企業訪問の際は、ぜひトイレに駆け込みましょう。
用を足すためではありません。
企業研究のためです。
トイレは、企業研究ができる、意外な場所です。
トイレは、企業の状態が表れやすい場所です。
トイレがきれいな企業は、職場も居心地がよく、トイレが汚ければ、職場は居心地の悪い傾向があります。
もちろん必ず関係するわけではありませんが、一定の傾向が見られます。
普通の思考を持つ経営者なら、職場の居心地は、少しでもよくしたいと考えるのが普通です。
これは経営者でなくても、普通の社員でも、当たり前に考えるでしょう。
職場の居心地をよくしようと思ったとき、まず心がける基本は、やはり掃除や整理整頓です。
トイレも職場の1つですから、きれいに掃除を心がけるはずです。
しかし、そのトイレが汚ければ、その基本すらできる意識がない、もしくは余裕がないということになります。
こうした点が当てはまるトイレは、企業の体質に警戒が必要と考えていいでしょう。
トイレは、企業の状態を表す穴場なのです。