか。 (1)ブドウの品種の違い ブドウとはいえ、多くの種類があります。 たとえば白ワインには、淡色種のブドウから作られますし、赤ワインには濃色種のブドウから作られます。 そのほか、タネが大きなブドウもあれば、小さなブドウもあります。 渋みのあるブドウもあれば、甘みのあるブドウもあり、多種多様な品種が存在します。 (2)産地の違い どこで育てられるかも、重要な要因です。 地域が変われば気候が変わり、気候が変わればブドウの育ち具合が異なります。 また、ミネラルが豊富な土壌なら、ワインにもミネラル分が含まれ、独特の味わいになります。 (3)製造法の違い ワインの製造法も、数多くの種類があります。 たとえば、熟成をする際「木製の樽」と「ステンレス製タンク」のどちらを使うかで、味は変わります。 樽の場合は、木でできています。 木の風味がワインに溶け込みつつ、木目を通じて入ってくる微妙な空気がワインと混じり合い、ワインに複雑な風味をもたらします。 さらに細かく言うと、樽がどのような木からできているのかで、ワインの味も変わります。 独特の味わいを生み出しやすい製法ですが、樽の品質によってワインの熟成が左右されます。 そのため、不安定になりやすく、大量生産に向かないのが欠点です。 その点、ステンレス製タンクはそういうことがありません。 安定した状態でワインを熟成できるので、大量生産に向いていますが、面白みがなく平たいワインができやすくなります。 どちらがいいか、悪いかということはありません。 もちろん製造法はそのほかまだまだたくさんあります。 製造法のちょっとした違いによって、ワインはまったく異なった風味になります。 ---------- このように「品種」「産地」「製法」の3つの組み合わせによるパターンが多いため、ワインの種類も多くなっているのです。 ブドウの種類・産地・製造法の絶妙な組み合わせを、楽しむ。

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ハウスワインは、レストランの実力が反映されている。

レストランへ行ってメニューを眺めていると「ハウスワイン」と呼ばれるワインがあります。 そういう名前のワインがあるわけではありません。 ハウスワインというのは、レストランが独自に選んで、客に勧める手軽なワインのことです。 どのようなワインがハウスワインとして選ばれているのかは、レストランによって異なります。 このハウスワインですが、実に面白いのです。 あなたがレストランのオーナーになったつもりで考えてみましょう。 ハウスワインを提供するとき、できるだけ安く、できるだけおいしいものを飲んでいただこうと思うはずです。 すると、ハウスワインの選び方には、レストランの考え方やこだわりが、自然と反映されるのです。 判断は、レストラン側に委ねられているため、レストランのことが分かりやすいのです。 ハウスワインでレストランの実力が分かる、と言われます。 手頃な価格でも、品質の高いワインが選ばれていると、目利きのソムリエがいる可能性があります。 「なぜ、このレストランは、このハウスワインを選んだのだろうか」 そういうことを推理しながら食事をすれば、変わった楽しみ方ができることでしょう。 ハウスワインの選び方から、レストランの姿勢や考え方を感じ取る。

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急いでワインを冷やしたいときの3つの方法。

誕生パーティーや記念パーティーなどで、突然白ワインをプレゼントされた。 早速飲みたいけれど、冷えていない。 さて、どうしますか。 そんなとき、できるだけ早く冷やすための方法が3つあります。 (1)冷蔵庫に入れる まず単純な方法は、冷蔵庫に入れる方法です。 冷やすための最もシンプルな方法ですが、時間がかかるのがネックです。 およそ2時間かかります。 時間に余裕があるときは、冷蔵庫がおすすめです。 (2)冷凍庫に入れる 2時間も待てない人は、もう少し凝った工夫があります。 まず、タオルを1枚用意します。 水で濡らした後、固く絞ってボトルに巻いてから、冷凍庫に入れます。 冷蔵庫ではなく、冷凍庫です。 そのまま冷凍庫に入れるより、濡らしたタオルに巻いて入れるほうが、短時間で冷えます。 30分もすれば、かなり冷えているはずです。 ただし冷凍庫に入れるわけですから、出し忘れた場合、瓶が割れてしまうことがあるので注意をしましょう。 (3)水と氷を入れた容器に入れる 「30分も待てない。今すぐ冷やして飲みたい」 そういうときは、さらに工夫があります。 大きな容器を準備して、水と氷をたっぷり入れます。 容器の半分くらいが氷で埋まるくらい、たっぷりの氷を入れるのがポイントです。 その中にワインボトルを入れます。 すると、氷によって水が急激に冷え、冷えた水がワインボトルを冷やします。 およそ1分に1度くらいの割合で温度が下がっていきます。 15分後には、しっかり冷えているはずです。 急いで冷やしたい場合は、この方法がおすすめです。 状況に応じて、ワインの冷やし方を選択する。

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ワインは、作り手のこだわりや情熱が伝わりやすい飲み物。

絵は、見ることで感動を味わいます。 音楽は、聞くことで感動を味わいます。 ワインは、飲むことで感動を味わいます。 何に感動するのかというと、作り手のこだわりです。 私は「ワインは芸術作品だな」と思います。 絵画にせよ、音楽にせよ、芸術作品というのは、こだわればこだわるほど時間も手間もお金もかかります。 ワインを作る際、どのようなブドウから、どのような製法で作るのかは、作り手の判断に委ねられます。 おいしいワインに出合ったとき、作り手のこだわりが感じられます。 偶然できたおいしいワインではありません。 努力が積み重なってようやくできた、おいしさです。 ワインも、芸術の領域です。 ワインほど、作り手の熱意が伝わりやすい飲み物はありません。 汗と涙の結晶。 ワインを飲んでいると、作り手のこだわりをそのまま味わっているような感覚になります。 ワインそのものの味もありますが、そういう味を出すようにした作り手の熱意が伝わってくるような気がします。 そのとき、ふとワインのラベルに目をやると、生産者の名前が書いてあることがあります。 見たことも話したこともない人ですが、ひしひし伝わってくるこだわりや熱意に、感服してしまうのです。 ワインの作り手のこだわりや情熱に、感服する。

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酔うためにワインを飲むと、失敗する。
ワインは味わうために飲む飲み物だ。

ワインは、ごくごく飲む飲み物ではありません。 水やソフトドリンクのような感覚で飲みません。 ごくごく飲んでしまっては、もったいない。 酔うために飲むものではありません。 酔うために飲もうとすると、流し込むような飲み方になります。 流し込むように飲んでいると、せっかくのワインの風味や味わいが素通りになります。 ワイン独特の風味や味わいが感じられにくいのです。 酔うためにワインを選ぶと、お金がかかります。 物によっては、1本が数万円というものがあるほどです。 味にせよ、お金にせよ、もったいない飲み方です。 ワインは、ちびちびと飲む飲み物です。 少量を口に含むだけで、口全体に広がる風味があります。 口の中で、花火が爆発するような感覚です。 ワインは、一般的に高価です。 しかし、少量ずつ消費しますから、その点を考慮すれば、高いとは言えません。 問題は飲み方です。 酔うためではなく味わうために、ワインを飲む。

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ワインは、高価どころか、むしろ安い?

「ワインは高価だ」 本当にそうでしょうか。 少し考え方を変えてみましょう。 ワイン1本で考えると、どれも高価に映ります。 しかし、ワインはごくごく飲むためではなく、ちびちびと飲む飲み物です。 コーヒーでいう「エスプレッソ」に近い存在です。 エスプレッソは、少量です。 しかし、ほんのわずか一口で、風味が口全体に広がります。 少量ではありますが、コーヒーらしい風味が見事に凝縮されています。 ワインの場合も同じです。 たとえば、1本1万円のボトルがあるとします。 客観的に、ほかのアルコール飲料と比べれば、たしかに高い。 しかし、ちびちびとした飲み方なら、ボトル1本の消費には時間がかかるはずです。 室温なら、10日前後は楽しめます。 冷蔵庫やワインセラーなどを使って適切に保存すれば、最低でも1カ月、最長でも1年は持ちます。 それくらい長期間楽しめることを考慮に入れれば、高いとは言えません。 ワインの価格を時間で割れば、高くはないでしょう。 むしろ安いと言えませんか。 実はワインは安いということに、気づく。

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プロに見える、スパークリング・ワインの上手な注ぎ方。

二酸化炭素が含まれたスパークリング系のワインは、注ぐときに注意が必要です。 一気に注ごうとすると、泡の勢いによってワインがこぼれてしまうことがあります。 テーブルが汚れ、場の雰囲気が台無しですね。 こういう場合は、勢いを抑えて、じわじわゆっくり注いでいくのがポイントです。 はやる気持ちを抑え、泡があふれないよう注意しながら注ぎます。 もし、自信がない人は、2・3回に分けて注ぐといいでしょう。 こぼれないように注ぐ様子を見て「ワインに慣れているなあ」と感心されるに違いありません。 スパークリング・ワインは、こぼれないよう、ゆっくり注ぐ。

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ワインをおいしく飲むためのグラスの注ぎ方。

ソフトドリンクやビールなどでは、通常グラス一杯に注ぎます。 しかし、ワインの場合、ワイングラス一杯に注ぐのはエレガントではありません。 それは大変もったいない注ぎ方です。 空気に触れる面積が小さくなるばかりか、香りが逃げやすくなるからです。 ワインをよりおいしく飲むなら、おすすめの注ぎ方があります。 ワイングラス3分の1を目安にするのがポイントです。 ワイングラスを見てみましょう。 グラスの真ん中あたりが膨らんだ形になっているはずです。 なぜかというと、できるだけ空気に触れる面積を増やすためです。 ワインは空気に触れることで酸化され、風味を醸し出します。 注ぐとき、グラスの3分の1を目安にすることで、ワインが空気に触れる面積が最も大きくなります。 なおかつ、グラス内に香りがたまりやすくなります。 その結果、ワインを飲むとき、味や香りが味わいやすくなり、最もおいしくワインをいただけるようになります。 注ぎ方で味わい方が変わるのです。 あらためて、ワインの奥深さを思い知らされます。 ワイングラス3分の1を目安に、注ぐ。

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なぜ、白ワイン用グラスより、赤ワイン用グラスのほうが大きいのか。

もし、白ワインと赤ワインを同時にいただく機会があれば、ぜひ確認してほしいことがあります。 ワイン用グラスとはいえ、白ワインと赤ワインとで、別々のグラスが用意されているはずです。 しかも、ワイングラスの大きさが異なります。 白ワイン用グラスより、赤ワイン用グラスのほうが少し大きいのです。 同じ大きさでも問題ないような気がします。 なぜでしょうか。 一言で言えば、専用のグラスは、ワインをよりおいしく楽しむために用意されています。 白ワインが小さいのは「冷たい温度を保ちやすくするため」です。 通常白ワインは冷えていますが、グラスのサイズが小さいことで、ぬるくなるのを防ぐ効果があります。 このことで、白ワイン本来のおいしさを味わいやすくなります。 一方、赤ワイン用グラスが大きいのは「酸化を進めるため」です。 できるだけ空気に触れる面積を大きくするため、大きいサイズになっています。 また、赤ワインは香りが強いのが特徴です。 香りを逃げにくくするため、グラスは丸みを帯びた形をしているのです。 白ワイン用グラスと赤ワイン用グラスの形の意味に、気づく。

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ワインを保管するときに気をつけたい3つのタブー。

ワインは繊細です。 醸造して作られていますから、ささいなことで味が変わってしまいます。 基本的にワインを保管するときの理想は「暗くて湿っていて寒い場所」です。 ワインセラーなら、適切な環境が手軽に手に入れられます。 しかし、ワインセラーを持っていない場合、保管には注意が必要です。 ワインを保管するとき、タブーがあるのでチェックしておきましょう。 (1)乾燥させてはいけない 乾燥しすぎる場所に置くと、コルクが緩みやすくなります。 柔らかいコルクが石のように堅くなり、抜きにくくなります。 また、微生物が侵入しやすくなります。 理想的な適度な湿度は、70パーセント前後です。 (2)光を当てない 保管をする際、光が当たる場所はいけません。 光が当たると、ワインの熟成が早く進みすぎて、味が変質します。 特に直射日光は、紫外線が含まれているため言語道断です。 ちなみにワインボトルが黒い理由は、この光を遮る意味が込められています。 保管に関しては、完全な暗闇が理想です。 (3)高温にさらさない ワインは、冷たいと熟成が遅くなり、温かいと熟成が早くなります。 そのため、熟成の軽い白ワインは冷たく保存し、熟成を重視する赤ワインは室温で保管します。 白ワインであろうと、赤ワインであろうと、高温はタブーです。 温度が高いと熟成が早く進み、味が悪くなります。 理想的な温度は、10度から15度の低温です。 ワインを保管するときは「乾燥・光・高温」を避けるようにする。

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ワインの「当たり年」「外れ年」の意味とは。

ワインの世界では「当たり年」「外れ年」という言葉がよく使われます。 ワインは、ブドウから作られます。 ブドウの品質は、ワインの品質を大きく左右する最も重要な要素です。 では、ブドウの品質は何で決まるのかというと、主に「天候」です。 天候に限っては、人工的に操ることができず、年によって大きな変動があります。 一般的に天候に恵まれた年は、品質のよいブドウが採れやすく「当たり年」と呼ばれます。 一方、天候に恵まれなかった年は、品質のよいブドウが採れにくく「外れ年」と呼ばれます。 当たり年のワインは、おいしいワインが多く、品質が高いものが多いのです。 ちなみに、外れ年のワインは、あえて年次の記載がされていません。 外れ年と分かれば売れ行きが悪くなる可能性があるため、記載を避けているのです。 こういう話を聞くと、外れ年のワインはおいしくないと思い込む人がいますが、これは誤りです。 「当たり年」という表現は、あくまで「ブドウのでき具合」です。 「ワインのでき具合」を示しているのではありません。 外れ年でも、作り手の手腕によって、十分においしいワインを作れます。 当たり年のワインがおいしいのは当然ですが、外れ年のワインも十分おいしく楽しめるワインなのです。 外れ年のワインはおいしくない思い込みを、やめる。

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シャンパンは、音を立てずに開けるのがエレガント。

「ポンッ!」 シャンパンといえば、抜いたコルクが勢いよく飛んでいくイメージがあります。 しかし、見方によっては危険です。 抜き方によっては、鉄砲玉と変わらないほどの勢いがあります。 飛んだコルクで、家具を壊したり壁に穴を開けてしまったりすることもあるのです。 あまり表沙汰にはなりませんが、勢いよく飛んだコルクが当たって命を落としたケースもあります。 華やかな雰囲気を演出しようと、羽目を外しすぎないことが大切です。 シャンパンは、音を立てないようにコルクを抜くのエレガントです。 ナプキンをワインの口に巻いて、コルクの頭をしっかり押さえながらゆっくり抜きましょう。 コルクを回すより、ワインボトルを回すほうが、うまくコルクが抜けるようになります。 また、栓を抜く前に、氷で瓶ごと冷やしておくと、コルクを抜いたときの噴出を防げます。 シャンパンは祝宴などの場面で登場しますが、華やかな雰囲気を演出したいとはいえ、コルクの抜き方には十分注意をしましょう。 コルクは、音を立てずに抜くようにする。

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デザートワインの代表「貴腐ワイン」とは。

白ワインには、甘口から辛口まであります。 さらに甘口の中でも「超甘口」に分類される「貴腐ワイン」と呼ばれるワインがあります。 これは甘いワインです。 「甘い」という表現では、まだ足りないくらいです。 口にするやいなや、とろりと溶けてしまいそうになるほど、糖度の高いワインです。 そうした特徴から、一般的に食後に飲む「デザートワイン」として飲まれています。 どうやってこうしたワインが出来上がるのでしょうか。 通常のワインでは、採れたてのみずみずしいブドウを使います。 しかし、ブドウに特殊な細菌が付着すると、細菌によって水分を吸い取られてしわくちゃになり、ブドウがカビだらけになります。 いわゆる、腐ったブドウです。 この状態を見れば、捨てるしかないように思えますが、ブドウの中ではさまざまな反応が起こり、異常な甘みを生み出しています。 貴腐ワインは、こうしたブドウを使って作られます。 特別なブドウの状態ですから、一般的に製法が難しく、しかも大量生産ができないため、希少で高価なワインになります。 飲んだことがない人は、甘みを覚悟してから飲むようにしましょう。 かなり強い衝撃を受けるに違いありません。 大げさな表現になりますが、砂糖より、はるかに甘いです。 「世の中にこれほど甘い飲み物があるのか」と度肝を抜かれること、間違いなしです。 食後のデザートワインに「貴腐ワイン」を飲んでみる。

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ロゼの辛口スパークリング・ワインは、どんな料理にも合う万能ワイン。

料理とワインには、相性があります。 どのようなワインが合うのかは、料理によって決まります。 一般的な原則としては「魚料理には白、肉料理には赤」と言われます。 日常の食事には、数多くの料理が登場しますから、合わせようとするとワインの種類もかなりの数に上るでしょう。 白ワインは甘口から辛口までありますし、赤ワインも軽いものから重いものまでさまざまです。 しかし、考えてみましょう。 毎日の料理にワインを合わせようとすると、数多くのワインを揃えなければならなくなります。 保管する場所を取られますし、何しろお金がかかりすぎて、現実的ではありません。 何かいい方法はないのでしょうか。 そんなとき、どんな料理にも合わせやすい万能ワインがあります。 「ロゼの辛口スパークリング・ワイン」です。 ロゼは白と赤の中間であり、さまざまな料理を一度にカバーできます。 また爽やかな喉越しは、食欲をそそりますし、辛口はさまざまな料理と相性が合います。 もちろん個人差はありますが、洋食のみならず、中華料理や和食料理にも合うはずです。 選ぶのが苦手という人は、酒屋に行って「ロゼの辛口スパークリング・ワインをください」と言えば、店員が適切に選んでくれます。 さまざまな料理に合うワインとして「ロゼの辛口スパークリング・ワイン」を選ぶ。

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よいワインショップに見られる5つの特徴。

いくらおいしいワインでも、ワインショップでの陳列が悪いと、味が変質してしまい台無しになっています。 ワインショップで、どう保管されているかは、ワインの品質を決める重要なポイントです。 よいワインショップでは、ワインの品質が保たれるよう、工夫を凝らしています。 では、ここで、よいワインショップに見られる5つの特徴をご紹介します。 (1)店内が薄暗い よいワインショップは、店内の全体、あるいは一部が、少し薄暗くなっています。 ワインは光に弱いため、品質劣化を防ぐため、わざわざ薄暗くしているのです。 (2)ワインの種類によって保管方法が異なっている スクリュー・キャップ式のワインの保管は、縦に立てても横に寝かしてもいいのですが、コルク式は少し異なります。 コルク式のワインは、横に寝かせて保管するのが一般的です。 ワインとコルクが触れることで、コルクが膨張し、微生物などの混入を防ぐ効果があるからです。 (3)ワインの詳細が書かれたタグがある 購入者のことを考えているワインショップには、タグにはさまざまな情報が書かれているのが特徴です。 産地・年代・タイプなど、タグや値札などに、ワインの詳細情報が書かれていると、初心者にもよく分かりますね。 店主が買い手の立場になって考えている証拠です。 また、ワインについての見識を少しでも深めてほしいという、店主からの配慮や愛情もうかがえます。 (4)高級ワインは、ワイン専用冷蔵庫に保管されている 安いワインとは異なり、1本が数万円もする高級ワインは、保管方法にも力を入れます。 ワインを売る都合上、室温の店内に置くのは仕方ありません。 しかし、高級ワインに関しては、特別なワインセラーで保管するのが一般的です。 鍵のかかったガラス張りのワインセラーが、暗い場所で保管されていれば、高級ワインの品質が保たれていると考えていいでしょう。 (5)店主の対応がよく、専門知識を有している 店員はアルバイトで働いている人が含まれるため、聞くなら店主です。 丁寧な対応であったり、ワインについて詳しく説明してくれたりする店主なら、ワインの品質もよいと考えていいでしょう。 よいワインショップを、見分ける。

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ワインのコルク上部にあるカビは、品質劣化品と誤解されやすい。

「うわっ、汚いなあ」 ごくまれにではありますが、ワインショップで見かけるワインの中には、コルクにカビらしきものが生えていることがあります。 一見すれば、ワインに何か重大な問題があるように思えますが、実は違います。 品質劣化ではないかと誤解されやすいケースです。 ワインを保管する際、理想的な湿度は70パーセント前後です。 少し湿っている状態です。 普通に見ると、品質劣化品と誤解されることが多いのですが、そうではありません。 むしろコルクのカビは、適切な湿度で長期間にわたって保管されていた証拠なのです。 コルクの上のカビを、品質劣化品と誤解しないようにする。

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たくさんの種類のワインは、それだけ楽しみが存在するという証し。

ワインの入門が難しいと感じるのは「種類の多さ」です。 多種多様なワインがあり、味もそれぞれです。 さまざまなワインの種類があって、なかなか自分の舌に合うワインを見つけにくい。 慣れないうちは、ワインの名前はどれも似たような名前に聞こえます。 種類の豊富さといい、難しい名前といい、敷居が少し高く感じられます。 しかし、多種多様なワインがあるからこそ楽しいのです。 「これは、どんなワインだろうか」 「これは、どんな味わいだろうか」 そう思うことで、楽しみが増えます。 種類が少なければ、すぐ飽きてしまいそうですが、種類が豊富ですから、たくさん試す価値があります。 数え切れないからこそ、数え切れないほどの楽しみがあるといえるのです。 数え切れないワインの種類から、数多くの楽しみを見いだす。

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ブルゴーニュとボルドーの飲み比べは、ワイン入門コースにうってつけ。

ワインに慣れないうちは、どんなワインから入っていけばいいのか途方に暮れます。 個人の好みで入っていけばいいのですが、種類が多くて、なかなか決められないときがあります。 そういうとき、まずブルゴーニュとボルドーの飲み比べから始めるのがおすすめです。 初心者のためのワイン入門コースです。 ブルゴーニュは、フランスのブルゴーニュ地方で生産されたワインです。 ボルドーは、フランスのボルドー地方で生産されたワインです。 どちらも生産地の名前がそのまま銘柄になったものですが、一度飲み比べてみましょう。 味に大きな違いがあることに驚くはずです。 実は「ブルゴーニュはワインの王様。ボルドーはワインの女王」とも言われています。 ブルゴーニュは濃い赤にどっしりした味わいが男性的と言われます。 ボルドーは色が淡くて繊細な味わいが女性的と言われています。 その違いが感じられると、ワインというのは面白く感じられるようになります。 「今までワインはどれも同じと思っていた。しかし、そうではなかった」 今まで「ワイン」という一言で片付けていたが、実はそうではないことに気づきます。 ここから「ワインは面白いな」と思い始め、次第に興味や関心が広がっていくきっかけになります。 ワインの世界に入る、ちょうどいい入り口になるはずです。 ワインの入門として、ブルゴーニュとボルドーの飲み比べから始める。

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高級なワインや持ち込みワインは、少し残して帰ると、ソムリエに喜ばれる。

以前レストランで食事をしていた際、ソムリエから意外な話を聞かせてもらったことがあります。 「毎日ワインばかり飲んでいるんですよね」と問いかけたところ「いえ、そうでもありませんよ。よく誤解されます」 という意外な返事が返ってきたことがあります。 一瞬、会話に沈黙が走りました。 レストランにいるソムリエとはいえ、いつも高級なワインを口にしているとは限りません。 仕事柄、ワインばかりを飲んでいるというイメージがあるのですが、誤解です。 たしかにソムリエは、ワインに詳しい有識者です。 しかし、ワインについて客の相談に乗るのが仕事ではありますが、ワインを飲む仕事ではありません。 ソムリエは、仕事中にワインを飲みません。 仕事中にワインを飲んで酔ってしまうと、仕事にならなくなります。 ましてや、高級ワインを口にする機会も限られているはずです。 しかし、ソムリエという仕事上、高級ワインは口にしたいものです。 そこで高級ワインをレストランでオーダーした際は、帰り際にボトルにワインを少し残しておくと、ソムリエに喜ばれます。 「少し飲みきれなかったので、よければどうぞ」 こっそり高級ワインを口にできる機会ができ、ソムリエとの信頼関係を深めるきっかけになります。 ソムリエの気持ちを理解できる客として、一目置かれるに違いありません。 また、レストランにワインボトルを持ち込んだ際も、お礼として少しワインを残しておくと、ソムリエに喜ばれます。 ソムリエに対する感謝を表現する手段として、ぜひ心得ておきましょう。 ソムリエのために、高級ワインを少し残しておく。

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11月の第3木曜日は、ボジョレ・ヌーボーの解禁日。

11月の第3木曜日。 この言葉を聞いて、ぴんとくる人は、かなりのワイン好きではないでしょうか。 そうです、ボジョレ・ヌーボーの解禁日です。 「ボジョレ」というのは、フランスのブルゴーニュ地方の南端にある「ボジョレ地域」を指します。 ここは、ワイン産地の中でも特に歴史が古く、世界的に有名なワイン産地の1つとして知られています。 「ヌーボー」というのは、フランス語で「新しい」という意味です。 つまり、ボジョレ・ヌーボーというのは「フランス・ボジョレ産の新作の赤ワイン」という意味です。 ボジョレ・ヌーボーの作り方は特殊で、たった1カ月で熟成させる手法で作られます。 そのため、比較的飲みごろは短く「1カ月から半年」と言われます。 つまり「早飲み用のワイン」です。 比較的渋みが少なくて、軽めであることが特徴です。 ところで、なぜ「解禁日」という日を作ったのでしょうか。 実は当初、ボジョレ・ヌーボーに解禁日はありませんでした。 すると、各メーカーがどこより早く出荷しようと競争になり、その結果、粗悪なワインが出回ってしまった時期がありました。 ワインで有名なフランスの名誉にかけ、粗悪なワインが出回ることは許しがたいことです。 そこで出荷競争が起こらないよう、1984年フランス政府によって、出荷解禁日を設けたのです。 では、さらに疑問なのは、なぜ「木曜日なのか」ということです。 たとえば、解禁日を「20日」に設定したとすると、年によっては20日が日曜日になる場合があります。 日曜は、役所や運搬業者などがお休みになります。 そのため、出荷スケジュールや売れ行きに影響が出る場合があるため、土曜や日曜を避けた「第三木曜日」と決められたのです。 さあ、年に一度の11月の第3木曜日、午前0時。 年に一度のワインのお祭りを楽しんではいかがでしょうか。 11月の第3木曜日は、ボジョレ・ヌーボーを楽しむ。

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ワインに含まれる酸化防止剤には、意外な効用がある。

ワインラベルの裏には、ワインに含まれる内容物の表示があります。 ワインボトルにはワインしか含まれていないのかと思えば「酸化防止剤」が入っていることに気づくはずです。 いかにも体に悪影響がありそうですが、実際はどうなのでしょうか。 もちろん過剰に摂取すれば体に悪影響を及ぼします。 しかし、ワインに含まれている酸化防止剤は、体に影響のない程度しか含まれていませんので、過剰摂取する心配はありません。 自然のブドウをそのまま使っていると、酸化は早く進みます。 おそらくほとんどのワインボトルに、これが使われているはずです。 酸化防止剤が使われるのは決して特別なことではなく、世界的にも一般的です。 また、酸化防止剤には、ほかにも重要な働きがあります。 酸化防止剤である「亜硫酸」には、酸化を防ぐ効果のほか、実は殺菌力もあるのです。 ブドウの皮やタネからの成分の抽出を促したりする効果もあります。 酸化防止剤があるからワインの味を損ねているという誤解をもたれている人が多いのですが、逆です。 酸化防止剤があるからこそ、ワインの味を保つことができているわけです。 名前からしていかにも悪者扱いされそうですが、ワインには欠かせない役目を果たしています。 ワインの酸化防止剤に対する偏見を、見直す。

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フランス産のワインでよく目にする「AOC」とはどういう意味なのか。

フランス産のワインのラベルを見ていると「AOC」という文字を見かけることがあります。 AOCとは、フランスのワインを取り締まる法律です。 1930年代、フランスでは長きにわたってブドウの不作が続きました。 そんな中、フランスの有名産地を語ったワインが出回り、フランスのワイン業界が大打撃を受けた時期がありました。 ワインの品質を確かめる目印がなければ、本物か偽物かを消費者が確認できるすべもなかったのです。 大打撃を受けたフランスは、偽物ワインの排除のため、ワインに関する法制化を進めました。 ワインの品質とフランスのワイン産地を保護する目的のため、1935年「AOC」という法律が出来上がったのです。 この法律には、使われるブドウの品種・栽培方法・醸造方法など、ワインの品質に関する基準が詳しく規定されています。 つまり「AOC」の記載があれば、たしかな品質が保証されているワインということです。 こう聞けば、希少で高級ワインというイメージが持たれますが、ものによります。 たしかに希少で高級なワインもありますが、安くて簡単に手に入るものもあります。 AOCというのはあくまでワインの品質の基準であり、ブランドではありません。 品質をクリアしているワインは数多く存在しているため、ものによっては手頃な価格で簡単に手に入ります。 ワインショップに行くことがあれば、ぜひAOCが付いたワインを探してみてはいかがでしょうか。 「AOC」の記載があるワインを一度、飲んでみる。

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高価な高級ワインを、簡単に飲む方法。

大切な日には大切な人とレストランで食事する際、高級ワインをオーダーすることがあるでしょう。 フォーマルなレストランほど、一般的なワインのほか、高級ワインも用意されているはずです。 おいしいワインというのはそれだけ手間暇も時間もかかっているため、価格が高額になります。 お金がある人ならいいのです。 しかし、普通は高額のため、1人ではとても購入できませんね。 一度は口にしてみたいと思いませんか。 高価な高級ワインを、簡単に飲む方法があります。 知り合いと大勢でお金を出し合って買えばいいのです。 「なんだ。そんなことか」と思うでしょうが、実践している人は少ないものです。 大勢の知り合いと一緒にレストランで食事をすることがあるでしょう。 たとえば、1本が5万円もする高級ワインのボトルがあるとします。 1人では、さすがに買えません。 しかし、10人でお金を出し合えば、1人5,000円です。 1人が飲める量は限られますが、高級ワインを5,000円で飲めるなら、予算の都合がつくのではないでしょうか。 なにより、お金を出し合って飲む本当の目的は「思い出の共有」ができることです。 高級ワインを仲間同士たちと一緒に味わえるのです。 至福の時間を共有でき、忘れがたい思い出になるに違いありません。 1人の財布では厳しくても、大勢の財布から出し合えば、簡単に手が届くはずです。 高級ワインは、大勢でお金を出し合って挑戦してみる。

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ワインの堅苦しい持ち方は、自分がおいしくいただくためのマナー。

ワインの持ち方は、厳密に決まっています。 あらゆる飲み物の中で、ワインほど注ぎ方・飲み方・持ち方が厳密に決まっている飲み物はありません。 「親指・人差し指・中指の3本で、ワイングラスの足を持つ」 これが正式なワイングラスの持ち方です。 薬指や小指は立てず、自然に揃えるようにします。 逆に、してはいけない持ち方もあります。 グラスの部分に手をつけるような持ち方はしません。 「堅苦しいな。なぜワイングラスの持ち方までそんなに厳密に決まっているのか」 実は、この持ち方には、大切な2つの意味が込められています。 (理由1)ワインの味を損ねないため ワインは大変繊細です。 グラス持ち方だけで、味が変わってしまいます。 手の微妙なぬくもりが伝わって、味が変化してしまうからです。 できるだけワインに手のぬくもりが伝わらないよう、足の部分を持つことになっています。 (理由2)ワインの美しい色を目で楽しむため ワイングラスの足を持つことで、ワインの美しい色を目で楽しめます。 目で楽しめ、ワインはより味わい深く感じられることでしょう。 ワインの堅苦しい持ち方は、自分がおいしくいただくためのマナーなのです。 ワインの味を損ねないように、親指・人差し指・中指でワイングラスの足をつかむ。

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ワイナリーの見学ツアーに参加すると、ワインへの意識が向上する。

もし、ワインに関心のある人がヨーロッパへ海外旅行に行く機会があれば、ぜひともワイナリーの見学ツアーがおすすめです。 出来上がったワインを見ているだけでは、どのような過程で作られているのか、分かりにくいものです。 単にワインを飲むだけもいいのですが、実際にワイナリーを見学すれば、よりワインの知識が深まります。 広大に広がるブドウ畑。 熟成するために、ワインが入れられた樽。 醸造設備。 ブドウの栽培から醸造まで、実際にスタッフの説明や使われる機材などを見ていると、生産者の苦労や思いが伝わってきます。 ワインに対する見方が変わるに違いありません。 ワインを作る人たちの苦労を知ることで、今まで以上にワインをおいしく飲めるようになります。 また、ヨーロッパだけでなく、アメリカや日本でもワインの醸造所はたくさんあります。 機会があれば、ぜひ参加してみましょう。 ワイナリーの見学ツアーに参加する。

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プロに匹敵する、ワインのコルクの上手な開け方。

ワインのコルクの抜き方ご紹介します。 手順を紹介するほどのことでもないだろうと思うのですが、とんでもない。 たしかにワインオープナーを使えば、素人でも適当な方法で開けられますが、そう単純ではありません。 こぼさないようにしたり、ワインの風味を保ったりするために、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。 (1)ワインを拭く コルクを抜くとき、まずはここから始めます。 いきなりコルクを抜きません。 まずキッチンペーパーなどを使って、ワインボトルの全体をきれいに拭きます。 単にワインをきれいにするという目的だけではありません。 コルクを抜くために力を入れたとき、ほこりなどがついていると、滑ったり落としたりすることを防ぐ目的です。 (2)キャップシールを外す キャップシールは手で直接剥がしてもいいですが、破いた後が見苦しく、エレガントではありません。 そこでナイフを使って、キャップの周囲に一周ぐるりと切り目を入れます。 すると、美しくシールを剥ぐことができます。 (3)コルクの中心にスクリューの先端を差し込む 一番大切なポイントです。 まず、コルクの中心にワインオープナーのスクリュー部分を差し込みます。 垂直になるのが理想です。 もし斜めに入ってしまうと、コルクが抜きにくくなるからです。 真ん中に差し込んだ後は、スクリューをくるくる回しながら深く差し込んでいきます。 注意したいのは「差し込む深さ」です。 浅すぎると、コルクに力が入らないので、深く差し込もうとしますが、深く差し込みすぎるのはよくありません。 スクリューがコルクを貫通してしまうと、コルクの木の粉がワインに落ちてしまうためです。 (4)コルクを抜く しっかりスクリューがコルクに固定されれば、コルクをゆっくり引き上げます。 うまく抜くコツは「スクリューを回す」より「ボトルを回す」ほうが、うまく抜きやすくなります。 (5)ボトルの口の周りをきれいに拭く 忘れがちなのは、コルクを抜いた後です。 コルクを抜いた直後は、コルクの破片などがボトルの口周りに付着しています。 キッチンペーパーなどで、きれいに拭き取りましょう。 上手なコルクの抜き方をマスターする。

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フランスの「セカンドワイン」の意味とは。

フランスのワインの中には「セカンドワイン」と呼ばれるものがあります。 ワインショップにおいても「セカンドワインを入手しました」という広告を見かけることがあります。 セカンドワインがあるわけですから、当然「ファーストワイン」も存在します。 どのような違いがあるのでしょうか。 ファーストワインは、フランスのトップクラスのワイン、5大シャトーなどが代表です。 いわば、世界で認められた、フランスの超高級ワインです。 フランスの最も高いワイン基準をクリアしているワインです。 1級格付けされているものが、ファーストワインです。 伝統があり、高品質であり、世界的に認められています。 それに対して、伝統や品質面において、ファーストほどのレベルに達しなかったワインを「セカンドワイン」と呼びます。 こう聞けば、セカンドワインに対して悪い印象を持つ人がいるのですが、劣化品というわけではありません。 あくまで、ファーストレベルには届かない品質というだけです。 例えて言えば、最終面接で落とされたワインということです。 最終面接までは多くの基準をクリアしているわけですから、それなりの高品質があることはたしかです。 セカンドワインは、高品質でありながら、手頃な値段のものが多く見られます。 気軽にフランスワインを楽しみたい人には、おすすめなのです。 セカンドワインに対する誤解を、取り払う。

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