執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「後悔しない生き方をしなさい」

「後悔しない生き方をしなさい」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

「後悔しない○○」というキーフレーズは、視野を広げる力があります。

今生きているから、この瞬間のことを考えます。

幼い時期なら、視野もまだ狭い傾向です。

しかし「後悔しない」という言葉が入り交じると、印象が急に変わります。

はるか先の未来を含めて考えるようになり、より良い考えや選択ができるようになります。

「後悔しない○○」とは、視野が広がるフレーズです。

あらゆるところで使える万能フレーズです。

お金を追い求めて生きてきた結果、健康を失って後悔するのでは意味がありません。

何かに一生懸命になった結果、家族や友を失って後悔するのでは意味がありません。

そういうとき、問いかけてみましょう。

「お金ばかりを追い求めて後悔しないだろうか」

「一生懸命になり、取り返しのつかない物を失い、後悔しないだろうか」

「今の生き方のままで、後悔しない人生を歩んでいるだろうか」

すると、ずいぶん見方が変わるはずです。

いい意味で刺激があり、何か考えさせられます。

親であるあなたにも、いい言葉があります。

「後悔しないような子どもの教育ができていますか」

すると、何か考えさせられることが見えてきませんか。

子どもが喜ぶからとはいえ、お菓子ばかりを与えるのはよくないということに気づくはずです。

お菓子を与えると子どもは喜びますが、はるか先の将来のことまで考えると、お菓子ばかりではよくないことに気づきますね。

健康を害してしまう恐れがあるからです。

「後悔しない生き方」という一言は、短い言葉ながらも、思慮を深められるキーフレーズです。

親としても子どもに教育を施すとき「後悔しない」というキーフレーズを含めると、哲学が含まれた金言へと変わります。

哲学のある言葉を、大人だけ楽しむのはもったいない。

子どもに対しても、ぜひこの言葉を使ってあげましょう。

「それをして後悔しないかい?」

「後悔しない生き方ができているかい?」

すると、子どもは黙って考え始めます。

それはいい時間です。

今だけでなく、この先の自分を想像しながらどうなっているのかを考えているのです。

子どもがすくすく育つ言葉(6)
  • 後悔しない生き方ができているか、子どもに問いかける。
「(失敗したとき)いい経験をしたね」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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