執筆者:水口貴博

面接の練習で心がける30のポイント

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入退室のマナーは、何回練習すればいいのか。

入退室のマナーは、何回練習すればいいのか。 | 面接の練習で心がける30のポイント

入室は、第一印象を決める場です。

退室は、後味を決める場です。

一瞬ですが、印象を決める大事な場面です。

面接前は、入退室のマナーをしっかり練習して、スムーズに動けるようになっておくことが大切です。

さて、こうした話をすると、必ず出る話題があります。

「何回練習すればいいのか」です。

回数にこだわるのはよくありません。

目安としては「体が勝手に動くまで」です。

頭の中で、手順を考えていませんか。

「まずドアを手にして開けて、面接官と目を合わせ、挨拶をして、その次は……」

頭で考えているうちは、まだ本当に身についていない証拠です。

私たちが歩くとき、足の動かし方を頭で考えていませんよね。

歩くときは、両足が勝手に動くはずです。

本当に身につくと「体が勝手に動く」という状態になります。

面接の入退室のマナーも「体が勝手に動く」という状態まで練習するのが、理想です。

体が勝手に動く状態になるまでの練習回数には、個人差があります。

10回かもしれませんし、20回かもしれませんし、それ以上かもしれません。

身につくまでは大変ですが、身につけば、後は楽です。

入退室マナーは、自転車のように「一度、体で覚えたことは忘れにくい」という特徴があります。

体が勝手に動くまで、何度も練習しましょう。

面接の練習で心がけるポイント(8)
  • 体が勝手に動くまで、入退室のマナーを練習する。
自信のある態度と横柄な態度は、紙一重。

面接の練習で心がける30のポイント

  1. 練習不足で面接を受けるのは、落ちに行くようなもの。
  2. 面接は、礼儀作法を身につける場ではない。
  3. 面識がなければ、自己紹介はフルネームが基本。
  4. 完璧な言葉遣いは、実はベテランの社会人でも難しい。
  5. 何かをしながら、お辞儀や挨拶をしない。
  6. たった1秒を心がけるだけで、お辞儀の印象はよくなる。
  7. お辞儀で意外によくあるのは、よろける失敗。
  8. 入退室のマナーは、何回練習すればいいのか。
  9. 自信のある態度と横柄な態度は、紙一重。
  10. 面接で最もよく見られるのは、目。
  11. はっきり考えていないことは、はっきり話すこともできない。
  12. 気持ちの表現は、ボディーランゲージが効果的。
    ただし、過度には注意。
  13. 話し方の練習は、鏡1枚でできる。
  14. 天然ぼけと言われやすい人は、面接でも要注意。
  15. あなたが思う普通は、本当に普通なのか。
  16. 絶対ミスを避けるのは、絶対無理。
  17. 学歴が優秀でも、口を開けていると、間抜けに見える。
  18. 友人を、敬語の練習相手としてみよう。
  19. 面接の練習相手として、最適な人とは。
  20. 「そこまでする必要があるのか」と思ったときが、人生のわかれ目。
  21. 採点大会として批評し合えば、ゲーム感覚になる。
  22. 面接官の質問が終わってから、返事を始める。
  23. 面接は、練習をすればするほど、うまくなる。
  24. 就職課での面接の練習を、見落としていませんか。
  25. 親に面接の練習を手伝ってもらう。
    少しでも練習量を増やせるなら、意味がある。
  26. 自分の面接対応を録画して、客観視する。
  27. 他人の面接対応を見るのも、練習の一環。
  28. 面接まで時間がないとき、何をすれば、最も効果的か。
  29. 模擬面接用のチェックシート。
  30. 余裕があれば演じてほしい、面接官の役。

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