公開日:2012年6月22日
執筆者:水口貴博

好きなことを仕事にしよう

  • お金が幸せの基準になる時代は、
    終わった。
好きなことを仕事にしよう

お金が幸せの基準になる時代は、終わった。

これまでの幸せの基準は、お金でした。
「お金持ちほど幸せ」ということです。
たしかに物がなかった時代は、それでもよかったのです。

嫌いなことをしてお金を稼いでも、本当の幸せにはなれない。

嫌いなことをしてお金を稼いでも、本当の幸せにはなれません。
ある程度の幸せにはなれますが、本当の幸せになれません。
好きなことをするために、一時的に嫌いなこともする生き方なら、まだいいのです。

嫌いな仕事をしている人は、結局、お金の奴隷である。

もちろん誰も、死にたくないです。
死にたくないから食べる必要があり、食べる必要があるから仕事をします。
しかし、ただ死にたくない理由だけで、人生を生きるのでしょうか。

好きなことにお金がかかるというのは、嘘。

好きなことをするためには、お金はかかります。
ただし、大金は不要です。
もちろんお金があるに超したことはありませんが、必須ではありません。

これからは「いかに遊んだか」が、収入の差になる時代。

これまでの時代は「いかに仕事をしたか」が、収入の差になっていました。
朝から夜まで、汗を流して働いた人ほど、よく稼いでいました。
少し知恵を働かせれば、もう少し稼げるようになります。

これからは、体験の蓄積が重要になる。

これまでの勉強は、知識の蓄積が中心でした。
机の前に座り、教科書を穴があくほど見つめて、たくさんの知識を吸収しました。
もちろん知識は、重要です。

趣味の中に、好きなことが隠されている。

「自分の好きなことがわからない」
そういう人は、難しく考えすぎです。
自分の好きなことですから、実は、すでに日常のどこかでやっています。

好きなことをやっている人に、自殺する人はいない。

好きなことをやっている人に、自殺する人はいません。
冷蔵庫にケーキがあるのに、自殺しようとは思いません。
明日、好きな人とデートがあるとき、自殺しようとは思いません。

最初から、お金持ちになる夢は忘れること。

好きなことをするときに、必要な心構えがあります。
お金持ちになる夢を、忘れることです。
最初からお金持ちになることを目指すのは、よくありません。

チャンスが足りない今の時期こそ、チャンスである。

「もっとチャンスがあればいいのにな」
夢を叶える何らかのチャンスは、ある日、いきなりやってきます。
流れ星に似ています。

ベースにするのは、老後ではない。
死をベースにするのだ。

多くの人が、老後をベースにした生き方をしています。
一番よく聞かれる言葉は「老後のために貯金しています」です。
たしかに老後を考えると、不安もあります。

自分独自の魅力は、好きなことから深めることができる。

みんなに理解してもらおうと思うと、必ず、破綻します。
全員の意見をまとめると、ばらばらになります。
何をしていいのかわからなくなり、道に迷います。

個人が目指すべきは、オンリーワン作戦。
オンリーワンには競争がない。

競争をするだけで、お金、体力、時間を消費するのは、もったいないです。
人生は、有限です。
競争しているだけで、人生が終わってしまいます。

「選択と集中」には、大切な言葉が抜けている。

好きなことで食べていくためには、選択と集中が必要です。
好きなことを選択して、集中します。
集中するから能力がぐいぐい伸びるようになり、食べていけるようになります。

好きなことを仕事にするための、現実的な方法。

好きなことだけで生きようと思っても、現実的に難しいときがあります。
もちろん理想は、やはり「好きなことだけする人生」です。
余裕があれば、最初からそうすればいいでしょう。

失敗のない人生なんてつまらないと言いつつ、失敗のない人生を求めていませんか。

なぜボウリングは、あれほど興奮してしまうのでしょうか。
ガターがあるからです。
レールの左右に深い溝があるから、投げるとき、はらはらどきどきとした興奮へと変わります。

不器用でも、やる気があれば、成功する。

器用である必要はありません。
不器用でも大丈夫です。
器用でないほうがいいです。

それは本当にリスクなのか。
リスクと思い込んでいるだけではないのか。

それは本当にリスクでしょうか。
リスクだと、思い込んでいるだけではありませんか。
私たちは無意識のうちに、リスクだと思い込んでしまうことがあります。

ピンチになったときに口にする言葉で、人生が変わる。

ピンチに直面したとき、どんな言葉を口にするかで、成り行きが変わります。
追い詰められた苦しい状況ですから、おそらく苦しい言葉を口にするでしょう。
「大変なことになった」

好きなことにつながるなら、遊びも、勉強になる。

好きなことにつながるなら、遊びも勉強になります。
名前にとらわれないことです。
「遊び」という名前でも、自分の好きなことにつながることなら、立派な勉強です。

まだまだあなたは、遊び足りない。

勉強と言えば、どのようなイメージをしますか。
机に座っている形にとらわれてはいませんか。
机に座ってするだけが勉強ではありません。

好きなことに没頭すると、現実を見る目が変わる。

嫌いなことをしていると、現実を見ても、何も思いません。
人が歩いていたり、店があったり、車が走っていたりするでしょう。
ぼうっと見るだけで終わりです。

幸せそうな雰囲気は、好きなことから生まれる。

好きなことをすると、営業が楽になります。
好きなことをしていると、自分が明るくなります。
自分が発光体になります。

好きなことをやり始めると、クレームに強くなる。

好きなことをやり始めると、精神的に強くなります。
初めから強いのではなく、強くなるのです。
たとえば、クレームに強くなります。

スポーツの審判は他人。
好きなことの審判は、自分。

スポーツの審判は、他人です。
第三者から見て、善しあしを判断します。
ルールは、教科書など、ある程度最初から決まっています。

自分という審判ほど、厳しい審判はいない。

好きなことをするとき、自分が審判をします。
善しあしは、自分が判断します。
自分の価値観は、他人には理解できないため、自分が判断します。

好きなことをしている人に、定年退職はない。

嫌いな仕事をしていると、定年退職が嬉しくて仕方ありません。
毎週の休日が待ち遠しいように、仕事の定年退職が待ち遠しいのです。
定年退職を迎えたとき、第2の人生が始まると思います。

年金の心配がいらなくなる。

社会人にとって心配なのは、年金です。
普通に仕事をすると、定年退職をした後は、年金で慎ましく暮らすことになるでしょう。
強制的に会社から退職になれば、稼ぎがなくなり、少ない年金だけが頼りになります。

「こんなに遊んでばかりでいいのか」と思ったときが、分かれ道。

好きなことをしていると「こんなに遊んでばかりでいいのか」と思うようになります。
勉強や仕事をしている感覚が、まったくありません。
遊んでいる感覚です。

嫌いな仕事をしても一生。
好きな仕事をしても一生。

好きな仕事をするか、嫌いな仕事をするか。
そこが、問題です。
嫌いな仕事であっても、お金のために我慢しながら続けることもあるでしょう。

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