執筆者:水口貴博

安眠・快眠の30のシンプルな方法

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寝る前に、コーヒー・紅茶・お茶は飲まない。

寝る前に、コーヒー・紅茶・お茶は飲まない。 | 安眠・快眠の30のシンプルな方法

「寝る前にリラックスしたい」と思い、飲み物を飲みたくなるときがあります。

代表は、コーヒー・紅茶・お茶です。

どれも人気のある代表的な飲み物です。

しかし、実は、コーヒーも紅茶もお茶も、睡眠を妨げる代表的な飲み物です。

コーヒーは、覚醒効果のあるカフェインが含まれているため、睡眠の邪魔をします。

知られていませんが、紅茶にも、コーヒーに相当するカフェインが含まれているので、要注意です。

お茶は、渋みや苦みを生み出す成分であるカテキンに、覚醒作用があるためです。

寝る前にちょっと一息と思って、口にした飲み物のせいで、眠れなくなってしまうというのは本当です。

では、こういうときには何を飲めばいいのでしょうか。

一番おすすめなのは、ホットミルクです。

眠くなる物質は、睡眠促進ホルモンである「メラトニン」が正体ですが、メラトニンの生成を促すのは脳内物質「セロトニン」です。

セロトニンを生成するためには「トリプトファン」という必須アミノ酸と、その合成に必要な「ビタミンB6」です。

通常、トリプトファンは、体内では生成されず、食事から摂取するしかありません。

そのトリプトファンとビタミンB6の両方が豊富に含まれている飲み物が、ミルクです。

トリプトファンのおかげで、セロトニンが生成され、セロトニン効果のため精神の鎮静効果もあり、メラトニンも生成されます。

特筆すべきは、ミルクには適度に満腹中枢を刺激するので、寝る前の食べすぎを防ぐ効果もあるということです。

ダイエット中の女性には、嬉しいニュースです。

温かいミルクだと、おなかも膨らみ、体も温まり、睡眠に入りやすくなるのです。

安眠・快眠のシンプルな方法(12)
  • 寝る前には、ホットミルクを飲む。
寝室は、いつもきれいにしておく。

安眠・快眠の30のシンプルな方法

  1. 睡眠を促進させる鍵は、メラトニンが握っている。
  2. ライフサイクルを狂わせているのは、実は便利な「24時間営業の店」。
  3. 部屋が暗いと、自然な眠気がやってくる。
  4. 就寝1時間前からは、テレビを見ない。
  5. 寝室にテレビを置かない。
    本を置く。
  6. 無理に寝ようと考えすぎない。
  7. 眠くなるような難しい本を、睡眠薬として利用する。
  8. ぬるめの風呂に入る。
  9. 就寝前に、軽くマッサージをする。
  10. 軽いストレッチをすれば、リラックスできて気持ちいい。
  11. 寝る直前の大食いは、安眠の大敵。
  12. 寝る前に、コーヒー・紅茶・お茶は飲まない。
  13. 寝室は、いつもきれいにしておく。
  14. お酒に酔って寝ることほど、危険なことはない。
  15. 就寝前のアロマセラピーで、リラックスする。
  16. 冷え性の人は、手袋や靴下を履いて、手先足先を温める。
  17. ツボを押して、安眠と健康を手に入れよう。
  18. 枕カバーに、お気に入りのコロンをつける。
  19. 安眠の妨げになる、秒針の音。
  20. 夜の電話は、出なくていい。
  21. 足湯に入れば、全身の血行がよくなる。
  22. 遮光カーテンで、余分な光を遮る。
  23. 耳栓を使えば、外の騒音は怖くない。
  24. 時計を見えないところに置く。
  25. 睡眠中に失われる水分は、睡眠前に補給する。
  26. 寝る前に、しっかり汗をかく。
  27. 体を動かす機会は、自分で作る。
  28. 枕こそ、1日全体に影響を及ぼすアイテム。
  29. 夕食やデザートに、バナナを食べる。
  30. 「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。

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