執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。

カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。 | 売り上げを上げる30の方法

私が住んでいるそばに、お気に入りの饅頭まんじゅう屋が1件あります。

1つが10円という安さでも、おいしいです。

ある日、会員カードができました。

饅頭を買うたびに、ポイントが貯まり、饅頭が安くなります。

そもそもよくかよっている饅頭屋だったので、これはお得だと思いました。

ここまではよくあることですが、経営のうまいところは、そこからでした。

カードにポイント制が導入されて、半年ほどたったときのことです。

カードの特徴に「ポイント制」だけでなく「ランク」までできてしまいました。

一般のカードから始まり、シルバー、VIPへとグレードアップします。

もちろんグレードアップするにつれて、サービスの質もよくなります。

クレジットカードではよくあるカードのランク制ですが、饅頭屋のカードでランクが付いているのは珍しいと思いました。

不思議なことに、人間はランクがあると、なぜか一番上を目指したくなります。

カードのランクが上がることで、自分のことを上客として認めてもらえるような気がするからです。

ランクを上げるためには、饅頭をたくさん買うのが必須条件です。

いつもより通う回数が多くなり、店の売り上げに貢献していたのでした。

あなたのお店のカードには、ランク制がありますか。

ランクをつけると、より売り上げが向上する仕組みになります。

売り上げを上げる方法(20)
  • 会員カードにランクを付ける。
お客さまは、性能より体験を求めている。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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