執筆者:水口貴博

子どもを上手に叱る30の方法

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子どもの話がわからなくても、うやむやにしない。

子どもの話がわからなくても、うやむやにしない。 | 子どもを上手に叱る30の方法

子ども同士が喧嘩をしている。

兄弟がいれば、兄弟喧嘩は日常茶飯事。

友人と喧嘩をすることもあるでしょう。

こういうとき、いきなり叱るのはよくありません。

まず子どもから事情を聞くことが第一ですね。

言い訳しか出ないこともありますが、何か仕方ない事情があるのかもしれません。

とにかくまずは話を聞くことです。

さて、そんな子どもの話です。

時に、支離滅裂で何を言っているのかわからないときがあります。

子どもなりに事情を伝えようとしますが、まだまだ表現が物足りず、ぴんとこない。

そういうときに、親がすぐいらいらするのはよくありません。

子どもの話がわかりにくくて、うやむやにするのもいけません。

きちんと子どもの話を理解できるからこそ、親なりの指導やアドバイスができるようになります。

単純な方法があります。

「もう少しわかりやすく話して」と言えばいい。

子どもの話がわからなければ「言っている意味がわからない」と正直に言うことです。

もう少しわかりやすく言ってもらえるように伝えます。

子どもは必死になって話をまとめようとします。

親にわかってもらえないと自分の立場がないと思い、必死になります。

短くしたり、話のポイントをまとめたり、大切な部分だけを抜き出したりなど、子どもなりに試行錯誤を繰り返すことでしょう。

すると、話を要約する練習ですね。

こういう機会だからこそ、わかりやすく話ができるようにさせる機会なのです。

子どもを上手に叱る方法(29)
  • 子どもの話がわからないときには「もう少しわかりやすく話をして」と正直に言う。
父と母が同時に叱るのは、逃げ場がなくなりショックが大きくなる。

子どもを上手に叱る30の方法

  1. 消極的な性格の原因は、親の叱り方にあった。
  2. 怒鳴られて育った子どもは、消極的になる。
    褒められて育った子どもは、積極的になる。
  3. 単に怒るだけではいけない。
    なぜいけないのか理由を必ず含めること。
  4. 「なぜ」は、魔法の言葉。
    子どもに質問すると、成長が促される。
  5. 人格否定・存在否定をしない。
    否定するのは行為だけでいい。
  6. 子どもにばかと言い続けると、本当にばかになるのは本当の話。
  7. 面倒でも、一人一人に接するのが一番効果は高い。
  8. 名前をきちんと呼んであげると、子どもは素直に言うことを聞く。
  9. ゆっくりした叱り方を心がけよう。
  10. 一度にいくつも指摘すると、どれも覚えられなくなる。
  11. 子どもの反省を促すためには、厳しい言葉より、長い沈黙のほうが効果的。
  12. 大勢の前では、叱らない。
  13. しゃがんで目線を子どもに合わせると、訴える力が強くなる。
  14. 行動を制限する言葉より、行動を変える言葉を口にする。
  15. 軽微な注意は、1分ルールを徹底する。
  16. 「ダメです」という表現を「よくない」という表現に言い変える。
  17. 1つのおもちゃから、たくさんの楽しみ方を引き出すことが大切。
  18. 存在を肯定しながら叱ると、子どもは前向きになる。
  19. 子育ての限界の兆候を見逃すな。
  20. いらいらしたときに、叱らない。
    怒ったときほど、叱らない。
  21. 自分より成長が早くても、気にしないように子どもを力づける。
  22. ひどい体罰をされた子は、親を否定し始める。
  23. 叱ったことが改善されていれば、すかさず褒める。
  24. 子どもに共感してから、叱る。
  25. どうすればいいのかわからないだけ。
  26. 子どもが高価な花瓶を落として割ったとき、あなたならなんと言いますか。
  27. 子どもの身の回りに高価な物を置かなければ、叱る回数も少なくなる。
  28. 叱った後こそ、いつもより話しかける回数を増やす。
  29. 子どもの話がわからなくても、うやむやにしない。
  30. 父と母が同時に叱るのは、逃げ場がなくなりショックが大きくなる。

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