子ども同士が喧嘩をしている。
兄弟がいれば、兄弟喧嘩は日常茶飯事。
友人と喧嘩をすることもあるでしょう。
こういうとき、いきなり叱るのはよくありません。
まず子どもから事情を聞くことが第一ですね。
言い訳しか出ないこともありますが、何か仕方ない事情があるのかもしれません。
とにかくまずは話を聞くことです。
さて、そんな子どもの話です。
時に、支離滅裂で何を言っているのかわからないときがあります。
子どもなりに事情を伝えようとしますが、まだまだ表現が物足りず、ぴんとこない。
そういうときに、親がすぐいらいらするのはよくありません。
子どもの話がわかりにくくて、うやむやにするのもいけません。
きちんと子どもの話を理解できるからこそ、親なりの指導やアドバイスができるようになります。
単純な方法があります。
「もう少しわかりやすく話して」と言えばいい。
子どもの話がわからなければ「言っている意味がわからない」と正直に言うことです。
もう少しわかりやすく言ってもらえるように伝えます。
子どもは必死になって話をまとめようとします。
親にわかってもらえないと自分の立場がないと思い、必死になります。
短くしたり、話のポイントをまとめたり、大切な部分だけを抜き出したりなど、子どもなりに試行錯誤を繰り返すことでしょう。
すると、話を要約する練習ですね。
こういう機会だからこそ、わかりやすく話ができるようにさせる機会なのです。