お辞儀にも、練習が必要です。
きれいなお辞儀ができるようになるまで、何度も練習しましょう。
「お辞儀くらい誰でもできる。頭を下げるだけ。なぜお辞儀に練習が必要なのか」
そう思うでしょう。
はい、必要なのです。
お辞儀でよくある失敗は、お辞儀の不自然な角度や姿勢だけではありません。
意外によくあるのは、よろける失敗です。
緊張している状態で深くお辞儀をすると、重心のバランスが崩れ、前によろけることがあります。
笑ってしまう状況ですが、意外にあるのです。
特に深く頭を下げたとき、よろけやすい傾向があります。
真面目な場面のお辞儀でよろけると、少しかっこ悪いですね。
だから、練習が必要です。
姿勢や角度だけではありません。
頭を深く下げたときも、重心がぶれないように練習しましょう。
名乗りながらお辞儀をするのではなく、名乗ってからお辞儀をするのが、丁寧なマナーです。
頭を下げたところで、1秒間止め、そして頭を上げます。
お辞儀は、頭ではなく、体で覚える動作です。
頭で意識しなくても自然にできるまで、何度も繰り返し練習しておきましょう。