執筆者:水口貴博

企業研究のやり方が分かる30のポイント

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大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。

大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。 | 企業研究のやり方が分かる30のポイント

中小企業だから、仕事も規模もチャンスも小さいとは限りません。

中小企業には、大企業では得られにくいメリットがいくつかあります。

  1. 若いうちに大きな仕事を任されやすい

中小企業は社員数が少ないため、若いうちに昇進しやすい傾向があります。

20代で、責任者やリーダーなどの立場を経験できることも珍しくありません。

若いうちに部下を持つと、仕事への姿勢や意識も変わるでしょう。

本人に能力さえあれば、若いうちに大きな仕事を経験できるチャンスに恵まれるでしょう。

  1. 業務の範囲が広いため、さまざまな経験を積みやすい

社員数が少ない中小企業では、1人あたりが対応する仕事の幅が、広く深くなる傾向があります。

その分だけ業務は大変なのですが、逆に言えば、成長できるチャンスでもあります。

企業によっては、大企業より幅広い仕事を担当できる場合もあります。

本人にやる気があれば、短期間でさまざまな経験ができる絶好の機会と言えます。

  1. やりがいを感じやすい

中小企業は社員数が少ないため、1人が担当する仕事の範囲や責任が大きくなる傾向があります。

1人1人がリーダーと言っても大げさではありません。

1人がいなくなると業務に影響が出やすいデメリットはありますが、裏を返せば、メリットにもなります。

自分が企業を動かしている実感が得やすいため、仕事にやりがいを見いだしやすくなるのです。

  1. 異動や転勤が少ない

中小企業は、大企業ほど、支店や部署が多くありません。

企業にもよりますが、一般的に大企業に比べると、支店や部署の数が少ないため、異動や転勤も少ない傾向があります。

企業研究のやり方が分かるポイント(10)
  • 中小企業のメリットを確認する。
資料請求をした企業から、資料が送られてこない場合の対処。

企業研究のやり方が分かる30のポイント

  1. 就職は、企業の名前ではなく、仕事の内容で選ぶのが正解。
  2. 企業訪問や工場見学で、貴重な情報を入手する。
  3. 企業の特徴が見つからないときの考え方。
  4. あなたが愛用している物は、どこの企業が作った物ですか。
  5. 店舗見学の際に、ふさわしい服装とは。
  6. 社員のプライベートを大切にする企業の、3つの特徴。
  7. 就職ランキングの思わぬ落とし穴とは。
  8. 差別のない企業の3つの特徴。
  9. 収入を増やしたい理由で、残業の多い企業を探すのは要注意。
  10. 大企業では得られにくい、中小企業ならではのメリット。
  11. 資料請求をした企業から、資料が送られてこない場合の対処。
  12. 企業研究をすればするほど、選考通過の可能性が上がる。
  13. 業界研究や企業研究が、つもりになっていませんか。
  14. ワンマン経営者でも、好調な企業もある。
  15. 有料の情報は、就職活動の効率を上げる効果がある。
  16. 志望企業が決まれば、実施される選考の種類を必ず確認。
  17. OB・OG訪問を歓迎する企業の面接は、OB・OG訪問を重視されやすい。
  18. アルバイトから正社員になるのは、どのくらい難しいのか。
  19. 人道的でない精神論を、しつこくアピールする企業には要注意。
  20. 個人的な知名度だけで企業を選ぶのは、要注意。
    BtoBの企業にも、素晴らしい企業がある。
  21. 企業の状態は、社員に表れる。
    社員とは、いわば血液のようなもの。
  22. トイレは、企業の状態を表す穴場。
  23. 女性が働きやすい職場かどうかを、どう確認するか。
  24. 「優秀な人は大企業に就職」という考えは、世界的に見ると、実は珍しい。
  25. 企業説明会で上映されるビデオは、現実より美しく表現されている場合がある。
  26. 上場企業の面接前には、財務状況を確認しておきたい。
  27. 企業が求めるコミュニケーション能力を、具体的に把握しているか。
  28. 入社予定の企業が、合併した場合の対処。
  29. 入社予定の企業が不祥事を起こしたときに考えたい、3つのポイント。
  30. 集めた企業情報は、入社が決まっても、しばらく保管。

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