異業種交流会では、多くの人から「品定め」をされているような目つきで見られます。
自分が商品になったかのように、相手からいろいろと見られたり聞かれたりされます。
スーパーで商品を買うとき、商品の性能や機能をまじまじ確認したり比べたりする状況に似ています。
これに抵抗感を持つ人がいます。
気持ちはわかりますが、当然のことです。
それが嫌だという人は、ビジネスでは成功しません。
ビジネスでは、人からいやらしい目で見られたり、利害損得で揉めたりすることの嵐です。
そもそも入社試験の面接は、品定めの典型です。
品定めされるのが嫌なら、面接すら受けられません。
品定めをされて嫌がる人は、品定めされたとき、評価が下がるような悪い部分があるということです。
見られてはいけない部分があったり、コンプレックスがあったりします。
自分の発言の裏に隠れた心理に気づくことです。
品定めをされることを嫌がっているのか喜んでいるのかは、不思議と見てわかります。
おどおど話している人は「あまり私を見ないでください」というのは伝わってきます。
逆に堂々と話をしている人は「もっと私を見てください」という気持ちが伝わってきます。
品定めをされてもいいような自分でいることです。
知識を豊富にしたり、人付き合いに慣れたりなど、人間的な魅力を豊富に備えていれば、変わります。
むしろ「もっと私を見て」という態度になれます。
「もっと私を見て」と思うほど、自分の魅力を磨けばいいのです。
自分に自信があるなら、品定めされても気にならないはずです。
自分磨きが大切です。
どうしても変えられないコンプレックスは、自分の持ち味に変えましょう。
自分に自信がつくと、今度は逆に品定めをされたいと思い、人に会いたくなります。