子どもを褒めるときと言えば、目に見える結果がほとんどです。
「テストで良い点を取ったとき」や「試合に勝ったとき」など、目に見える結果ですね。
何かを達成すれば、結果が得られるので、そのタイミングで親も褒めやすい。
しかし、褒めることと言えば、目に見える結果だけとは限りません。
一生懸命に努力をした結果が、目に見えないこともあります。
その代表が「我慢」です。
我慢は地味です。
地味ですが、大きなストレスを抱える作業です。
もしかしたら、何かを達成するより大変かもしれません。
はっきりした結果が目に見えないため、親は子どもの我慢を見落としてしまいがちです。
もちろんそうした我慢の結果も、子どもが努力した大きな結果の1つです。
子どもが大好きなお菓子を、3時まで我慢するだけでも大変です。
子どもが我慢すべきところできちんと我慢できていれば、親はきちんと褒めてあげましょう。
「よく我慢したね。偉い!」と言えばいい。
夢を達成するために、我慢をすることも必要な技能です。
いえ、勉強でも仕事でも必ず我慢は登場します。
子どもに我慢を覚えさせましょう。
もちろん達成できたときには、きちんと褒めてあげましょう。