過去の栄光なんて捨ててしまうことです。
過去は過去であり、今は今です。
たしかに過去には素晴らしい栄光があったのでしょう。
大きな功績を挙げて、立派な偉業を果たしたのでしょう。
多くの人から注目をされ、称賛を浴びたのでしょう。
過去の栄光は大きな自信となり、大きな自慢の1つになっているでしょう。
過去の栄光は、人生の余裕につながる側面があるのも事実です。
しかし、それはあくまで過去の話です。
過去の栄光は、あくまで過去の話。
時代は変わりました。
環境も変わりました。
今はもう別のステージです。
過去の栄光にとらわれると、くだらない武勇伝しか話せなくなります。
武勇伝しか話せない中年になりたくないなら、過去の栄光は捨て、今を生きることです。
「過去の栄光を捨てたら、自分を表現するものがなくなる」
そう思うかもしれませんが、心配は不要です。
過去の栄光を捨てた生き方は、表情・言葉・態度からにじみ出ます。
心も態度も常に前を向いていて、目がきらきらしています。
過去にとらわれず、未来を見ながら今を生きています。
いつも真剣な態度があり、本気で生きていることがわかります。
全力で今を生きる様子は、もはや隠そうと思っても隠せません。
今を生きる姿勢は、最高のメイクアップ。
飽くなき成長と向上を求める姿は、多くの人の心を動かします。
必ず外見のどこかに表れ、周りに魅力が伝わってしまうのです。
過去の栄光を自慢するのもいいですが、度が過ぎると、一気に老けてしまいます。
本当に自信があるなら、自分の能力を証明するものがなくても強く生きていけます。
過去の栄光を捨てようではありませんか。
過去の栄光を捨てることも、素晴らしい栄光です。
栄光を手にするのは素晴らしいですが、過去の栄光を捨てるのはもっと素晴らしいのです。