執筆者:水口貴博

売り上げを上げる30の方法

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商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。

商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。 | 売り上げを上げる30の方法

あなたのお店には、割引券を配ることがありますか。

一部の商品が安くなる割引券を配れば、商品が安くなるので、お店にやってくるお客さんが増え、売り上げもアップします。

頻繁に利用する人にとって、割引券は素直に嬉しく感じることでしょう。

安くなるチャンスがあると、やはりお店に向かいやすくなります。

当たり前に考えると、割引券をたくさん配れば、店は大損をしそうです。

商品が安くなるので、たとえ売り上げはアップしても、儲けは変わらないような気がします。

しかし、ここからが肝心です。

配る割引券には、必ず「有効期間」を記載しましょう。

たとえば「3月1日~3月31日」というように具体的に有効期間を記載します。

この「有効期間」が大切です。

これがあるかどうかで、意味はまったく異なります。

割引券を配れば、お客さんは増えますが、売れる商品も安くなるので、思ったほど儲けは出ないように思えます。

しかし、割引券に有効期間を記載しておけば、大勢お客さんがやってくる期間も予想できます。

商品がたくさん売れるであろう予想できる期間には、あらかじめ、商品を大量発注しておきます。

大量発注することで、お店としても安く仕入れることができるはずです。

安く仕入れた商品を、たくさんのお客さまに提供することができるので、儲けもよくなります。

こうした仕組みを作ることで、割引券を配っても、経営が傾くことはないはずです。

割引券制度は、お客さんにとってもお店にとっても、お互いがハッピーになれる戦術です。

割引券制度を、あなたの店にもぜひ導入しましょう。

売り上げを上げる方法(25)
  • 割引券制度を導入する。
道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。

売り上げを上げる30の方法

  1. 売り上げアップのキーワードは「商品」ではない。
    常に「人」である。
  2. ドアのないお店ほど、繁盛する。
  3. 「閑古鳥が鳴いている店」には理由がある。
    「繁盛している店」にも理由がある。
  4. 人を雇う人件費があるなら、パソコン教室に通ったほうが安上がり。
  5. 「松竹梅」に加えて「特上」を作れば「松」の売り上げが向上する。
  6. 目玉商品のない店は、経営が苦しくなる。
  7. 「1日10食限定」という数量限定商品を作る。
  8. 人間は、新しい物が大好き。
    「日替わり」に作れば、来客数が増える。
  9. ポイントカードを作れば、売り上げが向上する。
  10. 最も人が喜ぶ報酬は、現金である。
  11. 感情に訴えかける商品名に変えれば、人の心も動く。
  12. ユーザーは、どんなものかわからないものに、いきなりお金を払わない。
  13. 文字だけのメニューより、写真付きのメニューのほうが、わかりやすい。
  14. 設備投資をしすぎると、事業は失敗しやすくなる。
  15. レジの隣を無駄にしない。
  16. 店内が明るいと、入店しやすくなる。
  17. 強調するなら、色より、大きさのほうが有利。
  18. 単位を変えて、量を強調する。
  19. 事実を伝えながら、強調した方法を使う。
  20. カードにランクをつけると、より売り上げが向上する。
  21. お客さまは、性能より体験を求めている。
  22. 暑いときには、店内を冷やす。
    寒いときには、店内を暖かくする。
  23. お客さまの声ほど、説得力の強い言葉はない。
  24. 商品名こそ、一番のキャッチコピーにする。
  25. 商品が安くなる割引券を配れば、売り上げが向上する。
  26. 道端に店内の一部を出したお店は、必ず売れる。
  27. 留守番電話・ファックス・ウェブサイトを最大限に活用すれば、24時間営業ができる。
  28. 立地条件が悪くても、ウェブサイトを持てば解消できる。
  29. 商品の配置や配列を変更すると、売り上げが向上する。
  30. 売ろうという当たり前の努力をする。

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