自分磨きでは、目的設定が大切です。
そして目的達成することを目指して励みます。
「恋人を作るため」
「マラソン大会で完走するため」
「試験に合格するため」
自分磨きの目的は、人それぞれです。
では、達成できなければ、自分磨きは無駄なのでしょうか。
いいえ、そうではありません。
きちんと意味はあるのです。
恋人を作るために、自分磨きを頑張ったものの、結局恋人はできなかった。
その努力は無駄ではありません。
ダイエット、スキンケア、ファッションセンスなど、自分の魅力が確実に高まっているのは事実です。
その魅力は、後の人生で必ず生かされます。
思わぬタイミングで、恋人ができる可能性もあります。
マラソン大会の完走を目指して、ランニングに励んでいた。
ところが、当日は走行中に体調不良となり、棄権してしまいました。
目的は達成できなくても、その努力は無駄ではありません。
積み重ねてきたトレーニングによって、体力や持久力は向上しています。
その力は、仕事や日常生活のふとした場面で役立つはずです。
試験に合格するため、勉強を重ねてきました。
しかし結果は不合格です。
それでも意味はあります。
知識は身についているのです。
今回の試験で不合格であっても、まだ次の試験はあります。
知識を強化し、弱点を補強したうえで再チャレンジすれば、次はきっと合格するでしょう。
積み重ねてきた努力に目を向けてください。
一生懸命頑張った自分を褒めましょう。
頑張った過去は、紛れもなく存在します。
目的を達成することだけがすべてではありません。
結果だけでなく、そこに至る過程にも価値があります。
たとえ思うような結果が出なかったとしても、自分磨きをした努力や経験は消えず、ずっと残り続けます。
頑張った過去は、自信と自己肯定感にもつながるのです。