執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「お誕生日、おめでとう」

「お誕生日、おめでとう」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

「お誕生日おめでとう」という言葉は、誕生日にかける言葉です。

「だからなんだ。別に変わったことではないだろう」

たしかにそうですが、そこであなたに1つ質問です。

「お誕生日おめでとう」という祝福を、友人から言われるのと、親から言われるのとで、どちらが嬉しいですか。

ほとんどの人が、親から言われるほうが圧倒的に嬉しく感じるはずです。

もちろん友人からの祝福も嬉しいですが、親からの祝福は、何か特別な意味が込められている気がしませんか。

こそばゆいような、恥ずかしいような、照れるような、そんな特別な嬉しさがありますね。

実は、言葉は同じでも、友人と親とでは「言われる意味」が違います。

友人から「お誕生日おめでとう」と言われるのは、誕生日そのものを祝う言葉です。

「誕生日だね。よかったね」という意味です。

もちろん純粋に誕生を祝う言葉です。

そう言われると嬉しくなりますね。

一方、親から「お誕生日おめでとう」と言われるのは、もっと強い意味が込められています。

単なる祝福の言葉ではありません。

わが子が生まれてきたことに喜びを表現する言葉です。

「生まれてきてくれてありがとう。今日まで元気に生きてくれてよかった。これからも元気に育ってほしい」

子どもの存在を強く肯定しています。

「生きていることは素晴らしいね。あなたがいるから私も幸せ」

わが子の存在を肯定し、命の素晴らしさを伝える強い意味が込められています。

同時に強い愛情が感じられます。

友人からより親から祝福されるほうが、何倍も嬉しく感じるのはそのためです。

親は子どもの誕生日には、思い切って「お誕生日おめでとう」と言ってあげましょう。

単に口にするより、少し大げさに言ってあげるのがコツです。

子どもは親からお誕生日おめでとうと祝ってもらえるのが、一番嬉しいのです。

子どもがすくすく育つ言葉(30)
  • 誕生日には、少し大げさに「誕生日おめでとう!」と伝える。
まとめ

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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