執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

15

「それからどうなったの」

「それからどうなったの」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

親は子どもの話を積極的に聞く姿勢を持ちましょう。

これはむしろ親から積極的に聞くことです。

親が子どもの話を聞くのはコミュニケーションのバランスを整えるために必要不可欠です。

親は子どもの話を折らず、相槌あいづちを打ちながら聞いてあげましょう。

話の途中では「それからどうなったの」という言葉を、入れましょう。

これには、大切なニュアンスが3つ含まれています。

  • 「子どものことを知るいい機会になること」
  • 「子どもにもっと話をさせる」という意味
  • 「親は子どもを愛していることを伝える」という意味

第1の理由は、やはり「子どものことを知るいい機会になること」です。

子どもに話をさせることで、子どもが普段、学校や友人などふと思っていることを発表する機会になります。

この発表をするなかで芽生えるのは、第2の理由であるコミュニケーション能力の上達です。

話をする行為は、自分の内側にあることを吐き出すアウトプット作業です。

自分の思っていることを、相手にわかりやすく伝えるために頭を整理したり、言葉や表現を工夫する機会になったりします。

第3の理由は「親から愛されていることが伝わること」です。

親から「それからどうなったの」と聞かれると「興味をもたれている。愛されている」と伝わります。

抱きしめるだけが愛情表現ではありません。

話を真剣に聞いてもらえるというのも、愛情表現の1つになります。

今日子どもが話をしている最中に言ってみましょう。

「それからどうなったの」と。

すると、子どもは笑顔になり、次々と話を進めてくれることでしょう。

子どもがすくすく育つ言葉(15)
  • もっと子どもの話を聞く姿勢を持つ。
「自信がないときほど、胸を張りなさい」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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