公開日:2024年1月6日
執筆者:水口貴博

人間関係のトラブルをスムーズに解決する30の方法

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おわびの品は、ないよりあったほうがいいもの。

おわびの品は、ないよりあったほうがいいもの。 | 人間関係のトラブルをスムーズに解決する30の方法

大きな迷惑をかけた場合は、謝罪に行く必要があります。

謝罪に行く際は、おわびの品を持参するとスムーズです。

「おわびの品は不要だ」という声も聞かれます。

たしかにおわびの品がなくても済まされるケースがあるもの事実です。

第一は謝罪や補償の内容であり、おわびの品は二の次、三の次。

しっかり頭を下げ、きちんと謝罪の気持ちを見せ、今後の対応について話をすることが一番大切です。

しかし、おわびの品は、ないよりあったほうがいいものです。

形式的なものだとしても、ないよりあったほうが、誠実で丁寧な印象を与えます。

謝罪の言葉とともにおわびの品を差し出すことで、相手の感情が穏やかとなり、話がスムーズに進むことがあります。

大切なのはもちろん謝罪の内容ですが「おわびの品も謝罪の1つ」と言えるでしょう。

おわびの品は、相場通りの値段で十分です。

一般的な相場としては、3,000円から5,000円とされています。

わざわざ高級なものを選ぶ必要はなく、きちんと相場に合わせた品を選ぶといいでしょう。

ただし、安易にけちるのは要注意です。

少しでも安く済ませたいと思い、相場以下のものを選ぶと、余計な誤解を生む元になる場合があります。

おわびの品に迷ったら、相場の範囲内でいいので、高いほうを選ぶのが無難です。

値段も誠意の見せどころと考えましょう。

謝罪の菓子折りは、ようかん・ゼリー・カステラなど、ずっしり重みのあるものが定番と言われています。

店員さんにおわびの品として贈ることを伝えれば、それに合わせた包装をしてくれます。

おわびの品を持参することで、謝罪の気持ちをよりしっかり伝えられるなら、それに越したことはないのです。

人間関係のトラブルをスムーズに解決する方法(23)
  • おわびの品はけちらない。
  • 迷ったら、高いほうを選ぶ。
面会を断られたなら、無理に会わないほうがいい。

人間関係のトラブルをスムーズに解決する30の方法

  1. トラブルは、相手や自分を理解するチャンス。
  2. トラブル解決では、話し合いが欠かせない。
  3. トラブル解決に必要なのは、謙虚な心。
  4. 謝罪に整った言葉は必要ない。
    言葉が下手であっても、わびる気持ちが伝わることが大切。
  5. トラブルになる可能性があるものは、早めに対処しておく。
  6. 喧嘩には負けておく。
  7. トラブルのストレスを、人にぶつけない。
  8. 専門家への費用を値切らない。
  9. 専門家と相性が悪いと感じたら、変更することも検討する。
  10. 専門家のやり方に、余計な口出しはしない。
  11. 「笑えるトラブル」と「笑えないトラブル」を区別する。
  12. 「○○してください」より「○○をお願いします」「○○していただけませんか」。
  13. 2つ以上のトラブルが重なっても、焦らない、慌てない。
  14. 迷惑をかけた相手の前でポジティブな発言をすると、ますますピンチに陥る。
  15. 涙が出そうなときは、きちんと泣こう。
  16. 謝罪の方法に迷ったときは、丁寧なほうを選ぶのが良い。
  17. 謝罪の場で、笑顔は厳禁。
    半笑いも控えておくこと。
  18. トラブルのとき、逆ギレをしてはいけない。
  19. トラブルを乗り越えた話に、ハズレはない。
  20. 「ちょっとご相談があるのですが」より「折り入ってご相談があるのですが」。
  21. トラブルは、立ち向かうだけでも素晴らしい。
  22. 「あなたには解決できない」という言葉は、真に受けなくていい。
  23. おわびの品は、ないよりあったほうがいいもの。
  24. 面会を断られたなら、無理に会わないほうがいい。
  25. 「あなたのせいでこうなった」は、心で思っても言わないこと。
  26. 他人のトラブルでも、自分にも原因の一端があるのなら、手伝う。
  27. 苦しいときこそ、真正面から立ち向かうのが良い。
  28. トラブルを解決することも、成功の1つ。
  29. 「諦めていいよ」と言われたときが、正念場。
  30. あらゆるトラブルは、人間力が試される仕事。

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