執筆者:水口貴博

企業研究のやり方が分かる30のポイント

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有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。

有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。 | 企業研究のやり方が分かる30のポイント

インターネットが日常に浸透した現代社会では、多くの情報がすぐ入手できます。

検索すれば、さまざまな情報が一瞬で、しかも無料で確認できます。

もちろん企業情報も、同様です。

社内環境の情報や企業の裏情報など、詳細な情報まで入手することができるのは珍しくありません。

そんな状況が当たり前であるため、有料の情報があると、眉をひそめるでしょう。

「情報のためにお金を出すなんてナンセンス」

そう思うかもしれませんが、少し考え方を変えてみてください。

時と場合によっては、有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果があるからです。

たとえば世の中には、膨大な手間暇をかけて取材しなければ確認できない情報も存在します。

そうした情報が、わずかな費用で入手できるなら、お金を出す価値はあるでしょう。

しかもその情報が、志望度の高い企業についての内容なら、なおさらです。

一般には非公開の企業情報が入手できれば、より深い企業研究ができるでしょう。

たとえ、自分で時間をかけて調べればわかる情報でも、わずかな費用ですぐ確認できるなら、時間短縮になります。

あらゆる情報にお金を出す必要はありませんが、志望企業についての情報なら、お金を出す価値はあるでしょう。

より深い企業研究ができたり時間短縮になったりなど、有料の情報は、就職活動の手助けになります。

一言で「お金を払うのはナンセンス」と一蹴せず、志望度の高い企業には、選択肢の1つとして検討する価値はあるでしょう。

企業研究のやり方が分かるポイント(15)
  • 就職活動の効率を上げるために、時と場合によっては、有料の情報を利用する。
志望企業が決まれば、実施される選考の種類を必ず確認。

企業研究のやり方が分かる30のポイント

  1. 就職は、企業の名前ではなく、仕事の内容で選ぶのが正解。
  2. 企業訪問や工場見学で、貴重な情報を入手する。
  3. 企業の特徴が見つからないときの考え方。
  4. あなたが愛用している物は、どこの企業が作った物ですか。
  5. 店舗見学の際に、ふさわしい服装とは。
  6. 社員のプライベートを大切にする企業の、3つの特徴。
  7. 就職ランキングの思わぬ落とし穴とは。
  8. 差別のない企業の3つの特徴。
  9. 収入を増やしたい理由で、残業の多い企業を探すのは要注意。
  10. 大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。
  11. 資料請求をした企業から、資料が送られてこない場合の対処。
  12. 企業研究をすればするほど、選考通過の可能性が上がる。
  13. 業界研究や企業研究が、つもりになっていませんか。
  14. ワンマン経営者でも、好調な企業もある。
  15. 有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。
  16. 志望企業が決まれば、実施される選考の種類を必ず確認。
  17. OB・OG訪問を歓迎する企業の面接は、OB・OG訪問を重視されやすい。
  18. アルバイトから正社員になるのは、どのくらい難しいのか。
  19. 人道的でない精神論を、しつこくアピールする企業には要注意。
  20. 個人的な知名度だけで企業を選ぶのは、要注意。
    BtoBの企業にも、素晴らしい企業がある。
  21. 企業の状態は、社員に表れる。
    社員とは、いわば血液のようなもの。
  22. トイレは、企業の状態を表す穴場。
  23. 女性が働きやすい職場かどうかを、どう確認するか。
  24. 「優秀な人は大企業に就職」という考えは、世界的に見ると、実は珍しい。
  25. 企業説明会で上映されるビデオは、現実より美しく表現されている場合がある。
  26. 上場企業の面接前には、財務状況を確認しておきたい。
  27. 企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。
  28. 入社予定の企業が、合併した場合の対処。
  29. 入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。
  30. 集めた企業情報は、入社が決まっても、しばらく保管。

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