あなたの才能はどこにあるのでしょうか。
どうすれば才能は見つけることができるのでしょうか。
自分を熟知しているつもりでも「才能」というテーマになると、見つけ方に戸惑う人が多いのではないでしょうか。
才能の見つけ方は難しく思えますが、実は単純です。
才能は、苦労を楽しめることにあります。
あなたが苦労を楽しめることは何ですか。
普通なら、苦労は嫌がって当然でしょう。
気持ちがいらいらしたり精神的なストレスがあったりして、逃げ出したいと思います。
疲れるだけで楽しくない。
むかむかするだけで不愉快。
あまりに苦労が多いと、不幸を感じ始めるはずです。
しかし、苦労にもかかわらず楽しいと思えるのは、すごいことです。
「苦しいけど、楽しい」
そう思えるのは、心から好きである証拠です。
苦労を楽しめることがあるだけで、すでに普通の人より秀でています。
順調のときだけでなく、苦労のときも楽しく感じるなら最高です。
苦労すら楽しめることなら、事実上、苦労がなくなるのと同じになります。
苦労の連続すら、楽しさの連続に変わります。
これを才能と言わずして、何と言うのでしょうか。
特別な特徴であり、れっきとした長所です。
そこにあなたの才能が眠っています。
才能を開花させるには、長期的に能力やスキルを磨かなければいけませんが、苦労を楽しめるなら、半分達成できているも同然です。
楽しい気持ちを追い求めるつもりで深掘りしていけば、ぐいぐい能力が高まるでしょう。
どんどん能力を伸ばし続ければ、いずれ「プロ」「一流」と呼べるレベルまで向上しているはずです。
いずれ輝く才能になり、自分らしい生き方を切り開く武器になります。
たとえば、絵を描くのは大変ですが「大変なのが楽しい」と思うなら、そこに才能が眠っている可能性があります。
文章を書くのは大変ですが「大変なのが楽しい」と思うなら、そこに才能の芽がある証拠です。
自分の生活を振り返り、苦労を楽しめることを探し出してください。
まだ苦労を楽しめることがないなら、もっと経験の種類を増やしましょう。
「つまらないに決まっている」と決め付けるのではなく、実際に体験してみます。
「くだらない」と思っていることでも、実際に取り組んでみると、印象が変わるのはよくあることです。
さまざまなことに挑戦してみて、苦労があっても楽しめることを見つけてください。
どこかにきっとあります。