表現方法を変えるというのは、お客さまに商品をアピールする有効な手段です。
たとえば、あなたの店内で最もよく売れている商品を見つけましょう。
見つかれば、その商品に「売り上げナンバー1」というキャッチコピーを付けてください。
たとえ1週間の売り上げが、たった10個でもかまいません。
売り上げた個数が、事実として「ナンバー1」なら、嘘ではありません。
嘘を言えば犯罪になりますが、本当に売り上げがナンバー1なら、堂々とコピーを張り出せます。
不思議なことに、たった10個しか売れていなくても「売り上げナンバー1」とキャッチコピーがあると、多くの人が注目します。
「たくさん売れているということは、いい商品に違いない。自分も手にしていないと損だ」と思ってしまいます。
商品に対して好印象を抱き、商品購入につながりやすくなります。
もちろん「売り上げナンバー1」のほかに「ナンバー2」「ナンバー3」と付けていけば、その販売効果は広がります。
お客さまを、騙してはいけません。
事実を伝えながら、強調した方法を使うのです。