公開日:2025年10月10日
執筆者:水口貴博

大人の習い事で大切な30のこと

  • 大人こそ習い事を始めるベストタイミング。
大人の習い事で大切な30のこと

大人こそ習い事を始めるベストタイミング。

子どもの習い事には「定番」があります。
たとえば、バスケやサッカーなどのスポーツ系、柔道や剣道などの武道系、ピアノやバイオリンなど音楽系、英会話など語学系です。
子どもは発育が盛んな時期なので「発育を促すもの」を基準に選ばれる傾向があります。

「習い事は子どもがするもの」というイメージは、固定観念。

「習い事は子どもがするもの」というイメージを持つ人がいます。
子どものころは、親が子どもに習い事をさせます。
野球、バスケ、サッカー、スイミング、習字、ピアノ。

休憩のときは、深呼吸を忘れていませんか。

仕事では休憩が欠かせません。
休憩の過ごし方は、人それぞれです。
トイレに行ったり、飲み物を飲んだり、ぶらぶら散歩をしたり、空を眺めたりすると、良いリフレッシュになるものですね。

昔やってみたかった習い事を、今こそやってみよう。

あなたが子どものころ、やってみたかった習い事はありませんか。
前を通るたびに気になっていた教室。
「気になるなあ。やってみたいなあ。でもお金がないし、時間もない。親にお願いしてもダメって言われるだろうなあ」

習い事に適齢期は存在しない。
「やってみたい」と思ったときが、ベストタイミング。

習い事を始めようとするとき「今が適齢期だろうか」と気にする人がいます。
「結婚後に料理教室に通うのは遅いかな」
「学生なのにビジネスセミナーに通うのは早すぎるかな」

親の立場であっても、自分磨きは大切なこと。

子育て中の親の場合、自分磨きが後回しになりがちです。
時間やお金は有限です。
時間やお金のほとんどは子どもに向かい、自分が使える時間やお金はわずかになります。

習い事のお金は、食事や飲み会を1回断るだけで、捻出ねんしゅつできる。

「習い事をしたいけれど、お金がない」という声をよく聞きます。
たしかに習い事は余裕資金で行うのが理想です。
日々の食費や生活費で精いっぱいという状態では「習い事をするお金はない」と感じるのも無理はありません。

「習い事は週末にするもの」というイメージにとらわれていないか。

多くの人は「習い事=週末にやるもの」というイメージを持っています。
どこの習い事も、週末に混み合うのは定番の光景です。
休日である週末は、時間にも気持ちにも余裕があります。

会社帰りの習い事は、社会人にとって理想的なライフスタイルの一部となる。

社会人が習い事をするなら、会社帰りが適したタイミングです。
仕事の後に習い事があることで、それが楽しみになり、モチベーションが高まります。
「仕事の後の習い事が楽しみ!」と思えば、自然と日中の業務に力が入り、集中力も向上するでしょう。

叱られる機会を増やす人が、成長する。

年齢を重ねるにつれて、確実に減っていくものがあります。
それは「叱られること」です。
子どものころは毎日叱られていました。

年下の先生から学べる人は成長する。

習い事の場では、若い先生が教えていることもあります。
なかには自分より一回りも若い先生と出会うこともあるでしょう。
習い事をするとき「年下の先生には頭を下げたくない」「若い先生にはちょっと抵抗がある」と言う人がいます。

分割払いより一括払いのほうが、自分のためになる。

スクールによっては、一括払い・分割払いを選択できることがあります。
一括払いと分割払いのどちらにするかです。
大きな支払いは貯蓄がぐっと減ってしまうので、少し気が引けるところがあります。

授業料が高いことに感謝する人が、成長する。

授業料は、安ければ安いほどいいわけではありません。
授業料が安いと「少しくらい遅刻してもいいか、授業を休んでもいいか、宿題をサボってもいいか」となります。
経済的な負担が軽いのは嬉しいことですが、その反面、緊張感が緩くなりがちです。

年下の生徒にこてんぱんに打ちのめされることも、大切な経験だ。

どこの習い事でも、年下の生徒がいます。
一回りも二回りも年が離れていることは珍しくありません。
そうした年下の生徒の中に、目を見張る実力者がいます。

マンツーマンを受けるときは、目的や目標を伝えておこう。

マンツーマンでレッスンを受けるときは、目的や目標を伝えておきましょう。
「何のために学んでいるのか」
「どこを目指しているのか」

なぜプロのマンツーマンレッスンは高いのか。

「なぜプロのマンツーマンレッスンは高いのか」
この理解があるかどうかです。
プロによるマンツーマンレッスンを受けるとき「料金が高い」「たった1時間でこんなにかかるの?」と文句を言う人がいます。

大人の習い事は、健全な現実逃避だ。

私たちは、時に現実が嫌になることがあるものです。
仕事がつらい、家庭もごたごたして大変というときがあります。
そんなときは「現実を見たくない。逃げ出したい」と思うもの。

高いツアーなのは、リッチな体験ができるからではない。
お金がかかる、本当の理由とは。

旅行に行くとき、ツアーを利用する人も多いのではないでしょうか。
ツアーには、安いものと高いものがあります。
安いツアーと高いツアーの違いは「リッチな体験ができるかどうか」と思っている人もいるのではないでしょうか。

なぜ教え方の上手な先生は、説明がシンプルなのか。

「先生の説明はシンプルだなあ」
そう感じることはありませんか。
しっかり話を聞こうと思っていたのに、一言二言の短い説明で終わるときがあります。

自己投資の先輩は、すでに教室にいる。

教室に通うことのメリットは、ほかの生徒と一緒に学べる点です。
英会話教室に行けば、前から通い続けている生徒たちがいます。
料理教室や音楽教室、ダンススクールやビジネススクールなどでも、古参の生徒たちがいるものです。

習い事の成果を発表する場を作ってみよう。

習い事を続けて、ある程度実力がついたら、次のステップとして目標を作ってみませんか。
おすすめの目標は「習い事の成果を発表する場」です。
たとえば、試験・大会・コンクールなどがあります。

自ら体験することが、一番の学びとなる。

ホテルで働く人がホスピタリティーを学ぶため、一流ホテルに宿泊するのは、自己投資です。
本だけでは学べないことがあります。
文章や写真だけですべて理解できるわけではありません。

会社のお金で来ていることを自慢するのはかっこ悪い。

セミナーやスクールでは、会社のお金で来ていることを自慢する人がいます。
「経費になりますから」
「会社のお金なので、私の財布は痛くありません」

交通費がかかるセミナーがあるときこそ運命の分かれ道。

受けてみたいセミナーがあります。
しかし場所が遠く、交通費がかかります。
受講料より交通費のほうが高い状況です。

超過分を自分の財布から出す人が、成長する。

会社が負担する研修費に上限が設けられていることがあります。
たとえば「1回3万円まで」「1日1万円まで」など決まりです。
会社が全額を負担してくれるわけではありません。

厳しいからといって、すぐ先生を嫌いにならない。
叱られたからといって、すぐ習い事を辞めない。

「先生に叱られた!」
「先生に厳しくされた!」
そう言って、すぐむっとする人がいます。

厳しい上司は最高の磨き砂。
これほど自分磨きに最適の存在はいない。

厳しい上司と接していると、むっとすることばかりです。
あれこれ指導されたり、叱られたりして、ストレスを感じることでしょう。
「細かいなあ」「いちいちうるさいなあ」「腹が立つなあ」と思うことばかり。

仕事と関係のない習い事でも、思いがけない形で生かされる。

社会人になると、仕事をしながら習い事をする人も多いでしょう。
仕事に直結する習い事もあれば、趣味の延長のような習い事もあります。
しかし、仕事と関係ない習い事だからといって、本当にそうとは限りません。

一度の経験でも、思わぬ形でビジネスに役立つことがある。

一度でも経験すれば「ない」から「ある」に変わります。
一度でも経験すれば、思い出ができます。
話のネタとして実体験を語れるようになります。

習い事が日常の一部になるのが、素晴らしい。

「習い事をしています」と、わざわざ口にする人がいます。
そういう人は、まだ習い事に対して「特別なこと」という意識があるのです。
始めたばかりのころは「さあ、やるぞ! 頑張ろう!」という気持ちが強くあります。

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