学生が就職活動で最初に注目しがちなのは、BtoCの企業が多い傾向があります。
「BtoC」や「BtoB」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、企業間取引の状態を表した言葉です。
BtoBとは「Business(企業)to Business(企業)」の略であり、企業から企業へ販売する取引関係を表します。
BtoCとは「Business(企業)to Customer(個人)」の略であり、企業から個人に販売する取引関係を表します。
私たちになじみがある企業は、圧倒的にBtoCです。
BtoCの企業から販売される商品やサービスは、デパートやコンビニなど、私たちの日常で頻繁に触れます。
個人消費者にとっては知名度が高いため、就職活動においても、BtoCの企業に注目が集まる傾向があるのです。
しかし、BtoBの企業の存在も、やはり重要です。
BtoBの企業で働く魅力は、なんと言っても安定でしょう。
BtoBの企業は、取引先が企業であるため、取引が長期にわたる特徴があります。
そのうえ1つの取引規模が大きい特徴があるため、給与も反映される傾向があります。
研修制度や福利厚生も、充実している傾向があるのも大きな魅力です。
ただし、業務上の責任も大きいため、BtoBの企業の採用活動では、慎重な採用活動が行われる傾向があります。
BtoCの企業ばかりに偏らず、BtoBの企業にも注目してみましょう。
個人的な知名度だけで企業を選ぶのは、要注意。
聞き慣れない企業でも、業界では知名度が高く、優れた技術やノウハウを持った企業があります。
もしかすると、意外な企業を発見できるかもしれません。