いきなり面接を受けるのは、落ちに行くようなものです。
うまく話せると思ったことでも、本番では緊張して、思うように話せないかもしれません。
入退室のマナーも、実際は間違っているかもしれません。
自分では「正しい」と思っていた言葉遣いも、誤りがあるかもしれません。
本番が終わってから気づいても、遅いのです。
防げる失敗は、防ぐことです。
そのためにも、事前に面接の練習をおすすめします。
友人や先生など、身近な人の前で面接の練習をするのもいいですが、忘れがちな存在がいます。
親なのです。
親に面接官の役を演じてもらい、練習に協力してもらいましょう。
親の前では、恥ずかしくてやりにくいと思うかもしれません。
たしかに心理的に抵抗があるかもしれませんが、それでも、しないよりはましです。
恥ずかしくてもかまいません。
やりにくくてもかまいません。
面接官役が誰であれ、少しでも練習量を増やせるなら、意味があります。
親は、すでに社会を経験している大先輩であり、あなたの就職を本気で応援している存在でもあります。
あなたの態度を厳しい目で確認してくれるでしょう。
率直な意見も、遠慮なく指摘してくれるはずです。
とにかく今は、練習が最優先です。
面接は、練習をすればするほど、うまくなります。
とにかく練習した者が、最後に笑うのです。