執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。

商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。 | 売り上げを上げる30の方法

通常、私たちは何度かお店にかよっていると、店のレイアウトを覚えます。

どんな商品が、どこに置いてあるのかを、自然と記憶してしまいます。

さて、次のような経験はありませんか。

欲しい商品があり、あるはずの場所へ向かったときです。

「あれ、ここにあったはずの商品がない」

いつもの場所に、あるはずの商品がありません。

不思議に思って、周囲を見渡します。

「おや、ほかの商品の置き場所も、以前と変わっている!」

一部の商品どころか、店全体にある商品の配置や配列が大幅に変わっています。

実は、商売のうまいお店では、ときどき商品の配列を変更するという工夫を実施しています。

なぜ、わざわざ配置や配列を変えるのかというと、売り上げをアップさせるためです。

商品の場所を変更すると、商品を探すために、店内を歩き回らなければなりません。

店内を隅から隅まで歩き回ろうとすると、思わぬ商品を目にすることになり、売り上げが向上します。

少しでも店内の商品を幅広く見てもらい、お客さまに商品の購入を促すためです。

もちろん商品の配置や配列を大幅に変更することで、店内の雰囲気も一新します。

働く従業員も生き生きして、お客さまも店内の新しい雰囲気に、新鮮な気持ちになれます。

少し変更するのではなく、大胆に変更するほうが、効果はより大きくなります。

まったく雰囲気が変わってしまうため、店内をより広く回っていただくことになるのです。

売り上げを上げる方法(29)
  • 配置や配列を、大胆に変更する。
売ろうという当たり前の努力をする。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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