これまでの時代は「いかに仕事をしたか」が、収入の差になっていました。
朝から夜まで、汗を流して働いた人ほど、よく稼いでいました。
少し知恵を働かせれば、もう少し稼げるようになります。
たしかにお金をもらうには、それだけたくさんの仕事をこなす必要があります。
仕事をするから、お金がもらえます。
しかし、その考え方は、もう古くなりました。
「仕事をする」という言い方が、少し暗いです。
堅苦しいです。
奴隷のようなイメージがあります。
これからは、いかに遊んだかが、収入の差になる時代です。
好きなことをしていると、仕事への意識が変わります。
仕事をしている感覚が薄れます。
仕事をする感覚ではなく、遊んでいる感覚になります。
仕事の質を深めようとするとき、遊び方を深める意識になります。
「もっと楽しく遊ぶには、どうすればいいのか」という感覚です。
「遊びを学ぶ」ということです。
たとえば、営業の仕事なら、心理学の本を読んで、人の心について学びます。
お客さんの心をつかむ方法を学んで売り上げが上がれば、遊びのように楽しくなるでしょう。
販売の仕事なら、繁盛している店にお客さんとして行って、陳列方法をよく観察します。
学んだ点を自分の店にも生かして、お客さんが注目してくれれば、遊びのように楽しく感じるでしょう。
遊び方がわかると、遊びがもっと楽しくなります。
遊びによって得たお金を、また遊びに投資して、遊び方を磨くのです。
もはや、道楽です。
実際は仕事をしていますが、好きなことをしているため、仕事より遊びという感覚になります。
「遊びを深める」とは、自分の未来への投資です。
遊びを深めるほど、小さな努力で大きな効果を生むことができるようになります。
遊び方が磨かれるほど、仕事の質が上がり、収入にもつながります。
遊んだ人が、勝つ時代なのです。