公開日:2025年2月1日
執筆者:水口貴博

人生の新しい視点に気づく30の言葉

29

街角インタビューだからといって、本音とは限らない。

街角インタビューだからといって、本音とは限らない。 | 人生の新しい視点に気づく30の言葉

テレビを見ていると、街頭インタビューのシーンを見かけることがあります。

街角を歩く人に声をかけ、マイクとテレビカメラを向けて取材します。

街頭インタビューは、人々の生の声を直接聞けるため、社会実態の一端を知るのに役立つ調査手法といわれています。

生の声なので本音に違いないと思いますが、実際はどうでしょうか。

もちろん大半は本音で話しているはずですが、本人の言葉だからといって、100パーセント本音とは限りません。

マイクとテレビカメラを向けられると、誰でも緊張します。

受けたインタビューの内容が、テレビ放送される可能性があります。

大手のテレビ局であれば、全国ネットで流れる可能性もあるでしょう。

そうした状況になれば、誰でも緊張するし、体裁を気にして発言することになるはずです。

「変なことは言えない。きちんとした発言をしなければいけない」という心理になるもの。

あなたがインタビューをされる立場になったと想像してみてください。

マイクとテレビカメラを向けられ、あらためてテレビ局の人から取材されると、やはり緊張するでしょう。

周りには通行人もいて、そばで見られたり、話を聞かれたりします。

そうした状況で取材されると、発言に気を遣うのではないでしょうか。

本音とはいえ、変なことは言いにくい。

できるだけ体裁の良い発言をしたくなるでしょう。

こうした視点を持ちながら、テレビの街頭インタビューを見ると、いつもと違った視点で楽しめます。

もちろん多くは本音で発言をしているはずですが、すべてがそうとは限らないということです。

「この人は、マイクとテレビカメラを向けられているから発言に気を遣っているな」と思うこともあるかもしれません。

マイクとテレビカメラを向けられているからこそ、言えない本音もあります。

人々の心理に注目すると、テレビで見かける街頭インタビューが面白く見えてくるのです。

人生の新しい視点に気づく言葉(29)
  • 街角インタビューだからといって、本音とは限らないことに気づく。
職場の机周りと自宅の机周りは、連動している。

人生の新しい視点に気づく30の言葉

  1. 叱られたときはこう考えよう。
    「叱られなかったら、もっとひどいことになっていた」。
  2. 言行不一致は、いつの間にか起こるもの。
  3. 2択の多くは、実は4択である。
  4. 待ち時間は、怖くない。
  5. アウェーで力を発揮できる選手は「あるスキル」を身につけている。
  6. 航空券が安く手に入るから、旅行に行くこともあっていい。
  7. あなたが思う間違いは、実は間違いではない。
  8. おひとりさまを寂しい人だと決めつけないこと。
  9. ホームレスから見習う点もある。
  10. 古いもので十分なら、新しいものを買う必要はない。
  11. 番号で呼ばれる意味を、きちんと理解しておく。
  12. 世の中に完全な無駄金は1つもない。
  13. 本当に強いのは、大量得点で勝ったチームではなく、最後まで諦めなかったチーム。
  14. 3食食事をいただけたら、それだけで幸せ。
  15. 思い出せないことを、忘れたと勘違いしていませんか。
  16. なぜ紅葉を見に行ったときに限って、車酔いをしないのか。
  17. 世の中で最も素晴らしく美しいグラデーションはどこにあるのか。
  18. ドリンクバーの前で、長話をしていませんか。
  19. なぜ今日を一生懸命生きるのか。
  20. 甘くておいしいアイスクリームは、偉大なスイーツだ。
  21. 出演作品を鑑賞することが、故人を追悼することになる。
  22. 白米だけでもおいしい。
    食パンだけでもおいしい。
  23. 「一緒にいて楽しい人」の本質とは。
  24. 不吉な前兆は、信じなくていい。
  25. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  26. 偉人の年表の空白期間を想像すると、ますます理解が深まる。
  27. 行儀の悪い子どもがいたら、子どもが悪いのではなく、しつけていない親が悪い。
  28. しつけに厳しい親ほど、良い親はいない。
  29. 街角インタビューだからといって、本音とは限らない。
  30. 職場の机周りと自宅の机周りは、連動している。

同じカテゴリーの作品

2:38

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION