執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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あがるから話せなくなるのは誤解。話さないからあがってしまうのだ。

あがるから話せなくなるのは誤解。話さないからあがってしまうのだ。 | あがり症を克服する30の方法

あがるから話せなくなるのは誤解です。

突然、口が動かなくなるわけではありません。

喉がなくなるわけでもありません。

緊張のせいで口元や喉元が震えることはあっても、体が完全に動かなくなるわけではないはずです。

あがったから話せなくなるのは誤解であり、本当の理由は別にあります。

本当は、話さないからあがってしまうのです。

人前ですらすら話せないと「今にも失敗しそうだ」という強迫観念が生まれ、自分を追い込んでしまいます。

緊張のあまり落ち着きを失い、あがってしまうのです。

では、うまく話せない原因は何でしょうか。

単純に練習不足なのです。

練習が足りないと上手に話せなくなり、上手に話せなくなるからあがってしまいます。

練習量が足りなければ、すらすら話せなくて当然です。

練習もしないで、あがり症を克服するのは困難です。

一般的な緊張対策でも事前練習は重要ですが、あがり症ならますます重要です。

あがり症なら、普通の人の何倍も練習が必要です。

人目のない環境ですらすら話せない人が、人目のある環境ですらすら話せるはずがありません。

発表前は、まず徹底した練習を心がけましょう。

「普通の人ならここまで練習しない」と思うくらい、徹底した練習をしたい。

いつでもどこでも話せるくらいに自信をつけておきたい。

原稿がなくてもすらすら話せるくらいになっておけば、話し方に自信がつきます。

完全と呼べるほど練習ができていれば、本番の緊張も小さくなります。

あがり症を克服する方法(13)
  • 普通の人の何倍も練習をして、すらすら話せるようになっておく。
あがり症の人は、体を鍛えよう。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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