執筆者:水口貴博

企業研究のやり方が分かる30のポイント

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企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。

企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。 | 企業研究のやり方が分かる30のポイント

「コミュニケーション能力のある人」

そんな募集要項を見かけることがあります。

「そうか。会話の上手な人がいいのか」と思いますが、ちょっと待ってください。

ここで注目したいのは、コミュニケーション能力の具体的な意味です。

企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握していますか。

コミュニケーション能力とはいえ、意味はさまざまです。

目上の人とでも、堂々と話せる能力なのか。

大勢の前でも、緊張せずに話せる能力なのか。

初対面の人とでも、スムーズに話せる能力なのか。

厳しいクレームでも、我慢強く聞き続けられる能力なのか。

複雑な内容を、簡潔にわかりやすく説明できる能力なのか。

どれもコミュニケーション能力です。

「コミュニケーション能力があります」という端的な表現は、できるだけ避けるのが賢明です。

抽象的な言葉はぼんやりとしているため、伝わるようで伝わりません。

企業が求めているコミュニケーション能力を、具体的に分析しておくことが大切です。

たとえば、営業の仕事なら、わかりやすく説明する能力を中心にアピールすればいいでしょう。

人前で話す仕事なら、大勢の前でも緊張せずに話せる能力を中心にアピールすればいいでしょう。

重要な的を探し出し、しっかり狙いを定めるイメージです。

的を絞った言い方のほうが、時間の限られた面接で、効果的にアピールできます。

企業研究のやり方が分かるポイント(27)
  • 企業が求めているコミュニケーション能力を、具体的に分析する。
入社予定の企業が、合併した場合の対処。

企業研究のやり方が分かる30のポイント

  1. 就職は、企業の名前ではなく、仕事の内容で選ぶのが正解。
  2. 企業訪問や工場見学で、貴重な情報を入手する。
  3. 企業の特徴が見つからないときの考え方。
  4. あなたが愛用している物は、どこの企業が作った物ですか。
  5. 店舗見学の際に、ふさわしい服装とは。
  6. 社員のプライベートを大切にする企業の、3つの特徴。
  7. 就職ランキングの思わぬ落とし穴とは。
  8. 差別のない企業の3つの特徴。
  9. 収入を増やしたい理由で、残業の多い企業を探すのは要注意。
  10. 大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。
  11. 資料請求をした企業から、資料が送られてこない場合の対処。
  12. 企業研究をすればするほど、選考通過の可能性が上がる。
  13. 業界研究や企業研究が、つもりになっていませんか。
  14. ワンマン経営者でも、好調な企業もある。
  15. 有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。
  16. 志望企業が決まれば、実施される選考の種類を必ず確認。
  17. OB・OG訪問を歓迎する企業の面接は、OB・OG訪問を重視されやすい。
  18. アルバイトから正社員になるのは、どのくらい難しいのか。
  19. 人道的でない精神論を、しつこくアピールする企業には要注意。
  20. 個人的な知名度だけで企業を選ぶのは、要注意。
    BtoBの企業にも、素晴らしい企業がある。
  21. 企業の状態は、社員に表れる。
    社員とは、いわば血液のようなもの。
  22. トイレは、企業の状態を表す穴場。
  23. 女性が働きやすい職場かどうかを、どう確認するか。
  24. 「優秀な人は大企業に就職」という考えは、世界的に見ると、実は珍しい。
  25. 企業説明会で上映されるビデオは、現実より美しく表現されている場合がある。
  26. 上場企業の面接前には、財務状況を確認しておきたい。
  27. 企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。
  28. 入社予定の企業が、合併した場合の対処。
  29. 入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。
  30. 集めた企業情報は、入社が決まっても、しばらく保管。

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