あなたのお店には、割引券を配ることがありますか。
一部の商品が安くなる割引券を配れば、商品が安くなるので、お店にやってくるお客さんが増え、売り上げもアップします。
頻繁に利用する人にとって、割引券は素直に嬉しく感じることでしょう。
安くなるチャンスがあると、やはりお店に向かいやすくなります。
当たり前に考えると、割引券をたくさん配れば、店は大損をしそうです。
商品が安くなるので、たとえ売り上げはアップしても、儲けは変わらないような気がします。
しかし、ここからが肝心です。
配る割引券には、必ず「有効期間」を記載しましょう。
たとえば「3月1日~3月31日」というように具体的に有効期間を記載します。
この「有効期間」が大切です。
これがあるかどうかで、意味はまったく異なります。
割引券を配れば、お客さんは増えますが、売れる商品も安くなるので、思ったほど儲けは出ないように思えます。
しかし、割引券に有効期間を記載しておけば、大勢お客さんがやってくる期間も予想できます。
商品がたくさん売れるであろう予想できる期間には、あらかじめ、商品を大量発注しておきます。
大量発注することで、お店としても安く仕入れることができるはずです。
安く仕入れた商品を、たくさんのお客さまに提供することができるので、儲けもよくなります。
こうした仕組みを作ることで、割引券を配っても、経営が傾くことはないはずです。
割引券制度は、お客さんにとってもお店にとっても、お互いがハッピーになれる戦術です。
割引券制度を、あなたの店にもぜひ導入しましょう。