社員のプライベートを大切にする企業の特徴は、どこに表れるのか。
次の3つの点を確認すれば、わかりやすくなるでしょう。
適度ならいいのです。
社員旅行や飲み会など、適度な社内行事はよくあること。
適度な社内行事は、人間関係を深めるだけでなく、社員の気分転換やストレス発散にも役立つでしょう。
しかし、飲み会の頻度が過度であったり、出席を強要されたりする場合は、別です。
企業が社員のプライベートを大切にしていない可能性があります。
社内行事が必要以上に多くない企業を探したほうが、社員も自分の時間を充実させやすくなります。
残業が多ければ多いほど、家でゆっくり過ごす時間が減ります。
もちろん忙しい時期の残業は仕方ありませんが、残業が日頃から慢性的である企業は、要注意です。
社員の健康状態を無視して、できるだけ限界まで働かせようとする姿勢は、健全な経営とは言えません。
志望企業の残業は、どのような状態でしょうか。
残業が少ない企業は、きちんと社員のプライベートを尊重していると考えることができます。
定時を過ぎれば、企業や上司が帰宅を促す職場なら、社員を大切にしている1つの目安になるでしょう。
有給休暇の制度があっても、自由に取得できない企業の場合、要注意です。
取得させないような雰囲気が漂う企業は、社員のことを考えている企業とは言いがたい。
また、有給休暇の申請手続きが、むやみに煩雑である場合も好ましくありません。
心理的にも、手続きも、気兼ねなくスムーズに有給休暇を取得できる状態でしょうか。
有給休暇を自由に取得できる企業なら、社員はプライベートが充実して、ストレス管理もしやすくなります。