執筆者:水口貴博

企業研究のやり方が分かる30のポイント

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入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。

入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。 | 企業研究のやり方が分かる30のポイント

まれなケースですが、入社予定の企業が不祥事を起こす場合があります。

粉飾決算、偽装や隠蔽いんぺい、顧客情報の紛失、残業の未払い。

よいニュースならいいのですが、悪いニュースなら、先行きが不安になるでしょう。

入社予定の企業が不祥事を起こせば、内定辞退を連想しますが、まず落ち着きましょう。

このときに大切なことが、3つあります。

次の3点を押さえたうえで、今後の方針を慎重に判断するのが得策です。

まず事実関係を確認する

そもそも不祥事が事実なのか、きちんと確認することが大切です。

ニュースの中には、噂が含まれている場合もあるからです。

複数の情報源から多角的に情報収集をして、本当に事実なのかを見極めます。

不祥事について、しっかり情報収集をする

もし不祥事が事実とわかれば、次に正確な状況を把握するため、情報収集をしましょう。

不祥事の内容が具体的にわかれば、悪影響の範囲も見えてきます。

入社後の自分への影響も、予想しやすくなるでしょう。

他人の意見も聞く

自分の考えだけでなく、他人の考えも大切です。

親や先輩など、社会に詳しい人の意見を参考にすることで、今後の成り行きを予想しやすくなるでしょう。

評判やブランドが傷つけば、上場企業の場合、株価にも影響する場合もあります。

企業研究のやり方が分かるポイント(29)
  • 入社予定の企業が不祥事を起こしたときは、事実関係をよく確認したうえで、今後の方針を判断する。
集めた企業情報は、入社が決まっても、しばらく保管。

企業研究のやり方が分かる30のポイント

  1. 就職は、企業の名前ではなく、仕事の内容で選ぶのが正解。
  2. 企業訪問や工場見学で、貴重な情報を入手する。
  3. 企業の特徴が見つからないときの考え方。
  4. あなたが愛用している物は、どこの企業が作った物ですか。
  5. 店舗見学の際に、ふさわしい服装とは。
  6. 社員のプライベートを大切にする企業の、3つの特徴。
  7. 就職ランキングの思わぬ落とし穴とは。
  8. 差別のない企業の3つの特徴。
  9. 収入を増やしたい理由で、残業の多い企業を探すのは要注意。
  10. 大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。
  11. 資料請求をした企業から、資料が送られてこない場合の対処。
  12. 企業研究をすればするほど、選考通過の可能性が上がる。
  13. 業界研究や企業研究が、つもりになっていませんか。
  14. ワンマン経営者でも、好調な企業もある。
  15. 有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。
  16. 志望企業が決まれば、実施される選考の種類を必ず確認。
  17. OB・OG訪問を歓迎する企業の面接は、OB・OG訪問を重視されやすい。
  18. アルバイトから正社員になるのは、どのくらい難しいのか。
  19. 人道的でない精神論を、しつこくアピールする企業には要注意。
  20. 個人的な知名度だけで企業を選ぶのは、要注意。
    BtoBの企業にも、素晴らしい企業がある。
  21. 企業の状態は、社員に表れる。
    社員とは、いわば血液のようなもの。
  22. トイレは、企業の状態を表す穴場。
  23. 女性が働きやすい職場かどうかを、どう確認するか。
  24. 「優秀な人は大企業に就職」という考えは、世界的に見ると、実は珍しい。
  25. 企業説明会で上映されるビデオは、現実より美しく表現されている場合がある。
  26. 上場企業の面接前には、財務状況を確認しておきたい。
  27. 企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。
  28. 入社予定の企業が、合併した場合の対処。
  29. 入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。
  30. 集めた企業情報は、入社が決まっても、しばらく保管。

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