「趣味が貯金」という人がいます。
もちろん趣味は人それぞれ。
趣味が貯金というのも悪くありません。
通帳の残高が増えるのを見て、にやにやする。
それも立派な楽しみの1つです。
お金があればできることが増えるので、気持ちが高揚するものです。
しかし、新しい自分になりたいなら、貯金一辺倒には注意したいところです。
貯金に励んでばかりでは何も変わりません。
お金は貯まりますが、それだけです。
お金はただの「交換チケット」です。
持っているだけでは何も始まりません。
たしかにお金は安心感は得られますが、お金があることと自分が変わることは別の話です。
お金を持っているだけでは、ただの精神安定剤にすぎないのです。
貯金が趣味になると、行動にブレーキがかかります。
「できるだけお金を使わないように」と、余計な行動や新しいチャレンジは避け、保守的な生き方となるのです。
それでは自分を変えることはできません。
人生に変化も訪れません。
お金を使わず、行動もチャレンジも何もしないまま、今の自分から抜け出すことはできないのです。
新しい自分になるためには、自分にお金をかける必要があります。
残念ながら、貯金が趣味だと、新しい自分になるのは困難です。
「新しい自分になりたいのに、お金は使いたくない」は矛盾しています。
成長したいなら、むやみに財布のひもを締めてはいけない。
新しい自分になるために、どしどしお金を使うのです。
学びやスキルアップにお金をかける。
経験や行動にお金をかける。
美容や肉体改造にお金をかける。
夢や目標を叶えるためにお金をかける。
自分の成長のためですから、少しくらい使い方が荒くなってもかまいません。
むしろアクセルを踏むつもりで、積極的にどんどん自分に投資すべきです。
「自分に投資」という意識を持ち、楽しみながら自分を高めていきましょう。
お金は、使ってこそ意味があります。
自分のためにお金を使ってこそ、新しい自分になれるのです。