練習不足で面接を受けようとしていませんか。
「忙しい」「時間がない」など、事情はあるかもしれません。
練習不足で面接を受けて、偶然うまくいくこともありますが、まれです。
面接を受けた分だけ、礼儀作法も自然に身につくと考えていませんか。
もしそう思っているなら、少し考え方を変える必要があります。
面接は、礼儀作法を身につける場ではなく、身につけている礼儀作法を表現する場。
就職活動の自己紹介では、まず名乗ることから始めます。
このとき、よくやってしまいがちな失敗があります。
名字だけの自己紹介です。
就職活動に関する書籍では、言葉遣いに関するアドバイスをよく見かけます。
「敬語をマスターしよう」
「完璧な言葉遣いが求められる」
次のような動作に、心当たりはありませんか。
・歩きながらお辞儀
・ドアを開けながら挨拶
お辞儀で丁寧な印象を与えるのは、角度や姿勢が大切です。
お辞儀の角度は、表現したい敬意によって、15度や45度など変えます。
背筋を伸ばして、腰の付け根の部分から頭を下げます。
お辞儀にも、練習が必要です。
きれいなお辞儀ができるようになるまで、何度も練習しましょう。
「お辞儀くらい誰でもできる。頭を下げるだけ。なぜお辞儀に練習が必要なのか」
入室は、第一印象を決める場です。
退室は、後味を決める場です。
一瞬ですが、印象を決める大事な場面です。
面接では、自信のある態度を見せることが大切です。
背筋を伸ばして前を向き、はきはき話す様子から自信のある様子が伝わります。
弱々しくて頼りなさそうな人を雇いたい企業はないでしょう。
面接で見られるのはどこでしょうか。
もちろん外見としては、全身を見られるのが基本です。
髪型・服装・表情など、総合的に見て、応募者の印象を決めます。
「滑舌がよくないので、自己PRや志望動機をはっきり話せない」
滑舌が悪い悩みをよく耳にします。
舌や口がなめらかに動かせないと、発声もはっきり出ないでしょう。
面接で気持ちを伝える方法は、言葉だけではありません。
身ぶり手ぶりを使うと、気持ちをさらに伝えやすくなる効果があります。
いわゆるボディーランゲージです。
面接を受けるなら、話し方の練習が必要です。
客観的に確認するなら、やはり録画が最適です。
完全に他人の視点から、自分の様子をはっきり確認できます。
「天然ぼけだね」
そんなことを言われることはありませんか。
天然ぼけとは、本人は無自覚なのですが、言動が一般の観点からずれ、とぼけていることを言います。
面接では、落ち着いた言動を心がけましょう。
普通に話し、普通に接することが大切です。
しかし、これが難しい。
面接では、礼儀正しい言動ばかりを意識しがちです。
たしかに物事をスムーズに進めるのも大切ですが、完全な対応を確実に進めるのは無理があります。
やはり人間ですから、うっかりすることがあるものです。
学歴が優秀でも、面接で間抜けに見える瞬間があります。
口を開けたままになっているときです。
面接中、口が半開きになっていると、良い印象がありません。
敬語の練習は、年上の人と接するのがいちばんです。
先輩や先生など、年上の人と接する機会を通して、しっかり身につけていきます。
アルバイトの上司も、敬語を使ういい機会になるでしょう。
面接の練習相手として最適を求めるなら、ある人物がはっきり存在します。
現役の面接官です。
採用活動をする立場として、現在、面接官を担当している人は、視点や考え方がほかの誰より洗練されています。
面接対策をしているうちに、ふと、ある疑問が浮かぶことがあります。
「なぜ、ここまで入念にしなければいけないのか」という疑問です。
面接対策本をじっくり読まなければいけない。
エントリーシートや履歴書は、提出前に、他人に確認してもらいましょう。
他人に確認してもらうことで、多角的な視点から確認してもらえます。
エントリーシートや履歴書は、自分だけで確認せず、必ず他人に確認してもらうのは基本中の基本ですね。
面接官の質問の途中で、内容全体を把握できることがあります。
たとえば、面接官がこう質問したとします。
「海外留学の経験があるようですが、その経験で学んだことは……」
面接がうまい人には、共通点があります。
面接の練習量が多いのです。
面接は、練習すればするほど、うまくなります。
不採用通知には、基本的に不採用の理由は書かれていません。
これでは自分のどこが悪かったのか、わからないままになります。
企業に理由を問い合わせることもできますが、おそらくぼかされるでしょう。
いきなり面接を受けるのは、落ちに行くようなものです。
うまく話せると思ったことでも、本番では緊張して、思うように話せないかもしれません。
入退室のマナーも、実際は間違っているかもしれません。
自分の面接対応を録画してみましょう。
録音でもいいのですが、姿や動きまで見える録画のほうが、もっと便利です。
録画は画質にこだわる必要はありません。
面接の練習として、自分の面接対応を録画すると、客観視できます。
客観的に見て、自分が想像していた様子と違った点に気づけば、改善のチャンス。
録画して自分を見ると、言葉や態度の癖に気づきやすくなります。
面接まで、残り時間が少ないとき、どうしますか。
たとえば、面接まで3日しか時間がない状況があるとします。
資格を取るには時間がありません。
面接前には、面接の練習です。
模擬面接をする際は、チェックシートがあると便利です。
以下のチェックシートを印刷して、面接官役に使ってもらうと、確認がスムーズにできます。
面接の練習において、余裕があれば、ぜひ演じてほしい役があります。
面接官です。
応募者ではなく、面接官の役も演じてみてください。
練習不足で面接を受けようとしていませんか。
「忙しい」「時間がない」など、事情はあるかもしれません。
練習不足で面接を受けて、偶然うまくいくこともありますが、まれです。
多くの場合、やはり練習不足は、残念な結果につながるでしょう。
面接の練習が不足していると、自分をうまく表現できません。
どんなに学歴や能力があっても、話し方や受け答えが曖昧では、正しい内容が伝わらないでしょう。
適当な話し方では、適当にしか伝わりません。
言いたいことを正しく伝えるためには、話し方や表現を磨く必要があります。
練習が大切なのです。
練習をするからこそ、本番でも自分の魅力をしっかり伝えられるようになります。
練習不足で面接を受けるのは、落ちに行くようなもの。
面接の練習は、納得できるまで整えましょう。
「やるだけのことはやった」と思うまで練習をして、練習を万全に整えることです。
練習、練習、また練習。
勝手に体が動くようになるまで練習を繰り返せば、面接でも最高の結果が得られるでしょう。
たとえ面接の結果が不採用でも、最善を尽くしたうえでの結果ですから、諦めがつきます。
やるだけのことはやったのですから、悔いがない。
さっと気持ちを切り替え、次に進めます。
最高の結果を出すためだけでなく、後悔をしないためにも、面接は十分練習をしたうえで向かいましょう。
面接を受けた分だけ、礼儀作法も自然に身につくと考えていませんか。
もしそう思っているなら、少し考え方を変える必要があります。
面接は、礼儀作法を身につける場ではなく、身につけている礼儀作法を表現する場。
つまり、本番です。
礼儀作法は本来、面接前に身につける必要があり、面接で身につけるのでは遅すぎます。
もちろん完璧なビジネスマナーまで要求しているわけではありません。
就職活動で要求されるビジネスマナーは、一般的な礼儀作法で十分です。
礼儀作法を身につけられるかどうかは、面接前に、どれだけ社会人と接してきたかです。
学生時代、社会人と接する機会がある場面を思い出しましょう。
たとえば、アルバイトです。
社会人である先輩を手本とすることで、礼儀作法を身につけやすくなります。
忘れてはならないのは、学校の先生です。
学校の先生も社会人の1人です。
先生とのやりとりを通して、礼儀作法を身につける機会になります。
就職課の職員とする面接の練習も、礼儀作法を身につける機会になるでしょう。
社会人と接する機会を通して、だんだん礼儀作法が身につきます。
機会は、自然に発生するのを待つのではなく、自分から増やす努力が大切です。
社会人と接する機会を積極的に増やし、少しでも早く礼儀作法が身につくように心がけましょう。
就職活動の自己紹介では、まず名乗ることから始めます。
このとき、よくやってしまいがちな失敗があります。
名字だけの自己紹介です。
「○○大学の○○学部の水口と申します」
もちろんお互いに面識があればいいのです。
すでに何度が会ったことがあり、お互いに顔と名前が一致しているなら、名字だけの紹介でもいいでしょう。
しかし、面識がなければ、自己紹介はフルネームが基本です。
名字だけの自己紹介は「省略」と見なされ、非常識と受け止められることがあります。
したがって、初対面の人に自己紹介をするときは、フルネームが適切です。
「○○大学の○○学部の水口貴博と申します」
自分の存在をきちんと明かすことが自己紹介の役目ですから、やはりフルネームがベストです。
自己紹介のとき、面識のある人とない人が混在しているなら、面識のない人に合わせて、フルネームで言いましょう。
迷ったときには、丁寧な選択を選べば、間違いありません。
就職活動では、相手に失礼がないよう、最も丁寧な対応を心がけましょう。
就職活動に関する書籍では、言葉遣いに関するアドバイスをよく見かけます。
「敬語をマスターしよう」
「完璧な言葉遣いが求められる」
「言葉遣いは評価に影響する」
たしかに言葉遣いが丁寧であればあるほど、面接官から好印象が得られるでしょう。
言葉遣いがうまければ、敬意・尊敬・礼儀などをうまく表現でき、人間関係にも好影響です。
面接前に、目上の人と話す機会をつくり、少しでも言葉遣いを磨いておくことが大切です。
しかし、この点を誤解している人がいます。
あらゆる言葉遣いを、完璧にする必要まではありません。
そもそも完璧な言葉遣いは、ベテランの社会人でも難しいものです。
社会に出ると、さまざまな場面があります。
報告・連絡・相談。
接待・商談・営業。
電話対応・プレゼン・謝罪。
ベテランの社会人でも、うっかり言葉遣いを間違えて、赤面することがあります。
たしかに言葉遣いは大切ですが、あらゆる場面で通用する完璧な言葉遣いは、ベテランの社会人でも難しい。
何事もそうですが、完璧を目指すと、ノイローゼになります。
あくまで「就職活動に必要な最低限の言葉遣い」と考えればいいでしょう。
就職活動の一連の流れを想像してください。
電話対応・OB・OG訪問・企業説明会・面接などです。
就職活動に限定すれば、必要な言葉遣いの数も限られます。
最低限の言葉遣いに絞って練習すれば、短時間で言葉遣いを向上させることができるでしょう。
最小の努力で最大の結果を出すことができるはずです。
次のような動作に、心当たりはありませんか。
残念ですが、すべて面接の場では、ふさわしくない動作です。
2つの行動を同時にすれば、時間を省略でき、楽に思えるでしょう。
もちろん普段の生活では問題ないのですが、面接は公式の場です。
何かをしながらお辞儀や挨拶をすると、荒っぽく見えるため、より丁寧な対応が求められます。
2つの動作を同時に行うのではなく、それぞれの動作を分けて行うようにしましょう。
それぞれの動作を落ち着いてできれば、メリハリがつくため、より丁寧な印象を与えることができます。
動作を分ければ、時間もかかりますが、焦らないことです。
「丁寧な印象を与えるための必要な時間」と考え、落ち着いて行動しましょう。
その落ち着きが、社会人としての常識を兼ね備えた姿として映るのです。
お辞儀で丁寧な印象を与えるのは、角度や姿勢が大切です。
お辞儀の角度は、表現したい敬意によって、15度や45度など変えます。
背筋を伸ばして、腰の付け根の部分から頭を下げます。
ところでこのお辞儀ですが、頭を下げて、すぐ上げていませんか。
頭をすぐ上げると、少し急いでいる印象があります。
「面倒だから、最低限のお辞儀で済ませよう」という軽い気持ちで挨拶しているようにも見えるでしょう。
そこでもっとお辞儀の印象を良くするために、次のことを心がけてみてはいかがでしょうか。
頭を下げたところで、1秒間止め、そして頭を上げます。
不自然に思えるかもしれませんが、誤解です。
この1秒があるかないかで、お辞儀の印象はまったく変わります。
実際にやってみると、実に印象が良いことに気づくはずです。
しっかり心を込めてお辞儀をしている印象を与えるため、相手に好印象です。
お辞儀といえば、多くの人が角度や姿勢にとらわれがちで、この1秒をすっかり見落としています。
いま一度、自分のお辞儀を見直してみてください。
たった1秒を心がけるだけで、お辞儀の印象はよくなります。
お辞儀にも、練習が必要です。
きれいなお辞儀ができるようになるまで、何度も練習しましょう。
「お辞儀くらい誰でもできる。頭を下げるだけ。なぜお辞儀に練習が必要なのか」
そう思うでしょう。
はい、必要なのです。
お辞儀でよくある失敗は、お辞儀の不自然な角度や姿勢だけではありません。
意外によくあるのは、よろける失敗です。
緊張している状態で深くお辞儀をすると、重心のバランスが崩れ、前によろけることがあります。
笑ってしまう状況ですが、意外にあるのです。
特に深く頭を下げたとき、よろけやすい傾向があります。
真面目な場面のお辞儀でよろけると、少しかっこ悪いですね。
だから、練習が必要です。
姿勢や角度だけではありません。
頭を深く下げたときも、重心がぶれないように練習しましょう。
名乗りながらお辞儀をするのではなく、名乗ってからお辞儀をするのが、丁寧なマナーです。
頭を下げたところで、1秒間止め、そして頭を上げます。
お辞儀は、頭ではなく、体で覚える動作です。
頭で意識しなくても自然にできるまで、何度も繰り返し練習しておきましょう。
入室は、第一印象を決める場です。
退室は、後味を決める場です。
一瞬ですが、印象を決める大事な場面です。
面接前は、入退室のマナーをしっかり練習して、スムーズに動けるようになっておくことが大切です。
さて、こうした話をすると、必ず出る話題があります。
「何回練習すればいいのか」です。
回数にこだわるのは良くありません。
目安としては「体が勝手に動くまで」です。
頭の中で、手順を考えていませんか。
「まずドアを手にして開けて、面接官と目を合わせ、挨拶をして、その次は……」
頭で考えているうちは、まだ本当に身についていない証拠です。
私たちが歩くとき、足の動かし方を頭で考えていませんよね。
歩くときは、両足が勝手に動くはずです。
本当に身につくと「体が勝手に動く」という状態になります。
面接の入退室のマナーも「体が勝手に動く」という状態まで練習するのが、理想です。
体が勝手に動く状態になるまでの練習回数には、個人差があります。
10回かもしれませんし、20回かもしれませんし、それ以上かもしれません。
身につくまでは大変ですが、身につけば、後は楽です。
入退室マナーは、自転車のように「一度、体で覚えたことは忘れにくい」という特徴があります。
体が勝手に動くまで、何度も練習しましょう。
面接では、自信のある態度を見せることが大切です。
背筋を伸ばして前を向き、はきはき話す様子から自信のある様子が伝わります。
弱々しくて頼りなさそうな人を雇いたい企業はないでしょう。
どの企業でも、自信があって頼りになりそうな人を求めています。
たとえ能力に足りない点があったとしても、強気で自信に満ちた様子を見せることが大切です。
少々背伸びをするくらいなら、自己アピールとして必要なことです。
ポジティブな様子が伝わるから、採用担当者も前向きに検討してくれるのです。
ところが、自信のある態度を見せようとするとき、よくある失敗があります。
自信のある態度を見せるつもりが、いつの間にか横柄な態度になっている場合があるのです。
自信のある態度と横柄な態度は、紙一重です。
自分では「きちんとできている」と思っていても、他の人から見ると、横柄に見えることがあるものです。
わずかな言動の違いで、自信と横柄の違いを生み、相手に与える印象を大きく変えてしまうのです。
自信のある態度をするつもりが、横柄な態度になっていないでしょうか。
自分の言動を落ち着いて振り返ってみてください。
客観的な視点を持ち、適度を保てているか確認することが大切です。
面接の練習を通して、他の人に確認してもらうと把握しやすくなります。
横柄な態度だと指摘されたときは、素直に受け入れ、改善を心がけましょう。
面接で見られるのはどこでしょうか。
もちろん外見としては、全身を見られるのが基本です。
髪型・服装・表情など、総合的に見て、応募者の印象を決めます。
しかし、最もよく見られるのは、やはりただ1つです。
目なのです。
面接でいちばんよく見られるのは、目です。
目からは、その人の意欲・熱意・自信など、さまざまな内面が表に出る部分です。
目を見て話してくれない人との会話は、ぎこちない雰囲気になりやすい傾向があります。
裏があるような態度に見えてしまい、話の信用度にも影響します。
どんなに立派に話ができ、服装がしっかり整っていても、面接官と目を見て話すことができなければ、無意味です。
面接では、面接官の目をしっかり見て話しましょう。
特に目を見て話すのが苦手な人は、いつもよりアイコンタクトを強く意識したほうがいいでしょう。
普段の会話でも、きちんと相手の目を見て話すことを意識しておきましょう。
「滑舌がよくないので、自己PRや志望動機をはっきり話せない」
滑舌が悪い悩みをよく耳にします。
舌や口がなめらかに動かせないと、発声もはっきり出ないでしょう。
はっきり話す練習が必要と思いますが、ちょっと待ってください。
はっきり話す練習も大切ですが、もっと大切な基本を見落としていないでしょうか。
はっきり話せないのは、滑舌が悪いせいとは限りません。
そもそも自己PRや志望動機が、曖昧になったままではないでしょうか。
曖昧な考えを、明確に表現するのは困難です。
はっきり考えていないことは、はっきり話すこともできません。
話す内容が中途半端なら、話し方も中途半端になり、声が小さくなったり出にくかったりします。
はっきり話せないと思ったら、その内容を疑ってみましょう。
自己紹介・自己PR・志望動機。
抽象的だったり、説得力が弱かったり、わかりにくかったりしないでしょうか。
まず、内容を具体的にさせましょう。
考えを整理して、主張をはっきりさせる。
具体例を決める。
わかりやすい体験談を盛り込む。
キーワードとなる言葉を設定する。
話す内容をはっきりさせれば、話し方もはっきりできます。
面接で気持ちを伝える方法は、言葉だけではありません。
身ぶり手ぶりを使うと、気持ちをさらに伝えやすくなる効果があります。
いわゆるボディーランゲージです。
たとえば、大きさを表現するとき、言葉の説明に加えて両手を左右に広げながら、スケールを表現します。
直感的に大きさがわかるだけでなく、応募者の「理解してほしい」という熱い気持ちまで伝えられるでしょう。
ボディーランゲージができる人は、コミュニケーション能力が高く、魅力的な人物に見せる効果があります。
テレビで活躍する名司会者は、ボディーランゲージを使った表現が上手です。
握り拳を作ったり胸に手を当てたりなど、言いたいことをより強く伝えるための効果的な手段なのです。
ただし、注意点もあります。
気持ちの表現にボディーランゲージが効果的とはいえ、過度には注意しましょう。
大げさな動作はかえって、落ち着きのない様子にも見えるため、本人の印象を悪くする場合があります。
ボディーランゲージをする場合は、あくまで適度の範囲を心がけましょう。
適度の範囲でボディーランゲージを心がければ、あなたの存在感は、いっそう印象的になるでしょう。
面接を受けるなら、話し方の練習が必要です。
客観的に確認するなら、やはり録画が最適です。
完全に他人の視点から、自分の様子をはっきり確認できます。
しかし実はもっと身近に、手軽な方法があります。
鏡に向かって話すことです。
鏡に向かって話すと、面接官から見た自分の話し方がよくわかります。
自分が話す様子を見ながら、おかしな点がないか、確認しましょう。
小さな声になっていないか。
棒読みになっていないか。
無表情になっていないか。
不自然なしぐさはないか。
目の前に自分の顔が見えるので、話し方やしぐさなどのささいな点までよくわかります。
日々の入浴や洗顔など、鏡の前に立つタイミングを活用して練習するといいでしょう。
さて、実際やってみると気づきますが、慣れないうちは実にやりにくい。
自分に向かって話しかけるのは恥ずかしくて、照れを感じます。
不自然であり、慣れないうちは落ち着かないのです。
それがいいのです。
「やりづらい」「恥ずかしい」「話しにくい」と思うかもしれませんが、言い換えれば、面接と似た状況です。
相手が誰であれ、きちんと目を見て、はきはき話しましょう。
照れがあっても、克服する練習です。
自信がなくても、堂々と話す練習です。
初対面の人とも、笑顔で接する練習です。
話しにくいからこそ、意味があります。
鏡に映る自分に向かって自然に話せるようになれば、面接でもきっとうまく話せるでしょう。
「天然ぼけだね」
そんなことを言われることはありませんか。
天然ぼけとは、本人は無自覚なのですが、言動が一般の観点からずれ、とぼけていることを言います。
もちろん天然ぼけが悪いわけではありません。
あくまで本人の性格ですから、素晴らしい個性の1つ。
意識することなく、周りを楽しませられるため、親しみやすい雰囲気が出るでしょう。
しかし面接では、予想外の誤解に苦しめられることがあるため、注意が必要です。
天然ぼけと言われる人は、面接でも、とぼけているように見られやすい傾向があるという点です。
「ぼんやりしている」「頭の働きが鈍い」「緊張感がない」など、悪気はなくても、自分を誤解されるのは不本意でしょう。
面接は、人生を左右する場。
きちんとしているつもりでも、きちんとしていないと誤解されては、人生に悪影響を及ぼしかねません。
したがって、天然ぼけと言われる人は、知的に見られる言動を、より強調して心がけておくといいでしょう。
身だしなみ・発言・態度など、少しでもシャープな印象が出るような心がけをしておくと、誤解を防げます。
また、どうすれば緩みなく引き締まって見えるか、他人に意見を求めるのも方法です。
面接では、落ち着いた言動を心がけましょう。
普通に話し、普通に接することが大切です。
しかし、これが難しい。
そもそも自分が思う「普通」という基準が、一般的な普通からずれていることがあります。
自分の感覚がずれているなら、普通に振る舞うのはなかなか難しいでしょう。
あなたが思う普通は、本当に普通なのか。
そこで役立てたいのは、外部の声です。
たとえば、あなたは普段、次のどちらをよく言われますか。
「にぎやかだね」
「おとなしいね」
もし「にぎやかだね」と言われるなら、自分の思う普通の口数が少し多めの傾向があるのでしょう。
本番の面接では、少し口数を抑える心がけをすれば、ちょうどいい状態になるはずです。
もし「おとなしいね」と言われるなら、自分の思う普通の口数は、少し少なめの傾向があるのでしょう。
本番の面接では、少し口数を増やす心がけをすれば、ちょうどいい状態になるはずです。
もし「にぎやか」とも「おとなしい」とも言われなければ、普通の基準が正しく設定されています。
その様子を面接でも心がけ、より落ち着いた言動を心がけましょう。
そのほか「早口だね」「おっとりしているね」などの言葉にも、同様の考え方が通じます。
よく言われる言葉を利用すれば、自分の客観視に役立てることができるのです。
面接では、礼儀正しい言動ばかりを意識しがちです。
たしかに物事をスムーズに進めるのも大切ですが、完全な対応を確実に進めるのは無理があります。
やはり人間ですから、うっかりすることがあるものです。
絶対ミスを避けるのは、絶対無理。
うっかりした失言や態度で、相手を不快にさせたり迷惑をかけたりなどです。
しかし、うまくいかせる練習ばかりしていると、いざミスをしたとき、パニックになります。
「しまった。ミスをしてしまった!」
頭が真っ白になり、どうしていいのかわからなくなる。
面接では、ミスをした後の対応も評価対象です。
ミスだけでは致命的ではありませんが、ミスをカバーできないのは致命的です。
謝れなかったり、焦ったりすると、大きな減点になるでしょう。
礼儀正しい言動ばかりに注目して、ミスをカバーする練習が抜けていませんか。
ミスをしないのは大切ですが、やはり人間ですから、ミスはあります。
ミスをしない練習も大切ですが、さらに大切なのは、ミスに対応する練習です。
面接では、小さな失敗1つくらいで、即不採用になることはありません。
面接では、ミスをしたときの対応も確認されています。
ミスをしても、慌てず落ち着く。
「申し訳ございません」と、きちんと謝る。
間違った発言や態度があれば、きちんと正しく訂正します。
チャンスがあれば、もう一度やり直しをさせてもらう。
ミスをカバーする練習をしていれば、ミスをしても怖くありません。
ミスの対処が素晴らしければ、場合によっては、評価を下げるどころか上げることもあります。
学歴が優秀でも、面接で間抜けに見える瞬間があります。
口を開けたままになっているときです。
面接中、口が半開きになっていると、良い印象がありません。
半開きになっている口元は、頭の働きが鈍いように見えてしまいます。
実際に頭のいい人でも、口を開けているだけで間抜けに見えてしまうため、注意が必要です。
面接官の話を聞くときは、きちんと口を閉じておきましょう。
話したり笑ったりするとき以外は、口はきゅっと閉じたほうが賢く見えます。
このとき、口角を上げてにこやかな笑顔を心がければ、なお好印象です。
口の状態は、自分で気づきにくい点の1つです。
たとえば、この文章を読んでいるあなたの口は、どうなっていますか。
口を半開きになっている状態なら、要注意です。
口を半開きにする癖があるかもしれません。
いつの間にか、周りの人に間抜けな印象を与えているかもしれません。
悪い癖は、さっそく直すようにしましょう。
敬語の練習は、年上の人と接するのがいちばんです。
先輩や先生など、年上の人と接する機会を通して、しっかり身につけていきます。
アルバイトの上司も、敬語を使ういい機会になるでしょう。
適度な緊張感が敬語にふさわしい雰囲気をつくり、社会人としてのマナーを身につける機会になるでしょう。
さて、敬語の練習といえば、年上に対してと思われがちですが、意外な練習相手を忘れていませんか。
友人なのです。
友人を、敬語の練習相手としてみるのはいかがでしょうか。
最初は敬語を使いにくいかもしれませんが、あくまで練習です。
「敬語の練習をしたいから相手になってほしい」とお願いすれば、友人は快く承諾してくれるでしょう。
たとえば、就職活動の一定期間だけ、電話もメールも敬語で接するようにしてみます。
ゲーム感覚でもかまいません。
お互いに敬語を使い合えば、お互いに練習をする機会になります。
敬語でおかしな点があれば、友人ならすぐ指摘してくれるでしょう。
親しい関係だから、すぐ指摘できたり、素直に改善できたりします。
親しい友人とは接する機会が多いはずですから、練習量を飛躍的に増やせます。
たとえ敬語を間違えても、同世代ですから、失礼にあたることはありません。
笑って済まされるだけです。
練習の機会は、自分から積極的に増やす努力が大切です。
練習量を少しでも増やし、できるだけ早く身につけられるようにしましょう。
友人と協力すれば、より効率よく、敬語を上達させることができます。
面接の練習相手として最適を求めるなら、ある人物がはっきり存在します。
現役の面接官です。
採用活動をする立場として、現在、面接官を担当している人は、視点や考え方がほかの誰より洗練されています。
ちょっとした態度や発言の善しあしを、敏感に感じ取ってくれるでしょう。
まさしく、面接の練習相手として最適なのです。
もし自分の知り合いに現役面接官がいれば、頼み込んで、ぜひ面接の練習相手になってもらいましょう。
面接官のキャリアが長ければ長いほど、頼りがいがあります。
鋭い指摘が得られるだけでなく、生々しい最近の面接傾向や裏話など、興味深い話を聞かせてくれるに違いありません。
連絡手段はいくつかあります。
親にお願いして、親が勤める企業の面接官と連絡を取るのもいいでしょう。
OB・OG訪問の際、先輩から紹介してもらう方法でもかまいません。
知り合いにいなければ、知り合いの知り合いでもいい。
知り合いでなければ、知り合えばいい。
人脈を最大限に活用して連絡を取れば、何人かと連絡が取れるはずです。
もし、現役の面接官がいなければ、元面接官でもかまいません。
「そこまでするか」と思うかどうかは、あなたしだい。
面接で失敗は許されません。
学生時代は、甘えられるチャンスです。
甘えられるときに甘えておかなければ、貴重なチャンスを逃します。
人生を左右する面接なのですから、入社したい気持ちが本気なら、取り組む価値はあるでしょう。
面接対策をしているうちに、ふと、ある疑問が浮かぶことがあります。
「なぜ、ここまで入念にしなければいけないのか」という疑問です。
面接対策本をじっくり読まなければいけない。
服装・態度・発言など、細かい点まで注意しなければいけない。
わずかな面接時間のために、面接の練習を繰り返ししなければいけない。
面接直前には、爪を切ったり、ワイシャツをクリーニングに出したり、靴を磨いたりする対策もあります。
完璧に近づけるため対策を立てていると、あるとき「ここまでしなくてもいいのではないか」という疑問が生じるのです。
しかし、それは誤解です。
なぜ、面接対策は、ここまで入念にしなければいけないのか。
やはりそれは、人生を左右する重要な局面だからです。
面接時間は短いかもしれませんが、身だしなみ・態度・言葉の1つ1つで、人物像を判断されます。
「それだけで判断されてはたまらない」と思いますが、残念ながら、それだけで判断されやすいのが面接です。
面接時間は短くても、やはり細かく入念に対策が必要です。
一度しかない面接だからこそ、面接対策本をじっくり読みましょう。
わずかな面接時間だからこそ、服装・態度・発言など、面接の練習をしっかりしましょう。
爪を切ったり、ワイシャツをクリーニングに出したり、靴を磨いたりする手間も、無駄にはなりません。
「なぜここまで入念にしなければいけないのか」ではなく「ここまでして当然」と思うことです。
それで職業・年収など、人生の大半が決まります。
人生を左右することですから、面接対策に徹底することです。
「そこまでする必要があるのか」と思ったときが、人生のわかれ目なのです。
エントリーシートや履歴書は、提出前に、他人に確認してもらいましょう。
他人に確認してもらうことで、多角的な視点から確認してもらえます。
エントリーシートや履歴書は、自分だけで確認せず、必ず他人に確認してもらうのは基本中の基本ですね。
さて、このとき、楽しみながら確認できる工夫があります。
「採点大会」を開いてみるのはいかがでしょうか。
友人同士でエントリーシートや履歴書を交換して、0点から100点までの点数で評価してもらいます。
行為に名前をつけると、ゲーム感覚のようになり、楽しくなるに違いありません。
もちろん単に点数をつけるだけでなく、良い点や悪い点などを指摘して評価を述べます。
参加人数も、できるだけ多いほうが盛り上がりやすくなるでしょう。
2人より3人、3人より4人です。
参加人数が多いほど、客観的視点が増えるため、さまざまな意見を聞くことができるはずです。
批判されるのは怖いかもしれませんが、ためになるのは間違いないはずです。
自分の自己PRや志望動機に改善点が見つかれば、素直に修正しましょう。
面接官の質問の途中で、内容全体を把握できることがあります。
たとえば、面接官がこう質問したとします。
「海外留学の経験があるようですが、その経験で学んだことは……」
ここまで話を聞けば、海外留学で学んだことを聞こうとしていることがわかります。
この瞬間です。
面接官の質問が終わる前に「私が学んだことは」と言って、返事を始めていませんか。
いわゆる「会話が重なる」という状態です。
早めに返事をすれば、頭の回転のよさをアピールできるでしょう。
積極性を見せるため、早く返事をしたい気持ちもあるのかもしれません。
しかしこの答え方は、いくら回答がよくても、好印象にはつながりにくい。
即答が好印象とは限りません。
質問が終わる前に返事をすると、面接官は「質問内容がきちんと伝わっただろうか」と、不安になります。
早く返事をしようとする応募者の態度に、落ち着きがない印象を受けたり、不快感を抱いたりする可能性があります。
面接では焦らないことです。
返事は、質問が言い終わってから、するようにしましょう。
質問と返事の区切りをしっかりしたほうが、きちんと会話が成立している印象を与えることができます。
面接がうまい人には、共通点があります。
面接の練習量が多いのです。
面接は、練習すればするほど、うまくなります。
しかし「面接がうまくいかなかった」という人に限って、面接の練習をしていません。
練習なしで、本番に挑む人が多い。
せいぜい面接の対策本を読んで終わりです。
面接の練習をしていなければ、面接もうまくいかなくて当然です。
面接は、普段の日常では経験できない、珍しいシチュエーションです。
だからこそ、練習の効果がよく現れます。
面接をうまく対応できないのは、本人の素質の問題より、練習不足の問題です。
面接は、練習している人とそうでない人の差が、はっきり表れやすい。
練習すればするほどうまくなり、練習をしていない人との差が開きます。
「こういう状況では、こう答える」というパターンを、愚直に覚えるだけでもいいのです。
愚直でも、やはり練習したほうが、確実にスムーズです。
何度も練習をして「どんな質問をされてもうまく答えることができる」という状況にしておきたいところです。
入退室マナーも、10回は練習してください。
たった10回練習するだけで、はっきり違いがわかるほど、うまくなるはずです。
意識しなくても、体が勝手に動く状態になれば、理想的です。
面接は、練習をすればするほど、うまくなるのです。
不採用通知には、基本的に不採用の理由は書かれていません。
これでは自分のどこが悪かったのか、わからないままになります。
企業に理由を問い合わせることもできますが、おそらくぼかされるでしょう。
不採用の理由は「機密事項」としての扱いのため、教えてくれない場合が大半なのです。
フィードバックがなければ、同じ失敗を繰り返すことになるでしょう。
そこで積極的に利用したいのが、大学の就職課です。
就職課とは、就職を支援する専門部署です。
就職課での面接の練習を、見落としていませんか。
意外に知られていないのですが、大学の就職課では、面接の練習を受け付けています。
受け付けていないとしても、就職課の職員に「面接の練習をしてもらえますか」とお願いすれば、応じてくれるでしょう。
就職を支援する専門部署なのですから、ノーというはずがありません。
面接を受けるなら、ぜひ事前の利用をおすすめします。
「たかが面接のために、練習なんてしていられるか」と思うかもしれません。
しかし、そういう気持ちがあると、いつまで経っても面接がうまくなりません。
就職課での面接の練習は、自分の悪い部分を指摘してくれる貴重な場所です。
避けられる失敗は避けることです。
余計なプライドや恥ずかしさを持っていると、就職活動を妨げるだけです。
面接に強い人の共通点は、面接の練習をしていることです。
親・友人・就職課など、頼れるところには頼っています。
就職課で面接の練習をして、悪い部分は事前に改善しておきましょう。
いきなり面接を受けるのは、落ちに行くようなものです。
うまく話せると思ったことでも、本番では緊張して、思うように話せないかもしれません。
入退室のマナーも、実際は間違っているかもしれません。
自分では「正しい」と思っていた言葉遣いも、誤りがあるかもしれません。
本番が終わってから気づいても、遅いのです。
防げる失敗は、防ぐことです。
そのためにも、事前に面接の練習をおすすめします。
友人や先生など、身近な人の前で面接の練習をするのもいいですが、忘れがちな存在がいます。
親なのです。
親に面接官の役を演じてもらい、練習に協力してもらいましょう。
親の前では、恥ずかしくてやりにくいと思うかもしれません。
たしかに心理的に抵抗があるかもしれませんが、それでも、しないよりはましです。
恥ずかしくてもかまいません。
やりにくくてもかまいません。
面接官役が誰であれ、少しでも練習量を増やせるなら、意味があります。
親は、すでに社会を経験している大先輩であり、あなたの就職を本気で応援している存在でもあります。
あなたの態度を厳しい目で確認してくれるでしょう。
率直な意見も、遠慮なく指摘してくれるはずです。
とにかく今は、練習が最優先です。
面接は、練習をすればするほど、うまくなります。
とにかく練習した者が、最後に笑うのです。
自分の面接対応を録画してみましょう。
録音でもいいのですが、姿や動きまで見える録画のほうが、もっと便利です。
録画は画質にこだわる必要はありません。
携帯電話に付いている、簡易的な録画機能で十分です。
面接官の目線で撮影すると、面接官から見た自分の様子が客観視できます。
録画した自分の面接対応を見ると、自分の意外な特徴に気づくでしょう。
聞いて、初めてわかることがあります。
早口だったり、弱々しい声だったり、わかりにくい話し方だったりなどです。
見て、初めてわかることもあります。
姿勢が悪かったり、表情が硬かったり、動きが不自然であったりなどです。
録画すると、自分を客観視できるため、自分では気づきにくい癖がわかりやすくなるのです。
「不自然だな」と思えば、その癖を直してから、また面接対応を録画します。
これを繰り返すことで、だんだん面接にふさわしい対応が身につきます。
自分の様子を見るのは恥ずかしいかもしれませんが、人生を決める就職活動です。
面接の恥ずかしさに比べれば、大したことはないはずです。
防げる間違いは防ぐことです。
恥ずかしがらず、面接前に一度は録画して確認してみることをおすすめします。
面接の練習として、自分の面接対応を録画すると、客観視できます。
客観的に見て、自分が想像していた様子と違った点に気づけば、改善のチャンス。
録画して自分を見ると、言葉や態度の癖に気づきやすくなります。
自分の面接対応を見るのは恥ずかしく感じるかもしれませんが、面接の練習には欠かせません。
さまざまな学びや気づきが得られ、面接の改善スピードが速くなります。
さて、参考になるのは、自分の面接対応だけではありません。
他人の面接対応も参考になります。
他人が受けている面接の様子が見られるなら、できるだけ多くの事例を見ておくといいでしょう。
たとえば、インターネットで面接の実例紹介があるなら、1つでも多く見ておきます。
他人の面接対応を見ていると「ここは素晴らしい。ここは悪いな。こうすればいいのにな」など、多くの気づきがあるでしょう。
良い点は吸収して、悪い点は反面教師にします。
「学ぼう」という強い意識を持ちながら確認すれば、より多くの気づきが得られるでしょう。
参考になる情報は、多ければ多いほうがいい。
できるだけさまざまな人の面接対応を見ることで、反省を促す機会が増えます。
参考になるかどうかは気にせず、学びの材料は少しでも多いほうが有利です。
他人の面接対応を見る機会も、面接の練習の一環なのです。
面接まで、残り時間が少ないとき、どうしますか。
たとえば、面接まで3日しか時間がない状況があるとします。
資格を取るには時間がありません。
OB・OG訪問をする時間もありません。
時事問題を勉強するにも、範囲が広すぎて、十分に勉強できないでしょう。
あくまで特殊な状況ですが、強いて1つ挙げるとするなら、やはりこれしかありません。
社会性を磨くことです。
こうした社会性は、集中さえすれば、比較的短時間で習得が可能です。
社会性は、積極的に向上させようと努力すれば、誰でも身につけられるものです。
しかし、身につける努力をしなければ、いつまで経っても身につけることができません。
面接まで時間がない場合、限られた時間は、社会性を磨く時間に充てましょう。
たった3日でも、身につけようと本気で努力すれば、かなり向上できるはずです。
1時間あれば、面接の練習が数回はできます。
言葉遣いも、本気で勉強すれば、1日でかなり上達できます。
笑顔も「心がけよう」と思えば、今すぐ実現できますね。
あくまで特殊な状況ですが、行動に迷ったときの判断材料の1つにしてください。
限られた時間を、最も有効に活用できるはずです。
面接前には、面接の練習です。
模擬面接をする際は、チェックシートがあると便利です。
以下のチェックシートを印刷して、面接官役に使ってもらうと、確認がスムーズにできます。
面接の練習において、余裕があれば、ぜひ演じてほしい役があります。
面接官です。
応募者ではなく、面接官の役も演じてみてください。
たとえば、あなたが面接官になり、友人を応募者とします。
逆の立場になることで、面接官の見方や感じ方を疑似体験できるでしょう。
面接官を演じて、初めて気づく点があるはずです。
目を見て話す重要性も笑顔の印象も、面接官の立場になれば、よく実感できるでしょう。
「面接官からは、こう見えているのか」とわかれば、視野が広がって、対策も立てやすくなるはずです。
圧迫面接も、する側になってみます。
わざと、次のような意地悪な発言で、応募者を困らせてみましょう。
「自信なさそうな話し方だね」
「成績が悪いね。よくこんな内容で応募してきたね」
「履歴書を見たけど、きれい事なのはわかっているよ」
圧迫面接をする側になれば、圧迫するときの面接官の心理にも気づけるでしょう。
圧迫面接で嫌がらせを言うのは、面接官にも罪悪感があり、なかなか大変なのです。
必須ではありませんが、余裕があれば、ぜひ挑戦してみてください。
さまざまな立場を経験することは、視野や考え方を広げることに貢献します。
本を読むだけではわからない、貴重な体験ができるはずです。