執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。「繁盛している店」にも理由がある。

「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。「繁盛している店」にも理由がある。 | 売り上げを上げる30の方法

今、私が住んでいる東京・三軒茶屋は、店の盛衰が激しい土地です。

土地の値段やアパートの家賃が高い地域なので、その地域で経営するお店は大変です。

月々の高い賃貸料を支払うために、眉唾ではない経営力が必要です。

経営に成功すれば、店は長続きします。

しかし、誤った営業をしていると、高額の賃貸料に経営は傾き、店はあっという間につぶれます。

値段の高い地域に住んでいると、そうした店の盛衰を数多く目にしてきました。

店の盛衰を繰り返し見ていると、勉強になります。

私は、よく閑古鳥の鳴いているお店に足を運びます。

冷やかしのためではありません。

なぜ、お客が入らないのかを勉強するためです。

「入りにくい。注文しにくい。感じが悪い」

閑古鳥が鳴いている店には、何か理由があるはずです。

自分が客になることで、お客が入らない理由を感じ取ります。

自分のビジネスにそうした点はないか、反省します。

あれば、すぐ改善します。

一方、繁盛しているお店にも足を運びます。

なぜ多くの客がやってくるのかを、自分が客になることで感じたいからです。

「入りやすい。注文しやすい。感じがいい」

繁盛しているお店には、必ず理由があります。

自分のビジネスに生かせる点はないか、当てはめて考えます。

あれば、すぐ適用します。

「してはいけない例」と「見習うべき例」の両面から学ぶことは重要です。

正反対のお店の状態は違いがはっきりわかり、素人の私でも感じやすくなります。

アイデアを思いつくのは大変です。

頭の中で思い描くアイデアは、外れも多く、机上の空論になりがちです。

しかし、店に足を運ぶのは簡単です。

閑古鳥が鳴いている店と繁盛している店に足を運び、その理由を感じ取ればいいだけです。

売り上げを上げる方法(3)
  • 「閑古鳥が鳴いている店」と「繁盛している店」から、ビジネスに必要な知恵を学ぶ。
人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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