「まだ子どもだからね」という一言を言っていませんか。
重いものを持てないときや難しい問題が解けないとき、親がふと言いやすい一言です。
もちろん親に悪気はないでしょう。
未熟な子どもには、できないことがたくさんあります。
子どもだからできなくて仕方ないと思うのも、おかしなことではなく、普通のことです。
しかし、子どもにとって嬉しい言葉ではありません。
「まだ子どもだからね」と言われると、子どもはばかにされているように感じます。
見下されている様子は、幼い子どもでもしっかり理解します。
ふと言ってしまう言葉ですが、ひそかに子どもは傷ついています。
事実であっても、言ってはいけない言葉なのです。
「まだ子どもだからね」は禁句にしましょう。
こういうときは「いつかできるようになるよ」という言葉がおすすめです。
親の期待が伝わる一言です。
親からの期待を感じた子どもは「親に認められたい。もっと頑張るぞ」と意気込み、向上心に火がつくでしょう。
やる気にさせる言葉をたくさん語りかけ、子どもを元気にさせましょう。
子どもの背中を押す言葉を言うのが、子育て上手な親です。