執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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ドアのないお店ほど、繁盛する。

ドアのないお店ほど、繁盛する。 | 売り上げを上げる30の方法

私はある日、おいしそうなラーメン屋を発見しました。

店頭には写真付きのメニューがあり、店内からは香ばしいにおいがします。

「入ろうかな、どうしようかな」

少し迷いました。

とりあえず、店内の雰囲気と、どのくらいお客さんがいるのかが気になりました。

しかし、ドアが閉まっているので店内が見えませんでした。

わざわざドアを開けて確かめるのも、面倒です。

「ドアを開けるのは面倒だな」

何気なく小さな声で口にした言葉です。

その言葉に、はっとしました。

これこそビジネスを切り開く、大切な言葉だと思いました。

売れないお店の共通点は、ドアが閉まっていることです。

ドアが閉まっていると、外から店内が見えません。

また、ドアという区切りがあることで、店の内と外とで壁を作ることになります。

そうすると、自然と入りにくい心理が働きます。

閉まっているドアを押して開けるだけでも、客側は面倒であり、ためらいます。

客側に立っていると「ドアが閉まっているお店は入りにくい」という本音があります。

入店しやすくするために、抵抗を少しでも小さくしなければなりません。

夏場は冷房、冬場は暖房という理由を除き、できるだけドアは開けておくことです。

ドアを開けなくても、入店できる長所があります。

店内の雰囲気やお客さんの様子が、外からでもすぐ確認できます。

初めてのお客さんほど、店内の様子が気になります。

ドアが開いていると、オープンな雰囲気を出せ、店内が見えやすくなり、入りやすくなります。

「ドアを閉めて営業するか。ドアを開けっ放しで営業するか」

この違いは、お金も時間もかかりません。

しかし、売り上げには大きく影響するのです。

売り上げを上げる方法(2)
  • ドアを開けっ放しにして、営業する。
「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
「繁盛している店」にも理由がある。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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