あなたは今日、叱られました。
むっとしました。
落ち込みました。
嫌な気持ちになりました。
「そんなに叱らなくてもいいじゃないか」と思うこともあるかもしれません。
厳しい言葉で叱ってくる人がいるものですね。
しかし、叱られたということは、何か間違ったことをしていたということです。
ルールを破っていたり、方法が間違っていたり、人に迷惑をかけていたり。
それを知らなくて、ついNGな行動を取ってしまうことがあるものです。
叱られたときはこう考えてください。
「叱られなかったら、もっとひどいことになっていた」と。
もしその人が叱ってくれなかったらどうなっていたか、想像してみてください。
損をしていたいかもしれません。
大事故につながっていたかもしれません。
間違いに気づかないまま、今も恥をかき続けていたかもしれません。
取り返しの付かない事態に発展していたかもしれません。
それはそれでつらいことです。
叱られることはつらいことですが、大きなトラブルで痛い目に遭うのはもっとつらいことです。
考えようによっては「叱られたおかげで未然に大事故を防止できた」ともいえます。
叱られたおかげで、自分の過ちに気づけた、未然に大事故を防止できた、と思えばいいのです。
叱った人には、むっとするのではなく、感謝するのが正解です。
叱られたときは「叱られなかったら、もっとひどいことになっていた」と考えましょう。
叱ってくれた人は、鬼ではありません。
鬼の顔をした神様なのです。