執筆者:水口貴博

企業研究のやり方が分かる30のポイント

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ワンマン経営者でも、好調な企業もある。

ワンマン経営者でも、好調な企業もある。 | 企業研究のやり方が分かる30のポイント

「ワンマン経営者」という言葉には、ネガティブな印象があるようです。

他の意見などを聞かず、自分の考えだけで判断・決断をする経営者です。

「他人の意見を聞かない」「自分の思いどおりに支配する人」など、独裁的なイメージもあるでしょう。

「あそこの会社の社長はワンマンだ」などと聞くと、やはり好印象は抱きにくいはずです。

たしかにワンマン経営者のいる企業は要注意ですが「悪い」と決め付けるのは早合点です。

ワンマン経営者でも、好調な企業もあることから、例外はたくさんあるのが現実です。

ワンマン経営者でも、社員を気遣う経営者もいれば、社員から人望を集めている経営者もいます。

特に小規模の企業の場合、ワンマン経営者のほうが経営はスムーズに進む場合があります。

小さな会社では、スピードが重要です。

成長段階の企業では、いちいち周りの判断を待っていては、重要なスピードを落とす原因になります。

ワンマン経営者による素早い判断と決断が、企業の強い引率力になり、経営によい影響を及ぼすことがあります。

ワンマン経営者を「悪い」と決め付けないことです。

経営状況やOB・OG訪問などから、きちんとした現実を確認したほうが確実です。

企業研究のやり方が分かるポイント(14)
  • ワンマン経営者を「悪い」と決め付けない。
有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。

企業研究のやり方が分かる30のポイント

  1. 就職は、企業の名前ではなく、仕事の内容で選ぶのが正解。
  2. 企業訪問や工場見学で、貴重な情報を入手する。
  3. 企業の特徴が見つからないときの考え方。
  4. あなたが愛用している物は、どこの企業が作った物ですか。
  5. 店舗見学の際に、ふさわしい服装とは。
  6. 社員のプライベートを大切にする企業の、3つの特徴。
  7. 就職ランキングの思わぬ落とし穴とは。
  8. 差別のない企業の3つの特徴。
  9. 収入を増やしたい理由で、残業の多い企業を探すのは要注意。
  10. 大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。
  11. 資料請求をした企業から、資料が送られてこない場合の対処。
  12. 企業研究をすればするほど、選考通過の可能性が上がる。
  13. 業界研究や企業研究が、つもりになっていませんか。
  14. ワンマン経営者でも、好調な企業もある。
  15. 有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。
  16. 志望企業が決まれば、実施される選考の種類を必ず確認。
  17. OB・OG訪問を歓迎する企業の面接は、OB・OG訪問を重視されやすい。
  18. アルバイトから正社員になるのは、どのくらい難しいのか。
  19. 人道的でない精神論を、しつこくアピールする企業には要注意。
  20. 個人的な知名度だけで企業を選ぶのは、要注意。
    BtoBの企業にも、素晴らしい企業がある。
  21. 企業の状態は、社員に表れる。
    社員とは、いわば血液のようなもの。
  22. トイレは、企業の状態を表す穴場。
  23. 女性が働きやすい職場かどうかを、どう確認するか。
  24. 「優秀な人は大企業に就職」という考えは、世界的に見ると、実は珍しい。
  25. 企業説明会で上映されるビデオは、現実より美しく表現されている場合がある。
  26. 上場企業の面接前には、財務状況を確認しておきたい。
  27. 企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。
  28. 入社予定の企業が、合併した場合の対処。
  29. 入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。
  30. 集めた企業情報は、入社が決まっても、しばらく保管。

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