執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。

「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。 | あがり症を克服する30の方法

人前で発表する勇気が出ないとき、自分にこう言い聞かせてください。

「この経験は、最初で最後だ」と。

スピーチ・プレゼン・面接などは、人生に一度しかない経験です。

「何度も経験できる」「何度も経験したことがある」と思う人もいるかもしれませんが、厳密には違います。

状況をよく観察すると、一つ一つは別々の経験です。

時間・場所・聞き手などが変わると、似た状況はあっても、完全に同じ状況はありません。

スピーチやプレゼンは、基本的に一発勝負の世界。

本番が終わってからやり直せません。

面接は、就職活動で何度も経験するように思えますが、応募企業が変われば雰囲気も変わります。

たとえ同じ企業の面接でも、1次面接・2次面接・最終面接では、それぞれ雰囲気が変わります。

だから、最初で最後。

どれも人生でたった1回しかできない貴重な機会です。

完全に同じ経験は二度とできません。

何事も「最初で最後」と思いながら立ち向かうことです。

「最初で最後」という自覚を持ち、きちんと体験しておきましょう。

経験に対する感謝と希少価値をしっかり感じることができます。

メンタルの弱い人であっても、なけなしの気力が出やすくなります。

恥ずかしい経験だったとしても、後から「経験できてよかった」と思えるようになります。

メンタルが弱いからこそ「最初で最後」という言葉を自分に言い聞かせてください。

なけなしの気力が奮い立ち、困難に立ち向かえるようになります。

あがり症を克服する方法(28)
  • 「最初で最後」という言葉を自分に言い聞かせて、なけなしの精神力を振り絞る。
見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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