執筆者:水口貴博

安眠・快眠の30のシンプルな方法

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夕食やデザートに、バナナを食べる。

夕食やデザートに、バナナを食べる。 | 安眠・快眠の30のシンプルな方法

夜に眠くなるためには、メラトニンの分泌が必要です。

メラトニンの生成を促すのは、神経細胞に命令を出す神経伝達物質「セロトニン」が必要です。

セロトニンは、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンと並ぶ、人の気持ちや感情に影響を与える重要な神経伝達物質です。

特にセロトニンは、気持ちを落ち着かせたり、リラックスしたりするために有効です。

不足すると、いらいらしやすくなります。

セロトニンの分泌が促されれば、気分が落ち着くため、睡眠も入りやすくなります。

さて、このセロトニンの生成には「トリプトファン」という必須アミノ酸と、その合成を助ける「ビタミンB6」が必要です。

トリプトファンは、体内では生成されず、食事から摂取する必要があります。

ミルクには、トリプトファンもビタミンB6も豊富に含まれているため、睡眠前のホットミルクは有効です。

ミルクはどこにでも販売されていますし、健康にもいいですから、手軽に摂取できます。

もう1つ、手軽に摂取できるものがあります。

それが、バナナです。

バナナもミルクと同じように、セロトニンのもととなるトリプトファンと、その合成を助けるビタミンB6の両方が含まれています。

世界中どこでも安く購入できますし、果物ですから消化に負担もかかりません。

また満腹感はセロトニンによって感じるので、食事の量を抑える効果もあり、ダイエットにも有効です。

快適な睡眠のために、夕食にバナナを取り入れればいい。

お昼のデザートとしてのバナナは、おいしいだけでなく、健康にもよく、安眠にもつながるのです。

安眠・快眠のシンプルな方法(29)
  • 夕食やデザートに、バナナを食べる。
「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。

安眠・快眠の30のシンプルな方法

  1. 睡眠を促進させる鍵は、メラトニンが握っている。
  2. ライフサイクルを狂わせているのは、実は便利な「24時間営業の店」。
  3. 部屋が暗いと、自然な眠気がやってくる。
  4. 就寝1時間前からは、テレビを見ない。
  5. 寝室にテレビを置かない。
    本を置く。
  6. 無理に寝ようと考えすぎない。
  7. 眠くなるような難しい本を、睡眠薬として利用する。
  8. ぬるめの風呂に入る。
  9. 就寝前に、軽くマッサージをする。
  10. 軽いストレッチをすれば、リラックスできて気持ちいい。
  11. 寝る直前の大食いは、安眠の大敵。
  12. 寝る前に、コーヒー・紅茶・お茶は飲まない。
  13. 寝室は、いつもきれいにしておく。
  14. お酒に酔って寝ることほど、危険なことはない。
  15. 就寝前のアロマセラピーで、リラックスする。
  16. 冷え性の人は、手袋や靴下を履いて、手先足先を温める。
  17. ツボを押して、安眠と健康を手に入れよう。
  18. 枕カバーに、お気に入りのコロンをつける。
  19. 安眠の妨げになる、秒針の音。
  20. 夜の電話は、出なくていい。
  21. 足湯に入れば、全身の血行がよくなる。
  22. 遮光カーテンで、余分な光を遮る。
  23. 耳栓を使えば、外の騒音は怖くない。
  24. 時計を見えないところに置く。
  25. 睡眠中に失われる水分は、睡眠前に補給する。
  26. 寝る前に、しっかり汗をかく。
  27. 体を動かす機会は、自分で作る。
  28. 枕こそ、1日全体に影響を及ぼすアイテム。
  29. 夕食やデザートに、バナナを食べる。
  30. 「安眠の儀式」があると、眠りやすくなる。

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