執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

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「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。

「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。 | 食事の作法とマナーの30の基本

本屋では「食事マナーの基本」「大人の食事マナー」といった内容の本を多く見かけます。

私は、食べるのが大好きです。

食べるときにはかっこよく、礼儀よく、きれいな食べ方をしたいと思います。

本屋に行って、マナーの本をよく読んだものです。

しかし、本屋にあるマナーの本には、いつも大切なことが抜けていて、不思議に思うことがあります。

フォークの持ち方やナプキンの使い方より、はるかに大切なことがあります。

食事の際の「いただきます」と「ごちそうさま」の一言です。

「食べるときには『いただきます』と『ごちそうさま』が大切」とは、なかなか書かれていません。

当たり前すぎることだからでしょうか。

では、当たり前すぎる「いただきます」と「ごちそうさま」をきちんと言えていますか。

今「いただきます」と「ごちそうさま」を言えない人が増えています。

親から、食事の際の一言を教わらずに育っています。

今、日本では「飽食の時代」といわれています。

食べ物が不足していた時代とは違い、今は、食べ物があふれている時代です。

コンビニに行けば、簡単に食べ物を手に入れることができます。

デパートに行けば、野菜やパン、ご飯など何でも手に入ってしまいます。

そのために「食べることへのありがたみ」を忘れているのです。

本来生きるためには「食べる」ということは、必要なことです。

生きるために、欠かすことのできない基本的な生理現象です。

だから余計に、食事の際は食べることに対して、感謝をして食べることこそ、本当にかっこいい食事マナーなのです。

会社の雰囲気や食べる場所によっては、大きな声で「いただきます」「ごちそうさま」と言いにくいこともあるでしょう。

そんなときは、心の中で「いただきます」「ごちそうさま」と言いましょう。

食事に感謝して食べることができるほうが、はるかに大切な食事マナーなのです。

食事の作法とマナーの基本(1)
  • 「いただきます」「ごちそうさま」と言って、食事に感謝をする。
「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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