仲直りができない大半は、心の問題です。
恥をかくのを恐れていませんか。
つまらない見栄を張っていませんか。
「仲直りをしよう」
そう思うあなたは、素晴らしい。
まだ謝っていなくてもかまいません。
話し合いをするなら、大きな声を出さないよう心がけましょう。
大きな声を出すと、責めるような口調や怒鳴るような口調になります。
たとえ悪気はなくても、自然とそう聞こえます。
仲直りで話しかけても、相手が素直になるとは限りません。
それどころか再び怒り始め、耳障りの悪い暴言を吐いてくるかもしれません。
「ばかなのはお前のほうだろう」
喧嘩は、終わり方が難しい。
喧嘩をしたとき、どこで終わりにしていいか、わからなくなるときはありませんか。
喧嘩は、始めるのは簡単でも、終わらせるのが難しい。
口喧嘩はいいのです。
もちろん暴言や暴力はよくありませんが、普通の口喧嘩なら悪くありません。
普通の口喧嘩は、立派な話し合いです。
日常の中には、見えないくらいの小さなトラブルはたくさんあります。
小さくささいなことで、そのため特に大きな怒りもないくらいのトラブルです。
「困るなあ」という軽い程度で相手に迷惑をかけてしまうことは、日常の中に多く存在しています。
急に話しかけて仲直りをしようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。
反省をしないまま謝っても、誠意が伝わりません。
仲直りをしたいだけでは、相手を説得できません。
友人は、出会って自分のことを知ってもらうことから始まります。
初めて会って知り合いになり、コミュニケーションを重ねていくことでだんだん相手のことを知るようになります。
また相手もあなたのことを知るようになります。
私が子どものころは、妹とケーキのことでよく喧嘩をしていました。
母がケーキを買ってきてナイフでうまく分割します。
私と妹は、ナイフで分割されたケーキをもらいます。
まず自分から優しく接していきましょう。
冷たい態度を取ってばかりでは、なかなか事態は改善しません。
あなたが冷たい態度でいると相手も冷たい態度になり、仲直りのきっかけがつかみにくくなります。
次の2つの状況があるとします。
「謝ったが、許してもらえなかった」
「何もせず、許してもらえなかった」
喧嘩やいざこざなどのトラブルがあると、いらいらしてしまいます。
相手の気分を悪くさせてしまったかもしれませんが、それに負けないくらい自分もいらいらしてしまっているものです。
そんなときに「ごめんね」と謝ることは、とうていできる状態ではありません。
「仲直りは難しい」
そう思っていませんか。
たしかに一度喧嘩をすると、仲直りには手間暇がかかります。
「自分が悪いと思っていても、なかなか謝れない」
そんなときがありませんか。
たとえば、普段偉そうにしている人が、あるとき過ちを犯すと、態度と結果のつじつまが合わなくなります。
仲を悪くするつもりもないのに、仲が悪くなってしまうことがあります。
本人は一生懸命に仲良くしたいと願っているにもかかわらず、仲が悪くなってしまうときです。
気づけば、相手から避けられていることがあります。
「口喧嘩」には悪い印象があります。
激しい言葉で言い争い、ぴりぴりしていた雰囲気に包まれます。
今にも暴力に発展しそうな雰囲気があって、一触即発の様子があります。
時間に助けてもらうという手もあります。
時間は仲直りするための大切な味方です。
「大変だ。爆発しそうだ」
自分が悪いのか、相手が悪いのか。
仲直りをしたいなら、どちらが悪いかにこだわりすぎないことです。
もちろん喧嘩の発端は、どちらかにあるのでしょう。
なかなか仲直りができないのは、思い込みが原因かもしれません。
「絶対自分は悪くない」
「自分に非がないのだから、謝る必要はない」
喧嘩をしても、簡単に縁を切るわけにはいきません。
喧嘩の後は仲直り。
しかし、多くの人が、仲直りに抵抗感を持つでしょう。
仲直りに損得や勝ち負けを持ち込まないことです。
「謝ったら損をする。謝らせたら得をする」
「謝ったら負けになる。謝らせたら勝ちになる」
仲直りの場では、過去の話を掘り返さないよう注意しましょう。
話し合いの途中、過去の話を引き合いに出したくなるかもしれません。
過去にも同じ失敗をしたこと。
同棲では、相手がミスをすることがあります。
料理の味付けを間違えた。
洗濯物の一部を洗い忘れた。
仲直りとは何でしょうか。
一般的な意味としては「仲が悪かった人同士が、元の間柄に戻ること」をいいます。
シンプルに考えるとそのとおりですが、別の視点で考えると、ほかの意味もあります。
仲直りにふてくされた発言は不要です。
自分の非を認めるつもりが、知らず知らずのうちに、ふてくされた態度になっていることがあります。
自分の非を認めるのはいいですが、ふてくされた態度には注意しましょう。
仲直りとは、不仲を解消させる意味だけではありません。
仲直りとは、自分を幸せにさせることでもあります。
第三者になったつもりで、客観的に仲直りができた自分を想像してみてください。
「私は絶対悪くない」
「私は絶対謝らない」
「何が何でも謝りたくない」
人が大人に成長するのは、どんなときでしょうか。
よく食べて、体が大きくなったとき。
しっかり勉強して知識が増えたとき。
一度違和感を持った相手とやり直すのは、やはりそれなりの労力が必要です。
自然にいつの間にかというケースもなくもありません。
しかし、基本的にどちらかが積極的に仲直りをしようと前に踏み出さないかぎり、元の状態へと仲直りすることは難しいものです。