「自分の力が足りなかったせいだ」
就職活動でうまくいかなかったとき、そう考える人がいるようです。
不採用の通知が届けば、自分を否定されたように感じ、自信をなくす人もいるでしょう。
頑張っても、うまくいかないときがあります。
頑張ってもうまくいかないときは、そういう日だと思えばいいのです。
何の解決にもならないと思うかもしれませんが、前向きにはなれます。
社会人として働くイメージを持っていますか。
「まだ社会人として働いたことがないから、イメージなんてない」
そう思うかもしれません。
不明点や疑問点を放置していませんか。
企業説明会・OB・OG訪問・面接。
不明点や疑問点が少しでもあれば、積極的に質問をしましょう。
「将来が不安で落ち着かない」
「就職活動は、うまくいくだろうか」
「就職活動がすべて不採用になれば、どうしようか」
親はたいてい、安定した就職先を促す傾向があります。
上場企業・大企業・公務員などです。
親も悪気があるわけではありません。
「ダメに決まっている」
そう思う原因を探ってみてください。
諦めるとはいえ、そのきっかけが重要です。
就職活動は、冒険として考えてみましょう。
あなたは、どこかにある宝物を手に入れるために、旅に出ます。
最初は、さまざまな情報に惑わされるでしょう。
就職活動では、情報収集が重要です。
業界には、どんな企業がどれだけあるのか。
志望企業は、どんな面接形式なのか。
面接では、企業に合わせることが大切だと思っていませんか。
企業が好むような仮面をかぶる。
企業が喜ぶような自分を演じる。
入手する情報の質を高めたければ、積極的に行動することです。
情報を得ることに対して、受動的になるのは良くありません。
就職関連のウェブサイトにメールアドレスを登録しておけば、更新されるたびにメールで連絡が来るでしょう。
情報収集は、目的を明確にしてから始めることが大切です。
情報を集めている途中で、目的からそれれば、戻ったり中断したりする勇気が必要です。
目的からそれることがあるのかと思いますが、実は、それるほうが多いのです。
人生では、諦めが伴う場面があります。
2つの選択肢があれば、どちらかを諦めなければなりません。
仕事を諦め、結婚する。
就職対策本を買って読み終わると、別の本が気になります。
「もう1冊買って、読んでみよう」
そう思って新しく本を買って読み終われば、さらに別の本も気になり始める。
面接の最後は「何か質問はありますか」と聞かれるのが一般的です。
このとき、質問がなくても、何か質問をして、意欲や熱意を見せるのが最良の対応です。
定番の面接対策の1つですね。
あなたは、運命の出会いを信じますか。
「運命の出会い」といえば、人との出会いを想像しがちですが、必ずしも人だけとは限りません。
企業との出会いもあります。
就職活動で出会った人とは、積極的に仲を深めましょう。
情報交換のためだけではありません。
友人をつくる最後のチャンスになるかもしれないからです。
就職活動では、スケジュール管理が必須です。
大学生なら、まず大学の授業ですね。
その空いた時間を使って、就職活動を進めるはずです。
「先生みたいだね」
「新聞記者みたいだね」
「システムエンジニアみたいだね」
「使える手段は、使ったほうがいい」
これが、就職活動の鉄則です。
パソコンであれ、スマートフォンであれ、使える手段は最大限に活用して、就職活動に役立てることが大切です。
学生時代は、ビジネスマナーにネガティブな印象を抱きがちです。
「ださい」
「堅苦しい」
企業説明会に申し込んでも「満席です」と、断られることがあります。
OB・OG訪問を申し込んでも「時間に余裕がありません」と、拒まれることがあります。
こうしたときに、どうするかです。
就職活動は、長期戦です。
人生には、うまくいくこととうまくいかないことの2つがあります。
とりわけ就職活動では、うまくいかないことを数多く体験するでしょう。
「言葉遣いがうまくない」
そんな愚痴をこぼす人には、ある共通点があります。
言葉遣いを磨く努力をしていないのです。
履歴書や面接で自己PRをする際、心がけてほしい基本があります。
できるだけシンプルな人物像を心がけることです。
人物像が複雑であったりわかりにくかったりするのは、好ましくありません。
面接とは、一瞬の連続です。
入室・挨拶・お辞儀。
表情の変化・視線の動き。
就職活動を狙った詐欺があります。
いわゆる就職詐欺です。
内定が決まらず追い詰められた学生に、甘い言葉で勧誘して、お金を騙し取る手口です。
就職対策は、基本的に自分がします。
自分で就職対策本を買って、ノウハウを学びます。
自分で自己分析をしたり、話し方を勉強したり、面接に必要な心構えを学びます。
就職活動では、さまざまな人から、ある言葉を言われます。
「就職活動、頑張ってね」という応援です。
励ましたい気持ちから、自然と出てくる一言です。
「不採用だったが、どうしてもこの企業に勤めたい」
不採用になっても現実を受け止められず、諦めきれない人もいるでしょう。
できることなら、受験のように「再挑戦したい」と思う人もいるはずです。
「自分の力が足りなかったせいだ」
就職活動でうまくいかなかったとき、そう考える人がいるようです。
不採用の通知が届けば、自分を否定されたように感じ、自信をなくす人もいるでしょう。
過去に大学受験の経験があるためか、不合格通知が届けば「自分の学力が足りないせい」と考えるのも、不思議ではありません。
実は、この点に誤解があります。
たしかに大学受験は、学力こそ重要です。
生まれや育ちにかかわらず、とにかく学力さえあれば、どんな難関大学でも突破できます。
しかし、就職活動は違います。
就職活動で重要なのは、学力ではなく、相性です。
企業は、自社に必要な人材であるかを、相性という視点から応募者を選考しています。
オーディションと言い換えてもいいでしょう。
「今、この役柄が足りません。誰かふさわしい人はいませんか」というイメージで、面接を行っています。
あくまで重視されるのは、相性です。
たとえ学歴が低くても、自社が求めている人材なら、採用になることもあります。
逆に、たとえ学歴が高くても、自社が求めている人材でなければ、不採用になることもあるのです。
不採用になっても、自信をなくす必要はありません。
「企業が求める人材ではなかった。相性が合わなかったのだな」と考えるくらいでいいのです。
不採用になることは、恥ではありません。
「大学受験は学力。就職活動は相性」
このことを心にしっかり意識し、希望を持って、就職活動に当たりましょう。
頑張っても、うまくいかないときがあります。
頑張ってもうまくいかないときは、そういう日だと思えばいいのです。
何の解決にもならないと思うかもしれませんが、前向きにはなれます。
難しく考えません。
自分をむやみに責めません。
誰が悪いわけでもありません。
八つ当たりもしません。
たまたま、そういう日なのです。
選んだトランプが、偶然、ジョーカーだったようなものです。
頑張ってもうまくいかない日も、大切な人生の1ページ。
頑張ってもうまくいかないときは、余計なことをしないのが賢明です。
運気が悪い方向に向いているため、むやみに悪あがきすると、事態が余計に悪化するでしょう。
頑張ってもうまくいかない日は、頑張らなくてもできることをしましょう。
気力も体力も精神力もあまり使わない、単純な作業がおすすめです。
部屋の掃除でもいい。
写真アルバムの整理整頓でもいいでしょう。
軽い雑用は、ちょうどいい気分転換になります。
何かを整理したりきれいにしたりすることで、あなたの運気が変わります。
翌日にはまた、いつもの調子を取り戻し、頑張った分だけ結果が出る状況になるでしょう。
社会人として働くイメージを持っていますか。
「まだ社会人として働いたことがないから、イメージなんてない」
そう思うかもしれません。
たしかに具体的なイメージは難しいでしょうが、ある程度のイメージを持つことは必要です。
イメージがあるかどうかは、自己PRや志望動機を考えるとき、はっきりわかります。
社会人として働くイメージがないと、自己PRや志望動機が漠然としがちです。
働くイメージが湧いていなければ、具体的なアピールも難しい。
「頑張ります」「努力します」「全力を尽くします」など、一方的かつ抽象的な言葉になるのです。
もし働くイメージが不足していれば、イメージが具体的になるように行動しましょう。
新聞・雑誌・テレビ・インターネットなどから、社会人が働く様子を確認するといいでしょう。
積極的にOB・OG訪問をして、社会人と接する機会を増やすのもいいでしょう。
夏休みを利用して、アルバイトやインターンシップを体験するのも名案です。
社会と接する機会は、自分からつくらなければ、増えません。
自分から情報を求めるから、情報に触れることができます。
「社会に出て働くとはこういうことなのか」というイメージを持っておくことです。
そのイメージは、具体的であればあるほどいい。
イメージができれば「どう言えば、好感が得られるか」という客観的な見方ができるようになります。
結果として、自己PRや志望動機も具体的になるのです。
不明点や疑問点を放置していませんか。
企業説明会・OB・OG訪問・面接。
不明点や疑問点が少しでもあれば、積極的に質問をしましょう。
「質問すると煩わしく思われるのではないか」
そう思うかもしれませんが、考えすぎです。
たしかに調べればわかる質問をしたり、同じ質問を繰り返したりするのは良くありません。
しかし、マナーを守って常識の範囲で質問する分には問題ありません。
むしろ不明点や疑問点は、積極的に質問すべきです。
不明点や疑問点を放置しておくと、誤解を招き、あとからトラブルに発展する可能性があります。
就職活動は情報戦です。
もんもんとした知識を、ずっと引きずっても仕方ありません。
「まあいいか」「ほうっておこう」などの怠けた考えが、就職活動を停滞させるのです。
問題は、早めの段階で解消させましょう。
トラブル防止だけでなく、就職活動の活性化にもつながります。
マナーを守りながら積極的に質問すれば、興味関心があると判断され、高い評価につながりやすくなるのです。
「将来が不安で落ち着かない」
「就職活動は、うまくいくだろうか」
「就職活動がすべて不採用になれば、どうしようか」
就職活動では、さまざまな不安があります。
考えても仕方ないとわかっていても、考えてしまうでしょう。
しかし、考えすぎには注意です。
将来の不安ばかりを考えていると、就職活動を始める前に疲れます。
とりわけ不安は、ネガティブであるため、疲れやすい。
疲れてしまうと、肝心なところで集中力が発揮できず、本当に就職活動が失敗してしまいます。
うまくいかないから、不安を考えるのではありません。
不安を考えるから、うまくいかないのです。
もし不安で仕方なければ、とりあえずできることから就職活動を始めましょう。
業界研究でもいい。
筆記試験対策でもいい。
就職対策本を読むのもいい。
何かに集中しているうちは、不安を忘れることができます。
それでもまだ不安を感じるなら、さらに集中すればいい。
不安を感じたまま何もしないで疲れるくらいなら、何かをして疲れたほうが有益です。
親はたいてい、安定した就職先を促す傾向があります。
上場企業・大企業・公務員などです。
親も悪気があるわけではありません。
大事なわが子を真剣に思ってのことです。
安定した就職先を歩んでもらいたいのは、当然の親心です。
しかし、往々にして、親と子の希望はすれ違いやすい。
自分が希望する業界・職種・企業など、親との意見が合わないのです。
親と意見が合わないとき、どうするか。
まず最も大切なのは、自分の希望です。
「親の指示は絶対」と考え、完全に服従しなければいけないルールはありません。
もちろん親の希望の中で、叶えられる点は配慮したほうがいいのですが、あくまで任意です。
就職活動は、人生の大事な分岐点。
仕事は、人生の大半を決める要素です。
その仕事を決めることは、人生を決めると言っても、大げさではありません。
いつもは親にノーと言えない人でも、就職の進路だけは、希望をきちんと主張することです。
本当に進みたい進路があるなら、ここで強気にならないと、一生後悔するでしょう。
反対を押し切るか、妥協するか、屈服するか。
人生の大事な勝負所なのです。
本当に進みたい道なら、親の希望であれ、反対を押し切る勇気が必要です。
ただし、反対を押し切るなら、マナーがあります。
話し合いです。
親を敵に回しても、いいことはありません。
自分の主張だけを一方的に押し付けるのではなく、理解してもらえるまで話し合いましょう。
理解が得られるまで何度も話し合いをして、人生に真剣であることをしっかり伝えます。
親も鬼ではありません。
熱意と意欲が伝われば、いつかは子どもの希望を理解してくれるでしょう。
理解が得られれば、協力を得やすくなるため、難しい就職活動も乗り越えやすくなるのです。
「ダメに決まっている」
そう思う原因を探ってみてください。
諦めるとはいえ、そのきっかけが重要です。
ダメだと思うことは、本当に不可能なことでしょうか。
やるだけのことをやったうえで諦めるなら、まだわかるのです。
最大限の努力をしたにもかかわらず、結果が出なければ、ダメだと思うのも自然です。
しかし、行動する前から「ダメに決まっている」と思うのは、不自然です。
自分から諦めている状態です。
まだ何もやっていない。
ただ、思っているだけ。
「ダメに決まっている」と思うのが、ダメなのです。
行動する前から諦めないことです。
「ダメに決まっている」を「できるかもしれない」に変えてみてください。
まず、行動してみる。
仮にうまくいかなければ、別の方法を考えてみる。
場所や時期を変えたり、誰かと協力したりなど、方法はいくらでも思い浮かぶでしょう。
できないことは、できるようにするのです。
ダメだと諦めるのは、やるだけのことをやってからです。
一度しかない人生を、簡単に諦めないことです。
生んでくれた両親、支えてくれている友人たちに失礼です。
応援している人たちのためにも、すぐ諦めず、まず全力を尽くしましょう。
本当に全力を尽くせば、多くのことが実現できることに気づくはずです。
就職活動は、冒険として考えてみましょう。
あなたは、どこかにある宝物を手に入れるために、旅に出ます。
最初は、さまざまな情報に惑わされるでしょう。
さまざまな場所に出向き、情報交換をしていくうちに、だんだん正しい情報が判明していきます。
頭だけでなく、体も動かします。
時には、危険を冒さなければ、手に入らない情報もあるでしょう。
旅の途中で人に出会い、仲間が増える喜びも味わえるはずです。
最初は1人で寂しかった冒険も、仲間が増えると心強くなります。
仲間のおかげで、情報交換はさらに活性化されます。
冒険を進めながら多くの情報を集めるにつれて、宝物のありかがだんだんわかってきます。
「ここに宝物がある」という場所に、履歴書という名の挑戦状を送ります。
面接は、ボスとの戦いです。
相手の質問にうまく受け答え、ダメージを最小限に抑えましょう。
難関を攻略していく様子は、宝探しと同じなのです。
さあ、就職活動という名の冒険を始めましょう。
内定という宝を手に入れるために、今日も冒険に出るのです。
就職活動では、情報収集が重要です。
業界には、どんな企業がどれだけあるのか。
志望企業は、どんな面接形式なのか。
どういった人材を求めているのか。
面接におけるマナーやふさわしい受け答え。
面接で好印象を与える方法。
すべて、情報があるからわかることです。
動作が伴うビジネスマナーも、言い換えれば、情報です。
情報があるから、正しい振る舞いがわかり、練習しやすくなるのです。
もちろん集めた情報は取捨選択の必要がありますが、情報がなければ、取捨選択のしようもありません。
情報が多ければ多いほど、基準も明確になるため、正しい判断がしやすくなります。
あらゆるところから情報を入手しましょう。
テレビ・新聞・雑誌・案内資料。
書籍・インターネット・口コミ。
セミナー・企業説明会・OB・OG訪問。
1つの媒体に偏らず、さまざまな媒体から幅広く入手することが大切です。
就職活動を有利に進められるかどうかは、集めた情報量で決まると言っても、言いすぎではありません。
情報収集は、もっと積極的に行うべきです。
情報の山の中に、思わぬ近道が潜んでいるかもしれません。
情報を制する人が、就職活動も制するのです。
面接では、企業に合わせることが大切だと思っていませんか。
企業が好むような仮面をかぶる。
企業が喜ぶような自分を演じる。
企業に気に入ってもらおうと、おべっかを言う。
たしかに自己PRや志望動機などは、企業に合った内容に仕上げる必要があります。
自己PRや志望動機の使い回しは良くありません。
企業によって特色が異なりますから、企業に合った内容が求められます。
しかし、それはあくまで「自分と企業の共通点を見つける」という意味での「合わせる」です。
自分を演じたり嘘をついたりしてまで、無理やり企業に合わせるのではありません。
無理に立派な自分を装っても、いつかはばれます。
仮面をかぶって面接を受けても、面接官はすぐ見抜くでしょう。
企業に自分を合わせても、実際は合っていないため、入社しても違和感を抱くはずです。
そこでこう考えてください。
企業に自分を合わせるのではありません。
自分に合った企業を探すのです。
自分に合った企業を探して内定を目指すことが、本当の就職活動です。
「やりたいこと」と「できること」の2本の軸を中心に、自分に合った企業を探しましょう。
「自分に合った企業を探す」と考え、就職活動を楽しみながら進めることが、うまくいかせるポイントなのです。
入手する情報の質を高めたければ、積極的に行動することです。
情報を得ることに対して、受動的になるのは良くありません。
就職関連のウェブサイトにメールアドレスを登録しておけば、更新されるたびにメールで連絡が来るでしょう。
しかし、受動的で得られる情報は、一般公開されているものが大半です。
受動的でも、ある程度の情報は得られますが、そこでは差がつきにくい。
受動的では、得られる情報の量が少なくなるだけでなく、質まで低くなる傾向があります。
価値ある情報を入手したければ、やはり積極的に動く姿勢が重要です。
「もっと知りたい」という積極的な行動をするから、より深い情報までたどり着けます
必死になって探すから、気づきにくい点にも気づきやすくなります。
珍しい情報・限定情報・裏情報など、価値ある情報を入手しやすくなるのです。
特に積極性は、人と接するときに大きな違いが見られます。
想像してみてください。
相手から「教えてほしい」という熱意と意欲が感じられれば、やはり「気持ちに報いたい」と思うのではないでしょうか。
頑張っている人を見ると、やはり応援したくなるはずです。
その結果、接する人たちから価値ある情報を引き出しやすくなるのです。
積極性とは、価値ある情報を引き出す最高の武器。
積極的になればなるほど、得られる情報の質も高くなるのです。
情報収集は、目的を明確にしてから始めることが大切です。
情報を集めている途中で、目的からそれれば、戻ったり中断したりする勇気が必要です。
目的からそれることがあるのかと思いますが、実は、それるほうが多いのです。
たとえば、インターネットによる情報収集です。
インターネットで興味のある企業について調べていると、興味関心のある別の記事を見つけることがあります。
就職活動とは関係のない記事です。
「なんだろう。気になる」
そう思って読み始めると、そのまま目的からそれた記事を読んでしまう。
そうしているうちに、さらにまた別の記事が気になって読んでしまう。
気づけば、多くの時間が過ぎていることがあるのです。
この現象は、テレビでも書籍でも起こります。
私たちの周りには、数多くの誘惑があふれています。
「自分は今、目的に沿った情報収集ができているだろうか」
そう自分に言い聞かせながら、客観的に行動を振り返る習慣が必要です。
目的からそれているなら、興味関心のある記事を読んでいる途中でも、中断する勇気が必要です。
自分の興味関心に逆らうのは心苦しい作業になるでしょう。
しかし、効率よく情報を集めるためには、必要な管理能力なのです。
人生では、諦めが伴う場面があります。
2つの選択肢があれば、どちらかを諦めなければなりません。
仕事を諦め、結婚する。
志望業界を諦め、別の業界に進む。
やりたい仕事を諦め、お金のためだけの仕事に就く。
進みたくても、事情があって、諦めざるを得ない場合があるものです。
もちろん確実に不可能である道なら、むやみに執着するのは不毛です。
完全に不可能なら、さっと見切りをつけ、別の道に進んだほうがいいでしょう。
しかし、中には一見不可能に思えても、努力を重ねれば、打開策を見いだせる場合があります。
たとえば、志望企業を諦めそうになったとき、遠い親戚に関係者がいて、思わぬ縁に恵まれることがあります。
諦めそうになったとき、自分に問いかけてみてください。
「その道を諦めて後悔しないか。さらに努力をすれば、道が開けるのではないか」と。
人生のある時期、楽な道を選んだため、ずっと後悔を引きずる場合があります。
「もしあのとき、こうしておけば……」という苦しみを、一生涯、背負い続けます。
これは、かなり苦しいことです。
そうなるくらいなら、今、もう少し努力しておくほうが建設的です。
分厚い壁があっても、意欲や熱意で、突破できるかもしれません。
前例がなければ、自分が前例をつくればいい。
自分ができる努力を尽くした結果、不可能とわかれば、そのときに諦めればいいことです。
そういうときの諦めは、気持ちがいいものです。
簡単に諦めないことです。
あとから悔いて苦しむくらいなら、今苦しい思いをして、希望の道に進んでおくほうが、長期で見て楽です。
人生は、泣いても笑っても、一度きり。
これは、地球上、すべての人に共通です。
一度しかない人生のために、最も自分らしい道を進みましょう。
いばらの道でも、それが自分の選択と判断なら、きっと素晴らしい道になるでしょう。
就職対策本を買って読み終わると、別の本が気になります。
「もう1冊買って、読んでみよう」
そう思って新しく本を買って読み終われば、さらに別の本も気になり始める。
そんな状況に心当たりがあるなら、要注意です。
たくさん読んだほうが勉強した気になるのは、受験の参考書と同じ現象です。
もちろん勉強する姿勢は素晴らしいのですが、単にたくさん読めばいいわけではありません。
大切なことは、しっかり読んで、身につけることです。
読んで終わりにしている人が多い。
読むだけでは意味がありません。
得た知識を生かしてこそ、意味があるのです。
就職対策本ごとに、内容も異なって見えますが、そう見えるだけです。
書いている本質は、どれも同じです。
就職対策本は、マニュアル本です。
考え方や手順についてまとめた本です。
書き方や記載範囲は本によって異なりますが、大切な部分は、どの本もほぼ同じなのです。
自分に合った本があれば、その1冊をしっかり読んで、身につけることです。
何度も読んで、復習する。
そして、生かすことです。
もし生かすことができないなら、本が悪いのではなく、読み方に問題があるのではないでしょうか。
流し読みになっていたり、読むだけで終わりにしていたりなどです。
生かせるような読み方をすることです。
読んで「なるほど」と納得すれば、すぐ実行してみましょう。
読みかけでもいいから、本を閉じて、すぐ行動に移すのです。
これだけでも、本の生かし方がずいぶんよくなります。
しっかり生かせる読み方ができれば、就職対策本は、数冊でも十分です。
面接の最後は「何か質問はありますか」と聞かれるのが一般的です。
このとき、質問がなくても、何か質問をして、意欲や熱意を見せるのが最良の対応です。
定番の面接対策の1つですね。
しかし、こうしたアドバイスを見聞きしたとき、次のように反論する人がいます。
「別に質問がなければ、無理に質問する必要はないだろう」と。
たしかにそのとおりです。
無理に質問がなければ「特にありません」の一言で済ませるのもいいでしょう。
素直な対応であり、素の自分をありのまま見てもらうことができるに違いありません。
しかしここは、そうした単純な話ではないのです。
面接対策とは、過去の先人たちによる教訓です。
自分より前の人たちが失敗を犯し、その失敗から導き出した最善策です。
そのアドバイスには、素直に従ったほうがいい。
何でも正直ならいいわけではありません。
社会に出ると、本音と建前を使い分ける場面が数多く存在します。
演技をしなければいけない場面もあるでしょう。
物事を円滑に進めるために、多少の嘘をつかなければいけない場面もあります。
したがって「何か質問はありますか」と聞かれれば、物事を円滑に進めるため、やはり何か質問したほうが賢明なのです。
この考え方は、あらゆる面接対策のアドバイスに通じることです。
面接対策のアドバイスにけちをつけても、いいことはありません。
自分が損をするだけです。
先人からのアドバイスとは、血と汗と涙の結晶。
うっとうしい言葉に聞こえるかもしれませんが、素直に従ったほうが、自分のためになるのです。
あなたは、運命の出会いを信じますか。
「運命の出会い」といえば、人との出会いを想像しがちですが、必ずしも人だけとは限りません。
企業との出会いもあります。
たまたま就職情報誌で知った企業が、運命の出会いになるかもしれません。
たまたま友人の紹介で知った企業が、運命の出会いになるかもしれません。
運命の出会いの特徴は、前触れがありません。
ある日突然なのです。
大切なことは、運命の出会いを信じることです。
信じないといけない。
運命の出会いを信じない人は、運命の出会いがないでしょう。
「運命の出会いがない」と思っていれば、実際に運命の出会いに触れても、普通に感じます。
素晴らしい出来事であることに気づかず、そのまま素通りをして、貴重なチャンスを失うのです。
運命の出会いは「運命の出会いがある」と信じる人に起こります。
運命の出会いを探そうとする感性が敏感になっているため、自分に合った企業を発見したとき、びびっとした衝撃があります。
では、運命の出会いを信じて、就職活動に出かけてみましょう。
ちなみにこの文章に触れたのも、何かの運命かもしれません。
その勢いで書店に向かえば、偶然手にした就職情報誌で運命の出会いがあるかもしれません。
就職活動で出会った人とは、積極的に仲を深めましょう。
情報交換のためだけではありません。
友人をつくる最後のチャンスになるかもしれないからです。
社会に出ると、友人をつくるのが難しくなります。
不可能ではありませんが、学生時代に比べてつくりにくくなるのはたしか。
社会での人間関係は、お金が絡むため、学生時代のように打ち解けた仲になりにくいのです。
その状況を考えると、就職活動は、友人をつくる最後のチャンスと言えるでしょう。
就職活動中は、誰もが必死です。
だからこそ、仲良くなれる条件がそろっています。
知り合えば「一緒に頑張ろう。助け合おう」と、お互いを求め合う力が強く、すぐ仲良くなれるでしょう。
お互いが同じ目標を共有できるため、心が通いやすくなり、仲も深めやすいのです。
人生は、常にチャンスがあるわけではありません。
チャンスは、失ってから、価値に気づくことが多い。
「就職活動は、友人をつくる最後のチャンス」
これを心に留め、貴重なチャンスを存分に生かしましょう。
就職活動では、スケジュール管理が必須です。
大学生なら、まず大学の授業ですね。
その空いた時間を使って、就職活動を進めるはずです。
自己分析・業界研究・企業研究・OB・OG訪問・企業説明会・1次面接・2次面接。
さらにアルバイトもしていれば、余裕のないスケジュール管理になるでしょう。
優先順位や効率を考えながら、予定と予定を入れ替える。
入れ替えた予定を、また別の予定に入れ替える。
そうした日々が続くに違いありません。
もはやスケジュール管理すら、1つの仕事になってしまうのです。
そこで、こう考えてみてください。
「スケジュール管理は、スライドパズルである」と。
スライドパズルをご存じですか。
ケースの中に収められた駒を、空いたます目を利用して動かし、目的の配置にするパズルです。
思考力や想像力が要求され、頭を使うゲームです。
就職活動のスケジュール管理も、いわば、スライドパズルです。
予定をずらしたり、入れ替えたりしながら、目的の配置にするパズルゲームです。
スケジュール管理をゲームとして考えてみてください。
苦しみながら考えるより、楽しみながら考えましょう。
慌てたときも、いらいらするのではなく、そのどきどきを楽しみましょう。
悩むことを楽しむ姿勢が大切です。
就職活動という1枚の絵を完成すべく、それぞれのイベントをスライドさせているのです。
「先生みたいだね」
「新聞記者みたいだね」
「システムエンジニアみたいだね」
そんなことを言われたことはありませんか。
それぞれの職種には、特有の雰囲気があるものです。
服装・話し方・動きなどです。
先生なら、話を聞くのがうまかったり、教え方がうまかったりなどの特徴があるでしょう。
新聞記者なら、興味を持って話を聞いたり、細かくメモを取ったりなどです。
システムエンジニアなら、開発・分析・設計などに強い傾向があるでしょう。
あなたが希望する職種は何ですか。
自分が希望する職種に特有の雰囲気があれば、真似をしてみましょう。
すべてを真似するのは難しいかもしれませんが、少しでも真似ができれば、採用率に影響する場合があります。
職種と雰囲気が一致すれば、面接官から素質があるように判断されやすくなるでしょう。
真似でもいいですから「○○らしさ」を見せることが大切です。
「使える手段は、使ったほうがいい」
これが、就職活動の鉄則です。
パソコンであれ、スマートフォンであれ、使える手段は最大限に活用して、就職活動に役立てることが大切です。
たとえコネであれ、就職活動を有利にする手段の1つです。
使える手段は最大限に使って、少しでも就職活動を有利にすることが大切です。
さて、このコネについて、もう少し深く考えてみましょう。
「自分の家庭にはコネがない」と思ったとき、もう一度考えてみてください。
「本当にコネがないのか」と、もう少し幅を広げてほしいのです。
たとえば、親戚です。
親戚も、人脈の1つです。
遠い親戚まで含めれば、幅はかなり広がるため、コネの範囲が広がるはずです。
親の勤務先も重要です。
親の職場の人脈まで幅を広げれば、コネの範囲がもっと広がります。
さらにこの両方を組み合わせて、遠い親戚が勤める職場の人脈まで含めれば、相当な幅になるはずです。
あらゆるルートを考えてみてください。
「申し訳ない」「そこまでしなくてもいいのではないか」と思うかどうかは、あなたしだいです。
そこまでしないなら、コネの力もそこまでです。
相手に申し訳ないと思いますが、最初から試すことなく諦めるのはもったいない。
うまくいくとは限りませんが、無理を承知でお願いしてみるのも、就職活動の一環です。
その勇気がきっかけで、就職先が決まることもあるのです。
学生時代は、ビジネスマナーにネガティブな印象を抱きがちです。
「ださい」
「堅苦しい」
「かっこ悪い」
ロボットのような動きに、違和感を抱く人も多いのではないでしょうか。
堅苦しさがたまらなく感じるものですが、それでもやはり社会では、ビジネスマナーは必要です。
ビジネスマナーとは、潤滑油であり、共通言語です。
社会にはさまざまな人がいますが、ビジネスマナーのおかげで、仕事上の摩擦が小さくなり、物事がスムーズに進むのです。
社会人として生きているかぎり、ビジネスマナーは常に必要です。
メールの文章・電話対応・言葉遣い。
報告・連絡・相談のマナー。
それぞれがきちんと礼儀正しくできているでしょうか。
社会に出て仕事をすると、ビジネスマナーの連続です。
ビジネスマナーは、1つでも身につけることです。
特に忘れがちなのは、名刺の交換です。
友人を面接官と見立てて、名刺交換の練習をするといいでしょう。
多少、堅苦しいと思われるくらいでちょうどいいのです。
ビジネス上の「堅苦しい」は「しっかりしている」という意味の裏返しです。
ビジネスマナーがなくて不利になることはあっても、ありすぎて不利になることはありません。
少しでも礼儀正しく丁寧に接して、社会性があることをアピールしたほうが、あなたのためです。
その堅苦しさが、あなたの信頼に変わるのです。
企業説明会に申し込んでも「満席です」と、断られることがあります。
OB・OG訪問を申し込んでも「時間に余裕がありません」と、拒まれることがあります。
こうしたときに、どうするかです。
断られたとき「はい。わかりました」と答えていませんか。
素直な返事で結構です。
しかしこれは、素直とは言いません。
「素直」ではなく「諦めが早い」と言います。
では、どうするか。
断られたとき、相手の迷惑にならない範囲で、もう一押ししてみることが大切です。
「なんとかならないでしょうか」
「30分だけでも無理でしょうか」
「なんとか別の方法はないでしょうか」
本当に熱意と意欲があるなら、これくらい粘るのが当然です。
固く断られた場合は諦めるしかありませんが、場合によっては、先方が考え直してくれることがあります。
「わかりました。では、今回だけ特別です」と言って、例外を案内してくれるかもしれません。
「では、こういうのはいかがでしょうか」と言って、代替案を提示してくれる場合もあるでしょう。
断られても、無理を承知で、もう一押ししてみるのです。
この一押しが、未来を切り開くきっかけになります。
粘ることができる人間になりましょう。
簡単に諦めず、粘り強い姿勢を見せることが、就職活動に必要な姿勢なのです。
就職活動は、長期戦です。
人生には、うまくいくこととうまくいかないことの2つがあります。
とりわけ就職活動では、うまくいかないことを数多く体験するでしょう。
採用より不採用を、多く目にすることになるはずです。
それでも諦めるわけにはいかず、適度な休憩を取りながら、前向きに頑張るしかありません。
しかし、この「適度な休憩」が、実に難しい。
焦ったり、興奮したり、混乱したりなどの影響です。
「余裕がなくなれば休めばいい」と思いますが、余裕がないときほど、休もうとは思いません。
「休もうと思えない。思う余裕もない」などと言ったほうがいいのかもしれません。
そして、休まないから、余計に余裕がなくなるという悪循環。
不採用の後は反省が大切ですが、その反省が行われないまま、失敗の数だけ増える可能性があるのです。
これを防ぐために、1つ提案があります。
あらかじめ休憩のタイミングをつくっておくのはいかがでしょうか。
たとえば「5回不採用を受け取れば、1回休憩」などです。
あらかじめ休むべき条件を明確にしておけば、休むべきタイミングも明確になります。
もちろん状況に応じて、条件を緩めたり厳しくしたりするといいでしょう。
疲れてから休むのではなく、あらかじめ休むべき目安をつくっておくほうが、ストレス管理が容易になります。
「言葉遣いがうまくない」
そんな愚痴をこぼす人には、ある共通点があります。
言葉遣いを磨く努力をしていないのです。
言葉遣いを学ぶためには、目上の人と話したり、言葉遣いの勉強をしたりなどが必要です。
そうした機会に偶然恵まれることを、自然の成り行きに任せているだけになっています。
だから、うまくならない。
言葉遣いの向上が、運頼みになっている状態なのです。
「言葉遣いがうまくない」と嘆く暇があるなら、具体的な策を立てることです。
目上の人と話す機会をつくりましょう。
話しかけられるのではなく、話しかけるのです。
そうすれば、目上の人と話す機会を、自分からつくれます。
どう言えばいいのかわからなければ、本屋に行って、ビジネスマナーに関する本を買えばいいだけです。
わずかなお金で、多くの言葉遣いを効率よく学べます。
言葉遣いがうまくなる対策は、探せばいくらでもあります。
すべて、自分の努力しだい。
そうした努力もすることなく、自然の成り行きに任せているだけでは、言葉遣いはうまくなりません。
言葉遣いがうまい人は、うまくなるような努力をきちんとしています。
積極的に目上の人に話しかけたり、見えないところで本を買って勉強したりなどです。
言葉遣いにセンスは不要です。
勉強と努力をすれば、誰でも向上するものなのです。
履歴書や面接で自己PRをする際、心がけてほしい基本があります。
できるだけシンプルな人物像を心がけることです。
人物像が複雑であったりわかりにくかったりするのは、好ましくありません。
「あれもできます。これもできます」と、強みや得意をたくさん紹介するのはいいのですが、多ければいいわけではありません。
たくさん話せば話すほど、面接官は頭の整理が難しくなるでしょう。
「結局のところ、この人の特徴は何だろう」と思われ、何も印象に残らないのです。
得意や強みを紹介するなら、できるだけシンプルを心がけることです。
シンプルこそ、ベストです。
紹介する得意や強みは、本当に自信のあるものだけを選んで紹介するといいでしょう。
得意や強みが複数ある場合は、一貫性を保つ工夫が大切です。
キャッチフレーズを使って、特徴をシンプルにまとめるのも一案です。
シンプルな人物像を心がけることです。
面接官から「この人は英語が得意なのだな」「この人は、考える力が強いな」など、わかりやすい人物像を心がけます。
自己PRは、量より質です。
シンプルであるほうが、言葉がストレートに伝わるため、印象が強くなります。
人物像は、シンプルであるほうが、心に響くのです。
面接とは、一瞬の連続です。
入室・挨拶・お辞儀。
表情の変化・視線の動き。
質問に対する回答の仕方。
それぞれを単体で見れば、わずか数秒間です。
この一瞬をどう思うかで、面接の勝負が決まります。
「一瞬くらい手抜きしてもいいだろう」
「一瞬くらいで印象は決まらない」
そう思っていませんか。
ここなのです。
本当のことを言うと、逆です。
面接の所要時間は、短い。
短いからこそ、一瞬で多くのことを判断される傾向が、普段以上に強いのです。
たまたま、ため息を1回ついたとします。
その様子を見た面接官は「この人は普段から、よくため息をつくのかな」と考えるでしょう。
時間にしてわずか数秒でも、普段の様子と思われます。
面接は、一瞬の言動で、多くのことを判断される傾向が強いことを覚悟しておかなければなりません。
あなたが面接で見せる言動は、すべて何らかの印象につながります。
一瞬でも、どうか手を抜かないでほしい。
一瞬だからこそ、注意すると考えるのが適切です。
一瞬を大切にできれば、結果として、全体も大切にできるのです。
就職活動を狙った詐欺があります。
いわゆる就職詐欺です。
内定が決まらず追い詰められた学生に、甘い言葉で勧誘して、お金を騙し取る手口です。
さまざまな手口が存在しますが、代表的なパターンは次の3つがあります。
「資格取得を保証します」「必ず合格させます」などのキャッチコピーで、高額の商品を買わせる手口です。
商品は高額であるにもかかわらず、その商材は本屋で売っているような平凡なもの。
「電話でサポートもします」とうたっておきながら、実際はいつも電話中で、つながらないのです。
「大手の企業への人脈を○○万円でご紹介します」などの触れ込みで、高額な金額を要求するものです。
大手の人脈とはいえ、表面的であったり架空であったりなど、成果につながらない内容がほとんどです。
「たった3日で内定」「大企業の内定を約束」「誰でもできる面接テクニック」などの触れ込みで、高額を要求するものです。
当然、数日で内定がとれるわけでなく、裏があり、話がうまく進まない場合がほとんどです。
さて、どの詐欺にも共通するのが「うまい話」という点です。
うまい話には、裏があると思うことです。
難しいことが簡単に実現できれば、誰も苦労しないのです。
もし、自分だけで詐欺の判断が難しければ、信頼できるベテランに相談しましょう。
たとえば、就職課の職員です。
経験豊富なベテランに「こういう話があるのですが、どう思われますか」と相談してみましょう。
ベテランは、詐欺であるかどうか、正しく判断してくれるはずです。
追い詰められたときほど、余裕がなく、判断力や思考力が低下するもの。
余裕がないときほど、信頼できるベテランに頼る姿勢が大切です。
就職対策は、基本的に自分がします。
自分で就職対策本を買って、ノウハウを学びます。
自分で自己分析をしたり、話し方を勉強したり、面接に必要な心構えを学びます。
いわゆる独学なのです。
世の中は、独学が苦手である人もいるはずです。
もし独学が不安なら、就職対策の学校という選択肢も視野に入れてみてください。
あまり知られていませんが、世の中には就職対策の学校が存在します。
まさしく就職活動を乗り切るために、ノウハウやマナーを学ぶ専門的な学校です。
民間の企業が有料で教えている場合が多いようです。
「学校まで通うなんて大げさではないか」と思いますが、少し考え方を変えてみてください。
私たちの多くは、大学受験対策で塾や予備校に通いますが、それと同じです。
独学だけでは不安があるため、外部の学校に通い、専門的な教育を受けます。
試験を突破するためには、独学より、専門的な学校で教育を受けたほうが、習得がスムーズになる人もいるはずです。
大学受験対策に塾に通うのですから、就職対策として学校に通うのも、不思議なことではありません。
人生に関わる大きな時期なのですから、そうした学校を頼ってもいいのではないでしょうか。
費用も時間もかかるため、すべての人に勧めるわけではありませんが、余裕があれば検討したい手段です。
就職活動では、さまざまな人から、ある言葉を言われます。
「就職活動、頑張ってね」という応援です。
励ましたい気持ちから、自然と出てくる一言です。
さて、このとき、以下のような返事に心当たりはありませんか。
「あまり自信がありません」
「本当にうまくいきますかね」
「就職活動に疲れました」
「なんとかなればいいんですけど」
「あまりプレッシャーをかけないでください」
これらはあまりよくない返事です。
不安があるのはわかりますが、やはりネガティブな返事は気持ちのいい言葉ではありません。
ネガティブな返事は、相手の助言を否定していることにもなります。
せっかく応援した人も「本当に大丈夫かな」「暗いことを言わないでくれよ」など、不安になるでしょう。
「就職活動、頑張ってね」と応援されたときの返事は、ただ1つ。
「はい。頑張ります」です。
明るい表情で、素直に答えましょう。
不安な気持ちがあるかもしれませんが、前向きに頑張ろうとする様子を見せます。
素直で正直な人は、応援されます。
明るい返事があれば「もっと応援したい」という気持ちになるでしょう。
応援されたときの後味が良くなるのです。
「不採用だったが、どうしてもこの企業に勤めたい」
不採用になっても現実を受け止められず、諦めきれない人もいるでしょう。
できることなら、受験のように「再挑戦したい」と思う人もいるはずです。
さて、同じ企業への再応募はできるのでしょうか。
一般的に「再応募は不可」という条件がないかぎり、同じ企業への再応募は可能です。
ただし、普通に再応募すればいいわけではありません。
履歴書や能力など、プロフィールに変化がなければ、何度応募しても、やはり不採用になるでしょう。
再応募をするなら、履歴書や能力など、プロフィールが向上していることが条件です。
少なくとも、しばらく時間をあけるのが得策です。
その時間で、経験の蓄積、資格の取得、面接の練習など、スキルアップを心がけます。
自分を向上させてから再応募すれば、次は採用されるかもしれません。
新卒で不採用だった企業でも、別の企業で経験を積んだ後に転職で入社できた、というケースもあります。
企業としても、当時は募集していなかった人材を、あとから募集するようになる可能性もあるでしょう。
さまざまな状況が考えられますが、そういう選択肢の存在を考慮に入れておくのも一案です。
再応募は人生計画に関わるため、慎重な判断が必要です。
自分に合った方法を探ったうえで、決断しましょう。