執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。

感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。 | 売り上げを上げる30の方法

売り上げをアップさせるためには、商品の内容をよりよくしようと思います。

しかし、それでは手間も暇もかかります。

簡単に売り上げをアップさせる方法があります。

商品名を変えます。

感情に訴えかける商品名に変えるだけで、売り上げが上がります。

ありのままの商品名では、ありきたりで、つまらない。

改善すべきは、商品名です。

できるだけ感情に訴えかける名前を加えた商品名に変更してみましょう。

たとえば、単なる「生ビール」より「ごくごく飲める生ビール」のほうが、売り上げが上がることでしょう。

表現から、ビールのおいしさが伝わってきます。

ごくごく飲んでいるところを想像してしまい、飲みたくなります。

「悲しい話」より「涙が止まらない話」のほうが具体的になります。

「悲しい話」は抽象的ですが「涙が止まらない話」は、涙を流している自分を具体的に想像して、話の内容が気になります。

「パイナップル」より「ジューシーなパイナップル」のほうが、甘そうに聞こえます。

「マグロ」より「今朝取れたばかりの新鮮なマグロ」のほうが、生き生きした印象を受けます。

「コーヒー」より「香ばしいコーヒー」のほうが、おいしそうに聞こえます。

不思議だと思いませんか。

人間は感動する生き物だからです。

人は、感情でできています。

感情に訴えかければ、人の心も動きます。

商品名を変えるだけなら、手間暇かかりません。

今すぐ、店の商品名を変えてみましょう。

より感情に訴えかけるような商品名に変えることが、売り上げアップのコツなのです。

売り上げを上げる方法(11)
  • 感情に訴えかける商品名に変更する。
ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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