公開日:2016年6月3日
執筆者:水口貴博

緊張による震えを止める30の方法

  • なぜ緊張すると、
    声や手足が震えるのか。
緊張による震えを止める30の方法

なぜ緊張すると、声や手足が震えるのか。

緊張したときに厄介なのが、震えです。
軽い緊張なら特に異変はありませんが、緊張が一定の水準を超えると、声や手足が震え始めます。
声の震え、手の震え、足の震え。

緊張対策は「緊張に打ち勝つ心を持つ」という決意から始まる。

まず決意しましょう。
「緊張に打ち勝つ心を持つ」と。
緊張対策は「緊張に打ち勝つ心を持つ」という決意から始まります。

緊張しているときは、肩の力を抜く。

肩に力が入っていませんか。
自分で肩を触ってみてください。
緊張しているときは、いつの間にか肩に力が入っているときが目立ちます。

軽いジャンプには、緊張をほぐす効果がある。

ジャンプをすると、緊張がほぐれます。
「ジャンプをするだけ」と思いますが効果は絶大です。
プロスポーツの世界では、よく活用されているリラックス法の1つ。

あくびの真似をするだけで、緊張がほぐれる。

緊張したらあくびをしましょう。
あくびは、眠いとき・退屈なとき・疲れたときに起こる呼吸運動。
呼吸中枢が刺激されて起こる、生理現象の1つです。

ネガティブ思考の人は、被害妄想に要注意。

被害妄想をする癖はありませんか。
被害妄想とは、他人から危害を加えられると思い込むことをいいます。
被害妄想は、ネガティブ思考の人に多いとされています。

力みと脱力の繰り返しで、過度の緊張をほぐす。

震えを止める方法として「力みと脱力の繰り返し」があります。
方法は単純です。
全身に思いきり力を入れた後、脱力を繰り返すだけでOKです。

緊張したときは、落ち着きのない態度に要注意。

緊張したときにしやすいのは、落ち着きのない態度です。
そわそわするくらいなら誰でもありますが、露骨な動作には要注意。
たとえば、貧乏ゆすりやペン回しです。

完全に緊張をなくそうとしない。
「少し緊張がほぐれたらよい」と考える。

完全に緊張をなくそうとしていませんか。
たしかに緊張が完全になくなれば、どれだけ楽で快適でしょうか。
まったく緊張しなくなる状態も、不可能というわけではありません。

緊張しないから笑顔になるのではない。
笑顔になるから緊張しなくなる。

笑顔には、緊張を和らげる作用があります。
スピーチやプレゼンでは、にこにこした笑顔を心がけましょう。
ときどきにこにこするのではなく、始まりから終わりまでずっとにこにこした笑顔でいます。

緊張で手が震えたときに役立つのは、自分の両手。

プロの司会者が、胸の前で両手を重ね合わせながら話すことがあります。
普通のボディーランゲージに見えますが、手の震えをごまかしたり気分を和らげたりする意味もあります。
一言で言えば「ボディーランゲージを兼ねた緊張対策」というわけです。

本番前の発声練習には、カラオケがうってつけ。

人前の発表では、大きな声を出すことが大切です。
もちろんうるさく大声で叫ぶ必要はなく、あくまで大きな声で十分です。
大きな声で発表できれば、聴衆に聞こえやすくなるだけでなく、自信や説得力を与えやすくなります。

緊張で声が震えるときこそ、大きな声を出そう。

人前で緊張しているときは、大きな声を出しにくい。
弱気になっていると、声も震え始めます。
声が震え始めると、余計に声が出にくくなる悪循環になります。

好きな音楽を聴いて、心も体も躍らせよう。

緊張をほぐしたいときは、音楽を聴きましょう。
音楽は目に見えませんが、人の心に作用する力があります。
元気が出ないときや落ち込んでいるとき、音楽からパワーをもらった経験も多いのではないでしょうか。

自信があるから背筋を伸ばすのではない。
背筋を伸ばすから自信が出てくる。

人前で緊張しないためには、自信が必要です。
人前でスムーズに発表できる自信があると、本番でも緊張しにくくなります。
自信をつける方法はたくさんありますが、その1つがあなたの背中にあります。

好きな気持ちに意識を向けることで、緊張も小さくなる。

本番に向けて緊張しているでしょう。
ところでその仕事は、どのくらい好きなことですか。
緊張をほぐすなら、好きな気持ちに意識を向けてください。

輪ゴムによる痛みで、緊張から意識をそらす。

緊張対策として、輪ゴムを使った方法があります。
方法は、シンプルで簡単です。
必要なのは、輪ゴム1本だけ。

一口の水を飲むだけで、緊張がほぐれる。

緊張したときは、一口の水を飲みましょう。
水には、自律神経を整える働きがあります。
緊張しているときに水を一口飲めば、交感神経が刺激され、心身のリラックスを促せます。

緊張したら、うがいをしよう。

緊張したら、うがいです。
うがいといえば「風邪を予防したり喉の炎症を和らげたりするときの行為」という印象があるのではないでしょうか。
実は緊張にも役立ちます。

冷たい水で顔を洗うと、一瞬でリラックスできる。

緊張対策には「冷たい水」が有効です。
飲むのではありません。
顔を洗うのです。

緊張したら、体の珍しい変化を楽しむくらいでちょうどいい。

緊張したとき、体に独特の変化が現れます。
・心拍数が上がる
・呼吸が乱れる

精神安定剤で、緊張を防ぐ。

緊張を抑えるために薬を使った方法もあります。
最も一般的な薬は「精神安定剤」でしょう。
緊張すると、交感神経を活性化される物質が分泌されます。

緊張をほぐすなら、首を冷やす。

緊張をほぐすなら、首を冷やしましょう。
首回りは、特に温度感覚に敏感な部分。
寒いとき、マフラーを首に巻くと寒さが和らぐように、首回りの温度を調整することで、リラックス効果を促せます。

ポケットに手を入れるのは、手の震えがばれるより、感じが悪い。

「手の震えが止まらない!」
何とか手の震えを隠す方法はないか考えているとき「あるアイデア」を思いつく人がいるかもしれません。
ポケットに手を入れながらの発表です。

ボディーランゲージの3つの効果。
「表現力の向上」「緊張の緩和」「余裕の表現」。

ボディーランゲージは、非言語コミュニケーションの1つ。
体の動きで表現する、意思の伝達手段です。
「ボディーランゲージを心がけたほうがよい」というアドバイスは、何度も聞いたことがあるでしょう。

本番直前にあれこれ考えない。
最初の部分に集中しよう。

スピーチやプレゼンの本番直前に、あれこれ考えるのはよくありません。
心理的に本番直前は心配や不安が高まり、いろいろなことを考えたくなるでしょう。
「最初に○○を話して、次は○○を説明して、それから○○の話題に移って……」

徹底的に楽しいことを想像して、緊張を吹き飛ばす。

緊張をほぐすときは、想像力を働かせましょう。
つらいことを想像するのではありません。
楽しいことを想像するのです。

日光を浴びると、緊張も吹き飛ぶ。

緊張したときは、きちんと日光を浴びましょう。
緊張と日光は無関係に思えるかもしれませんが、誤解です。
日光には「セロトニン」という脳内神経伝達物質を促す作用があります。

空気を「緊張をほぐす薬」と思って吸い込むと、癒し効果が高まる。

緊張をほぐす方法の定番と言えば「深呼吸」です。
胸式呼吸でもよし。
腹式呼吸でもよし。

携帯用カイロから熱をもらうと、緊張もほぐれる。

寒い冬場に発表するなら、緊張対策として携帯用カイロも有効です。
寒さは、緊張を促す要因の1つ。
寒さは、自律神経のバランスを乱すため、過度の緊張や頻尿の原因になります。

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