あなたが迷路に取り組むときのことを思い出してください。
迷路を始めるとき、準備もなく、いきなりスタートすることはないでしょう。
おそらくまず全体を眺めることから始めるはずです。
社会に出て働くためには、ビジネスマナーが必要です。
仕事のやりとり、電話の応対、冠婚葬祭。
それぞれにマナーが存在します。
私たちが何かを習得するときの基本は、真似です。
私たちが母国語を習得するときも、親や友人の話し方を真似することで、習得しました。
挨拶の仕方も社会常識もとっさの行動も、同じです。
複数の就職情報サイトから、同じ企業に応募してもいいのでしょうか。
もちろん応募はできるはずです。
異なる就職情報サイトからの応募すれば、二重の応募になり、自分の存在感をよりアピールできると思う人もいるかもしれません。
なぜ、自己分析は大変なのでしょうか。
頼りになるのが自分だけだからです。
自己分析は、学校の授業とは違い、先生がいません。
就職活動の協力を、親に対して素直に依頼できるかどうかです。
そして、素直に受け入れられるかどうかです。
もちろん親に頼らず、自分の力だけで就職活動に励むのもいいでしょう。
就職活動では、社会人の先輩と喫茶店やカフェなどで会うことがあります。
たとえば、OB・OG訪問です。
帰り際、先輩が「今回はおごりです」と言ってくれることがあります。
名刺のデザインは、自由に決めることが可能です。
名刺のデザインや色使いなどが凝っていれば、名刺交換の際、印象深くなると考える人もいるでしょう。
もちろん学生同士の名刺交換なら、凝った名刺でもいいのです。
就職活動では、名刺交換をする機会があります。
企業説明会やOB・OG訪問では、自己紹介の際、名刺交換が恒例です。
必須ではありませんが、あったほうが便利であることは間違いありません。
名刺入れは、名刺を入れるためのものです。
名刺を持つからには、名刺入れに入れましょう。
では、名刺がなければ、名刺入れも必要ないと思いますが、それは少し違うのです。
「とりあえず内定がほしい」という考えは良くありません。
どこでもいいから内定をもらって、仕事がしたいと考える人もいるでしょう。
しかし「とりあえず」とは、本気ではなく、中途半端な気持ちになっているということ。
就職活動において、よく耳にする2つのアドバイスがあります。
(1)「やりたい仕事より、できる仕事を選んだほうがいい」
(2)「できる仕事より、やりたい仕事を選んだほうがいい」
「アルバイトが忙しいから就職活動ができない」
そう嘆く人がいます。
これはおかしいです。
「あの人は運がいいから」
「あの人は縁があるから」
ときどきそんな不満の声を聞くことがあります。
会社案内の資料請求は、ウェブサイト・はがき・電話などで申し込むのが一般的です。
請求すると、企業の採用担当者が応募者の自宅に郵送してくれるでしょう。
もちろん普通はこれで十分です。
応募した企業から、イベントの招待が来ることがあります。
企業訪問・企業説明会・OB・OGの懇親会などです。
任意であるため、欠席することもできますが、なるべく出席したほうがいいでしょう。
企業によっては、募集が2回にわかれている場合があります。
「1次募集」「2次募集」などです。
2回にわかれていれば、都合のいいほうを選ぶでしょう。
就職活動では、度胸が必要です。
採用担当者に話しかけたり、OB・OG訪問で先輩と話したりなど、勇気が必要になる機会が多いでしょう。
度胸がなければ就職活動はできないと言っても、言いすぎではありません。
企業説明会に出席とはいえ、数を挙げれば、切りがありません。
幅を広げれば、いつもどこかで企業説明会があると言ってもいいでしょう。
興味のある企業説明会にすべて出席しようとすると、学業にも支障が出るため、得策ではありません。
「企業訪問をしてみませんか」
「企業説明会を行います。参加してみませんか」
「OB・OGの懇親会があります。よろしければ、出席しませんか」
現在の就職活動では、大変優秀なデジタル機器があります。
スマートフォンです。
スマートフォンで実現できる機能は、電話やウェブ閲覧だけではありません。
自己PRや志望動機では、今までの実績を紹介します。
文化祭の実行委員を担当した経験、ボランティア活動の経験などです。
大きな成長につながった経験とともに、得られた能力や技術などを紹介すれば、印象的になるでしょう。
「内定がもらえるはずはないが、記念になるから応募だけしてみよう」
いわゆる記念受験です。
入社の意志が弱いにもかかわらず、大企業に応募した思い出をつくるため、記念として受験する行為です。
面接では、意外な言葉で会話がすれ違うことがあります。
部署名です。
明らかに異なる部署名なら、意味も異なるはずと思いますが、そうとも言い切れません。
「就職活動が大変。多い日は、1日に3社も面接があった」
そんな話を聞けば、多くの人が「偉いね」「すごいね」「頑張っているね」などの返事をするでしょう。
友人が懸命に頑張っていれば「自分も同じように努力しなければ」と刺激を受けるはず。
就職活動は、どこで差がつくのでしょうか。
会社説明会やOB・OG訪問など、ささいなところで差がつきます。
しかし、差をつけるとわかっていながら、次のようなことを言う人がいます。
わからないことを聞くのは、勇気が必要になるものです。
質問すると、自分の無知をさらけ出すようで、恥ずかしく思うかもしれません。
「そんなこともわからないのか」と思われ、心の中で笑われるのを恐れる人もいるでしょう。
就職活動では、人との縁を大切にしましょう。
自分に利益のある人だけ、いい顔をするのは良くありません。
出会う人すべてが貴重な縁であると考え、誠意を尽くして真剣に接することが大切です。
日中の就職活動が終わり、へとへとになって自宅へ帰ったときです。
「ああ、疲れた。もう動きたくない」
疲れた声で独り言を漏らして、身につけていたジャケットやスラックスを適当な場所に脱ぎ捨てていませんか。
卒業論文も終えた。
大学の単位も十分。
内定承諾書への署名も終え、内定式も済ませれば、企業側の都合がないかぎり、入社はほぼ確実と考えていいでしょう。
あなたが迷路に取り組むときのことを思い出してください。
迷路を始めるとき、準備もなく、いきなりスタートすることはないでしょう。
おそらくまず全体を眺めることから始めるはずです。
最初に、スタートの位置とゴールの位置を把握します。
次に「だいたいこう行けばいいのではないか」という目星をつけて、スタートするでしょう。
上から全体を眺めると、ぼんやりとですが、進むべき方向がわかります。
このことで、迷路で道に迷うことが少なくなり、効率よくゴールに向かえます。
最初に「全体を眺める」というわずかな手間暇が、ゴールへの近道になっているのです。
就職活動も、迷路のようなものです。
まず全体を眺めましょう。
インターンシップ・自己分析・業界研究・企業研究。
企業説明会・OB・OG訪問・エントリーシート・筆記試験・1次面接・2次面接……。
それぞれのイベントが、どの時期に、どのくらい行われるのかを把握します。
大まかでかまわないので、計画を立てることが大切です。
就職活動に、必要な金額なども計算しておくといいでしょう。
すると「だいたいこう取り組めばいいだろう。予算はこのくらい必要だろう」などの大まかな把握ができるはずです。
就職活動における迷いが減り、効率よくゴールに向かうことができるのです。
社会に出て働くためには、ビジネスマナーが必要です。
仕事のやりとり、電話の応対、冠婚葬祭。
それぞれにマナーが存在します。
ビジネスマナーがなければ、社会に出たとき、厳しい現実が待ち受けているでしょう。
さて、こう言うと、次のように考える人がいます。
「ビジネスマナーなんて必要ない。面倒で堅苦しいだけ。自分のやりたいようにやる」と。
たしかにビジネスマナーを身につけるには、手間も時間もかかり、面倒な一面があります。
ビジネスマナーが、仕事の効率を妨げることも少なくありません。
しかし、ビジネスマナーとは、手間や効率などの問題ではないのです。
なぜ社会では、ビジネスマナーが必要なのか。
それは、ビジネスを円滑に進めるためなのです。
社会に出るということは、大勢の人の中で仕事をするということです。
人の数だけ、数多くの価値観や考え方が存在することになります。
それぞれの人に行動基準を合わせていたのでは、基準を合わせることに余分な手間がかかります。
ルールに振り回される日々になり、これこそ本当の非効率になるのです。
大勢の人がいる中で仕事を円滑に進めるためには、やはり一定の基準が必要です。
それがビジネスマナーです。
ビジネスマナーという1つの枠組みをつくり、共通のルールにしようということなのです。
ビジネスマナーとは、いわば、あらゆる人の共通言語。
さまざまな人の価値観や考え方の差を保ちつつ、円滑にコミュニケーションができるツールです。
ビジネスマナーは、面倒で堅苦しく、つまらないかもしれませんが、社会で働くためには必要です。
良識に基づいたビジネスマナーは、人間関係も仕事も円滑に進める武器になります。
面倒で手間がかかっても、身につけたほうが得なのです。
私たちが何かを習得するときの基本は、真似です。
私たちが母国語を習得するときも、親や友人の話し方を真似することで、習得しました。
挨拶の仕方も社会常識もとっさの行動も、同じです。
他人がしているところを見て、真似によって身につけました。
身につける近道は、真似なのです。
この考え方は、学生でも同じです。
就職活動では、社会人らしい行動が必要です。
「就職活動では、社会人らしく振る舞う」
「面接では、社会人らしい常識が必要」
就職活動では「社会人らしさ」というキーワードであふれています。
しかし、まだ学生の身にとって、社会人らしさというのはわかりにくいのではないでしょうか。
このときに必要な手段こそ、やはり真似なのです。
社会人らしさを身につける近道は、社会人と接することです。
社会人と接することで、社会人らしい考え方や行動を身につけることができます。
社会人にもさまざまですが、自分から見て、尊敬できる社会人がふさわしいでしょう。
インターンシップ・OB・OG訪問・企業説明会。
アルバイトでもかまいません。
「この人の行動は素晴らしい」と思えば、見よう見まねで真似しましょう。
吸収して、自分も再現できるようにするのです。
実際に社会で働く人と直接接することで、その人の社会人らしさを真似すれば、短期間で習得できます。
社会人らしさを身につける手段として、最も確実で早い方法です。
複数の就職情報サイトから、同じ企業に応募してもいいのでしょうか。
もちろん応募はできるはずです。
異なる就職情報サイトからの応募すれば、二重の応募になり、自分の存在感をよりアピールできると思う人もいるかもしれません。
ただし、できれば控えておくのが賢明です。
同じ応募者から複数の応募が届けば、企業は困惑するからです。
「何か意図があるのだろうか」と、余計な心配をかけさせることがあります。
応募者にとっても、管理がややこしくなるはずです。
複数の就職情報サイトから応募すれば、それぞれの就職情報サイトからメールが届くようになるはずです。
その結果、メールの量が増え、大事なメールを見落としやすくなります。
2重で応募したところで、選考が有利になることはありません。
1つの企業に対しては、1つの応募で十分です。
なぜ、自己分析は大変なのでしょうか。
頼りになるのが自分だけだからです。
自己分析は、学校の授業とは違い、先生がいません。
受験勉強のように、正解が準備されているわけでもありません。
自分が自分に指導して、自分で答えを見つけなければいけません。
他人の意見を頼りにすることもできますが、あくまで参考です。
大半の特徴は、自分の過去を1つ1つ思い出しながら、自分で見つけなければいけません。
さらにその特徴を、仕事に結びつける作業も必要です。
「これは本当に自分の強みだろうか」
「本当にこれは自分の弱点なのだろうか」
「自分にふさわしい業界や職業は何だろうか」
正面から自分と向き合い、徹底的に話し合うイメージです。
手間もかかり、大変で苦しい作業です。
だからこそ、成長できる機会でもあるのです。
自己分析を、自己成長の機会にしてください。
「自分のことなんてわからない」と思うなら、余計に自己分析が必要です。
わからないからこそ、自己分析をする価値があります。
苦しんだ分だけ、大きく成長できるでしょう。
深く悩むことで、自分の奥底にある可能性に気づけます。
自己分析の正解は、あなたの中にあるのです。
就職活動の協力を、親に対して素直に依頼できるかどうかです。
そして、素直に受け入れられるかどうかです。
もちろん親に頼らず、自分の力だけで就職活動に励むのもいいでしょう。
自分の人生を、自分の力で切り開く生き方は素晴らしい。
しかし、自分だけの力とはいえ、限界があることも自覚しなければいけません。
物理的に1人しかいない状況は、どうしようもありません。
むやみに意地を張っていても、就職活動を不利にさせるだけです。
就職活動は、一発勝負。
失敗が許されません。
理由がないかぎり、素直に協力を依頼して、得られる協力を受け入れたほうが賢明です。
親を頼ることで得られるメリットは、主に5つあります。
親を頼るだけで、これらのメリットを、最初から無償で得ることができます。
これは非常に大きなメリットです。
親からの援助を頼ることで、お金や手間暇になる就職活動を、大きくショートカットできます。
親に、就職活動の協力を依頼しましょう。
得られる協力は、意地を張らず、ありがたくいただきましょう。
面接では素直な人が評価されますが、就職活動でも素直な人が有利になります。
就職活動に大きな影響を与えるのは、親からの協力なのです。
就職活動では、社会人の先輩と喫茶店やカフェなどで会うことがあります。
たとえば、OB・OG訪問です。
帰り際、先輩が「今回はおごりです」と言ってくれることがあります。
このとき、真面目な人は「いいえ、自分の分は自分が支払います」と意地を張って、拒むかもしれません。
先輩に申し訳ない気持ちもあるでしょう。
「自分の分くらいは自分で支払いたい」という自立心の表れもあるでしょう。
しかし先輩にも、社会人としてのプライドがあります。
後輩からおごられると、かえってプライドが傷つく先輩もいるかもしれません。
もしお互いが「支払います」と言い合う状態になれば、後輩から引き下がったほうが賢明です。
「ごちそうさまです」と感謝して、素直に受け入れたほうが、先輩も威厳が保てます。
先輩の待遇は、意地を張らず、素直に受け入れましょう。
上下関係を壊さないよう、素直にもてなされるのも、人間関係のマナーです。
別れた後のお礼の際、ごちそうになった感謝を強調して伝えれば、十分です。
先輩に内定報告をするのが、いちばんの恩返し。
それでもお礼の気持ちが収まらなければ、初任給から、贈り物をするのもいいアイデアです。
「先輩のお話が役立ちました」という一言も添えると、さらに喜んでくれるでしょう。
名刺のデザインは、自由に決めることが可能です。
名刺のデザインや色使いなどが凝っていれば、名刺交換の際、印象深くなると考える人もいるでしょう。
もちろん学生同士の名刺交換なら、凝った名刺でもいいのです。
独特なデザインの名刺にすれば、注意を引きつけ、印象的になるでしょう。
また、デザイナーやカメラマンなどの場合は、名刺をわざと独自に仕上げることで、感性やイメージを伝える効果もあります。
しかし、学生が就職活動で使用する名刺の場合、凝った名刺は控えたほうが賢明です。
趣向を凝らした名刺は、注目こそ集めることはできますが、強い癖が感じられるため、扱いにくさを連想させます。
一般企業の多くは、まだ何も染まってない、新鮮な人材を求める傾向があります。
そのほうが、教育しやすく、企業に最適化させやすいからです。
名刺を交換する相手が採用担当者であることを考えれば、シンプルな名刺が適切です。
白地に黒い文字の、シンプルなデザインが好まれます。
名刺の項目は「名前」「大学名・学部名・学科名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」が含まれていれば、十分です。
就職活動は、加点を狙うより、減点を避けるのが基本です。
シンプルは、華やかさこそありませんが、誠実で新鮮なイメージを伝えるには最も適したデザインです。
就職活動では、名刺交換をする機会があります。
企業説明会やOB・OG訪問では、自己紹介の際、名刺交換が恒例です。
必須ではありませんが、あったほうが便利であることは間違いありません。
名刺に記載する項目は自由ですが、自由すぎて大切な項目が抜けているのでは無意味です。
名刺にはどのような項目を盛り込めばいいのか。
最低限、記載すべき項目が、5つあります。
電話番号やメールアドレスは、連絡が取りやすいものでかまいません。
最低限、この5つが記載されていれば、学生用の名刺としては十分です。
もちろんさらに加えたい情報があれば、追加することもできます。
裏面の記載も自由ですが、なくてもかまいません。
学生が持つ名刺は、複雑で派手なものより、シンプルなものを心がけたほうがいいでしょう。
白地に黒い文字の、シンプルなデザインが最も好まれます。
名刺入れは、名刺を入れるためのものです。
名刺を持つからには、名刺入れに入れましょう。
では、名刺がなければ、名刺入れも必要ないと思いますが、それは少し違うのです。
自分は名刺を持たなくても、できれば名刺入れを持っておくほうがいいでしょう。
名刺入れがあると、何かと役に立つからです。
就職活動では、自己紹介のとき、相手から名刺をいただくことがあります。
もらった名刺は、話が終わるまでテーブルの見やすい位置に置きます。
もちろんそのままテーブルの上に名刺を置いてもいいのですが、できれば名刺入れの上に置くほうが丁寧です。
名刺入れを座布団の代わりにして、名刺を置くイメージです。
こうした置き方をすることで、相手の名刺をより丁寧に扱えます。
テーブルの上が汚れていても、もらった名刺が汚れるのを防ぐこともできます。
また、もらった名刺を入れるとき、名刺入れに入れるのがマナーです。
当然ですが、もらった名刺をポケットにしまうのは、汚れやしわの原因になり、失礼です。
財布に入れればいいと思いますが、財布はお金を入れるものであり、名刺を入れるものではありません。
もらった名刺をしまうときに最適なのは、名刺入れ。
名刺を持たなくても、名刺入れがあると安心です。
「とりあえず内定がほしい」という考えは良くありません。
どこでもいいから内定をもらって、仕事がしたいと考える人もいるでしょう。
しかし「とりあえず」とは、本気ではなく、中途半端な気持ちになっているということ。
気持ちが中途半端になっていると、就職活動も中途半端になり、思うような結果が得られません。
面接官の気持ちになってみてください。
「とりあえず履歴書を書きました」
「とりあえず面接を受けました」
「とりあえず仕事をしたいです」
こんな様子を見せる応募者を採用したいと考える面接官は少ないでしょう。
熱意も意欲も中途半端です。
もっと強い気持ちを持って、企業に貢献する様子を具体的に見せてほしいと思うのではないでしょうか。
「とりあえず内定がほしい」と思って就職活動をすると、なかなかうまくいきません。
「とりあえず内定がほしい」ではなく「必ず内定を取る」と考えることです。
言い切るのです。
就職活動は、まず気持ちです。
最初に強い気持ちがあるから、強い就職活動もできるようになります。
どんなことがあっても諦めず、内定をもらうという気持ちでいることが必要です。
必ず内定を決意すれば、いつか必ず内定がもらえます。
まず強い気持ちを持って、前向きに挑みましょう。
就職活動において、よく耳にする2つのアドバイスがあります。
まさしく正反対の意見です。
「どちらが本当なのだろうか」と思い、もんもんとした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
就職活動をする人が、必ず一度はぶつかる悩みのはずです。
たしかにやりたい仕事を選んだとしても、できる仕事でなければ完了させることができません。
一方、できる仕事を選んだとしても、やりたい仕事でなければ充実感が得られず、つまらなく感じるでしょう。
難しい問題であるように思えますね。
もちろん仕事の価値観は人それぞれですが、あくまで理想という点で言えば、明確な答えがあります。
ヒントは「or」ではなく「and」です。
つまり、やりたくて、できる仕事を選ぶのが正解なのです。
一方を選ばなければいけないと、勘違いしているのではないでしょうか。
いいえ、一方を選ぶ必要はありません。
両方を同時に実現できる選択肢を選べばいいのです。
やりたくて、できる仕事を選べば、仕事を完了させることができるうえ、充実感も得られます。
もちろん2つが重なる範囲は狭くなりますが、人生を左右する職業選択です。
苦労はあって当然と考え、しっかり時間をかけたい活動です。
やりたくて、できる仕事を探しましょう。
最もうまくいく仕事の選び方なのです。
「アルバイトが忙しいから就職活動ができない」
そう嘆く人がいます。
これはおかしいです。
何がおかしいかというと、優先順位です。
本来優先すべきは、アルバイトより就職活動です。
もちろん就職活動にお金が必要であるため、アルバイトをしなければいけない事情もあるでしょう。
アルバイト先が繁忙期のため、どうしても人手が足りず、対応しなければいけない事情もあるはずです。
しかし、アルバイトを優先した結果、就職活動に支障が出るのでは意味がありません。
社会に出るための大事な活動でつまずくと、社会に出ることすら難しくなります。
仕事は、社会に出れば、山ほど経験できます。
お金稼ぎも、社会に出れば、嫌と言うほど経験できます。
就職活動は、人生を決める大事な活動です。
1日や1時間が大事と言ってもいいでしょう。
アルバイトの責任感があるのは素晴らしいのですが、就職活動の妨げにならないような配慮が必要です。
事情がある場合を除き、一般的にはアルバイトより就職活動を優先させるのが正解です。
「あの人は運がいいから」
「あの人は縁があるから」
ときどきそんな不満の声を聞くことがあります。
たしかに一部の人には、生まれつきの境遇や環境などによって、最初から就職活動を有利に進めることができる場合があります。
しかし、運も縁も、生まれつきの要素だけとは限りません。
運も縁も、自分の努力しだいでつくり出すことができる要素です。
たとえば、採用担当者に何らかのお願いをして「無理です」と断れたとき、少し粘ってみてください。
「10分だけでもお時間をください」「なんとか別の方法はないでしょうか」など、無理を承知でお願いしてみます。
すると「わかりました。今回だけですよ」と言って、特別に許可が得られるかもしれません。
運が得られたのは、本人が粘ったからです。
縁についても、同様です。
縁は、自分の力でつくり出せます。
たとえば、就職活動中に自分から積極的に話しかければ、出会いをつくり出せます。
礼儀作法を重んじて人と接していれば、人間関係が深まり、さらに縁を生かすことができるでしょう。
そうした努力の積み重ねが、結果として重要な情報を入手する手段になることもあれば、コネになる可能性もあるのです。
「あの人は運がいいから。あの人は縁があるから」と、愚痴をこぼさないことです。
愚痴は不毛であり、何も生み出しません。
愚痴を言えば言うほど、余計に運や縁が逃げていくでしょう。
「自分の人生は自分で切り開く」と考え、諦めず、勇気を持って積極的に行動しましょう。
結果として、運にも縁にも恵まれるのです。
会社案内の資料請求は、ウェブサイト・はがき・電話などで申し込むのが一般的です。
請求すると、企業の採用担当者が応募者の自宅に郵送してくれるでしょう。
もちろん普通はこれで十分です。
十分ですが、自宅から企業が近く、時間や体力にも余裕があれば、別のアプローチを検討してみてはいかがでしょうか。
わざわざ企業まで資料を取りに行くのです。
次の2つのうち、どちらに好印象を抱くでしょうか。
やはり直接取りに行こうとする人のほうが、インパクトが強いのではないでしょうか。
わざわざ取りに行こうとする様子から、本気で企業を志望する気持ちが伝わってきます。
同時に、強い行動力を相手に印象づけられるでしょう。
直接取りに行くメリットは、それだけではありません。
資料を取りに行ったとき、社内を少し見ることができたり、社員と直接会ったりできるメリットがあります。
資料をもらうとき、社員に顔も覚えてもらえ、面識をつくる効果もあります。
こうした複数のメリットによって、選考に好影響を及ぼす可能性があるのです。
ただしこれは、自宅から企業が近い場合に限った方法です。
時間や交通費がかかるデメリットもあります。
メリットとデメリットを比較したうえで、余裕があれば、検討してもいい方法でしょう。
当然ですが、資料を取りに行くときは、企業に訪問しますから、スーツが基本です。
失礼がないよう、礼儀作法を重んじた行動が必要です。
応募した企業から、イベントの招待が来ることがあります。
企業訪問・企業説明会・OB・OGの懇親会などです。
任意であるため、欠席することもできますが、なるべく出席したほうがいいでしょう。
こうしたイベントは、選考に影響する場合があるからです。
特に上位志望である企業からの招待は「選考の一部」と考え、できるだけ出席したほうが賢明です。
スケジュールを調整して、なるべく出席するのが好ましいでしょう。
さて、了承の返事についてもポイントがあります。
最初から出席するつもりなら、了承の返事は、できるだけ早いほうがいいでしょう。
招待を受け取れば、すぐ返事を返すくらいが理想的です。
了承の返事が早い応募者は、採用担当者の印象に残りやすくなり、選考がより有利になる場合があるからです。
もしスケジュール調整が必要なら、先延ばしせずに行い、できるだけ早く了承の返事ができるようにしましょう。
スピードは、意欲や熱意の表現になります。
返事が早ければ早いほど、意欲や熱意が強いと判断されやすくなります。
企業によっては、募集が2回にわかれている場合があります。
「1次募集」「2次募集」などです。
2回にわかれていれば、都合のいいほうを選ぶでしょう。
「1次募集は間に合わないから、2次募集で応募しよう」
「2次募集は募集人数が少ないため、有利ではないか」
そう安易に考える人もいるかもしれません。
しかし、やはり志望度が高ければ、1次募集で応募するのが基本です。
企業側としては、やはり早めに応募した人ほど、就労意欲が強いと受け止める傾向があります。
1次募集で応募する行動の早さがあれば、自己PRも志望動機も、より伝わりやすくなるでしょう。
「どちらに応募しても選考に影響しない」という触れ込みがあるかもしれませんが、要注意。
評価するのが人であるかぎり、心理的に影響する可能性があります。
そもそも、2次募集が突然キャンセルになる可能性もゼロではありません。
企業側の都合で内定の突然の取り消しがあるように、2次募集の突然の取り消しも、現実では起こりえます。
万が一を考えれば、やはり1次募集で応募するほうが安心・確実です。
応募しなければ、内定は出ません。
事情がある場合を除いて、できるだけ1次募集で応募しましょう。
就職活動では、度胸が必要です。
採用担当者に話しかけたり、OB・OG訪問で先輩と話したりなど、勇気が必要になる機会が多いでしょう。
度胸がなければ就職活動はできないと言っても、言いすぎではありません。
そんな度胸を鍛えるいい機会になるのが、企業説明会です。
企業説明会に出席の際、座る席が指定されていなければ、率先して1列目に座りましょう。
できれば、1列目の真ん中の位置が理想的です。
1列目の真ん中は、最も目立ちやすいポジションです。
居眠りはできません。
説明会の途中で、急に話を振られるかもしれません。
逃げ場がなく、強い緊張が強いられますが、度胸を鍛える機会になるのです。
質問タイムになれば、積極的に質問してみましょう。
多くの学生が注目されている中で質問するのは、恥ずかしいでしょう。
多くの人の前で質問をするのは、ちょっとしたスピーチをするようなものです。
だからこそ、度胸が鍛えられるのです。
企業説明会を、単なる説明会として終わらせるのではなく、度胸を鍛える機会としても活用しましょう。
こうした機会を生かすことで、その後の就職活動の良い弾みがつくはずです。
企業説明会に出席とはいえ、数を挙げれば、切りがありません。
幅を広げれば、いつもどこかで企業説明会があると言ってもいいでしょう。
興味のある企業説明会にすべて出席しようとすると、学業にも支障が出るため、得策ではありません。
では、企業説明会の出席は、何を目安に判断すればいいのでしょうか。
まず最も大切な目安は「本気で志望する企業はすべて出席」です。
企業説明会では、抜き打ちの筆記試験や集団面接が行われることがあります。
たとえ抜き打ちがないとしても、応募者の出席の有無を選考の判断材料にすることが予想されます。
企業説明会が事実上、1次面接になる可能性を考慮すれば、本気で志望する企業は、すべて出席するのが得策です。
では、本気で志望する企業以外の企業説明会はどうするか。
ここで重要なのは、志望の度合いです。
やみくもに出席するのではなく、気になる企業が見つかれば、志望の度合いをはっきりさせます。
志望の度合いが明確になれば、優先順位も明確になるため、企業説明会への出席の判断もできるようになるでしょう。
もし日程がぶつかった場合は、優先順位にしたがって判断します。
出席の最終的な判断は、自分です。
スケジュールも考慮しつつ、志望の度合いに応じて、出席の判断をしましょう。
「企業訪問をしてみませんか」
「企業説明会を行います。参加してみませんか」
「OB・OGの懇親会があります。よろしければ、出席しませんか」
応募した企業から、イベントの招待を受けることがあります。
そのほか、食事会や相談会などの名目で、イベントが開催される場合もあります。
「面倒」「余裕がない」と感じれば、欠席したいと思うかもしれません。
しかし、外せない予定が入っていないかぎり、できるだけ出席したほうが無難です。
中には、選考に関係する場合があるからです。
招待したときに出席すれば、やはり企業への興味が強いと判断されるでしょう。
イベントを招待するたびに、必ず出席する応募者がいれば、やはり好印象に違いありません。
したがって、企業から招待があった場合は、やむを得ない場合を除き、なるべく断らないのが無難です。
特に上位志望である企業からの招待は、可能なかぎり出席することをおすすめします。
現在の就職活動では、大変優秀なデジタル機器があります。
スマートフォンです。
スマートフォンで実現できる機能は、電話やウェブ閲覧だけではありません。
カメラ・地図・メモ帳・レコーダー・アドレス帳。
ゲーム・動画撮影・計算機・方位磁石・ボイスレコーダー。
さらにアプリケーションを追加すれば、もはや何でもできると言っても過言ではありません。
スマートフォン1台あれば、多くの持ち物を減らせます。
地図やメモ帳などのアナログの道具を持つ必要がなくなります。
しかし、ここが要注意です。
たとえスマートフォンで道具の代用ができても、やはりアナログの道具はあったほうがいい。
スマートフォンには、重大な欠点が2つあるからです。
バッテリー切れと紛失です。
スマートフォンに依存していると、いざ使えない状況になると、何もできなくなります。
バッテリーが切れれば、何もできない、ただの重い荷物になります。
重要データをスマートフォンに記録しているなら、紛失してバックアップもなければ、就職活動のやり直しが必要です。
たとえスマートフォンがあっても、アナログアイテムは必要です。
最低でも、地図とメモ帳だけは持参したほうが賢明です。
地図帳やメモ帳は、スマートフォンよりアナログのほうが使いやすい特徴もあります。
テレホンカードも持参しておくと、なお安心です。
バッテリーが切れても、テレホンカードさえあれば、なんとかなります。
スマートフォンを賢く利用するのはいいのですが、依存のしすぎには注意しましょう。
自己PRや志望動機では、今までの実績を紹介します。
文化祭の実行委員を担当した経験、ボランティア活動の経験などです。
大きな成長につながった経験とともに、得られた能力や技術などを紹介すれば、印象的になるでしょう。
しかし、人によっては、紹介できるような実績がない場合があるはずです。
実績がないから紹介できないと思いますが、そのときに思い出してほしい考え方があります。
「今まで実績がなければ、今からつくる」という考え方です。
幸い、就職活動中は、学生のうちに行われます。
学生生活のタイミングによっては、まだ間に合う場合もあるでしょう。
今まで実績がなければ、今からつくればいいのです。
たとえば、文化祭の実行委員です。
文化祭が行われる前なら、今から実行委員として立候補すれば、間に合います。
指名制ではなく、立候補制なら、自分の行動力しだいです。
ボランティア活動も同じです。
ボランティア活動は、種類さえ選ばなければ、いつでも募集しているはずです。
今からでもボランティア活動に参加すれば、就職活動で紹介できる実績をつくれます。
実績は、成り行きでできるものではありません。
自分から積極的につくっていくものです。
「紹介できるような実績がなければ、今からつくる」という考え方で、行動しましょう。
就職活動の早い段階であればあるほど、間に合う可能性は高くなります。
「内定がもらえるはずはないが、記念になるから応募だけしてみよう」
いわゆる記念受験です。
入社の意志が弱いにもかかわらず、大企業に応募した思い出をつくるため、記念として受験する行為です。
記念受験は、記念になるだけでなく、面接の練習にもなるメリットがあります。
大企業や人気企業には多くの応募者が殺到しますが、実際は記念受験が大半といわれています。
たしかに応募者にとってメリットがあるのはわかります。
しかし、やはりこの行為は褒められたことではありません。
違法でも不正でもありませんが、やはり控えるほうが賢明です。
まず企業に迷惑です。
企業は、貴重な資源を使って、面接を対応してくださっています。
応募者が多くなればなるほど、企業にも余計な負担が増えるのです。
また、メリットがあると思われる応募者にとっても、実はデメリットがあります。
余計な時間・体力・お金などを消費してしまう点です。
記念受験など、余計なことをしていると、貴重な資源を消費します。
本当に力を入れるべき就職活動の余裕がなくなる。
余計なことをしている人に限って「就職活動がうまくいかない」と嘆くことになるのです。
必要なことはすべきですが、余計なことは避けるのが得策です。
わざわざ記念受験を通して練習するのは、企業にも失礼です。
練習は、就職課ですればいいのです。
家族や友人など、練習する機会は数多く存在します。
余計なことをせず、必要なことに集中することが大切なのです。
面接では、意外な言葉で会話がすれ違うことがあります。
部署名です。
明らかに異なる部署名なら、意味も異なるはずと思いますが、そうとも言い切れません。
異なる部署名でもあっても、意味が似ているように感じ、誤解や混同が発生することがあります。
たとえば、技術部と開発部です。
すでに仕事をしている社会人にとっては、明らかに意味が異なる部署とわかるでしょう。
しかし、まだ実務経験のない学生にとっては、技術部と開発部は、そっくりの意味に聞こえることがあります。
どちらも理系の響きが強く、違いがよくわからない。
面接官が「技術部」の話をしているにもかかわらず、応募者は「開発部」の意味として誤解することもあるでしょう。
面接官との会話がかみ合わず、恥ずかしい思いをすることがあるのです。
そのほかにも注意したい部署名があります。
これらも、誤解や混同が発生しやすいパターンです。
部署名は、意外につまずきやすい就職用語です。
就職活動では、基本知識として就職用語を勉強しますが、その中に部署名も入れておくといいでしょう。
部署ごとに行われる仕事の概要は、違いがわかるまで理解しておきましょう。
特に自分が志望する部署は、ある程度、具体的な説明ができるようになっておくと安心です。
「就職活動が大変。多い日は、1日に3社も面接があった」
そんな話を聞けば、多くの人が「偉いね」「すごいね」「頑張っているね」などの返事をするでしょう。
友人が懸命に頑張っていれば「自分も同じように努力しなければ」と刺激を受けるはず。
しかし、ちょっと待ってください。
1日に3社の面接について、もう少し冷静になって考えてみませんか。
1日に3社の面接は、すごいというより、危ないのです。
1日に3社を面接するとなると、おそらく10時・14時・18時あたりになるでしょう。
良い割り当てに思えるかもしれませんが、実際はそう言い切れません。
面接が長引けば、後の面接に遅刻することもあるでしょう。
面接中に、次の面接が気になって、集中しにくくなるはずです。
企業情報も、3社がごちゃ混ぜになって頭の整理が難しくなれば、失言をしやすくなります。
よほど頭のいい人でなければ、うまく乗り切るのは難しいでしょう。
余裕がなければ、本来の自分を発揮できません。
つまり、本来なら通過できるはずの面接でも、予定の立て方が悪ければ、通過できなくなるのです。
ですから、すごいと言うより、危ない。
勢いがあるのは結構ですが、人生に影響する大事な場面では、やはり余裕のある行動が大切です。
面接がスケジュールどおりに進むかもしれませんが、それはあくまで「運が良かった」と考えることです。
スケジュールの立て方としては、理想とは言えず、運試しやギャンブルに近い要素が入っています。
1日3社や4社は、不可能ではありませんが、無謀と考えたほうがいいでしょう。
1日に複数の面接を受けるのもいいですが、現実には、1日2社までが妥当です。
就職活動は、どこで差がつくのでしょうか。
会社説明会やOB・OG訪問など、ささいなところで差がつきます。
しかし、差をつけるとわかっていながら、次のようなことを言う人がいます。
「会社説明会に出席したいが、アルバイトが入っている」
「OB・OG訪問をしたいが、つながりのある先輩がいない」
会社説明会やOB・OG訪問をしたくても、できない状況があるものです。
できなければ、諦めるしかないと思いますが、ちょっと待ってください。
そこなのです。
結局のところ「できない」というのは、言い訳です。
本当に会社説明会に出席したければ、アルバイトを休んででも出席します。
本当にOB・OG訪問をしたければ、あらゆる人脈を使って、先輩に連絡を取ろうとするはずです。
その努力すらしないのは、できない理由を見つけることで、行動しない自分を正当化させているだけです。
本気でやろうとしているでしょうか。
「できない」と思うことでも、本気になって行動すれば、多くのことができるようになります。
当然すべてができるようになるわけではありませんが、可能性が高くなるのはたしかです。
多くの人が、できる以前に、やろうとしていません。
やろうとしなければ、前に進みようがないのです。
自分もその1人になっていないか、振り返ってみてください。
本気になることです。
就職活動の本当の差は、できるかできないかではなく、やるかやらないかなのです。
わからないことを聞くのは、勇気が必要になるものです。
質問すると、自分の無知をさらけ出すようで、恥ずかしく思うかもしれません。
「そんなこともわからないのか」と思われ、心の中で笑われるのを恐れる人もいるでしょう。
しかし、就職活動では、わからないことがたくさんあって当然です。
本当は、わからないことを放置するほうが、はるかに恥ずかしいこと。
礼儀作法を守っているかぎり、積極的に質問する応募者を笑う採用担当者はいません。
むしろ相談されると、採用担当者は嬉しく思うでしょう。
採用担当者は応募者から相談されると、頼りにされている実感が伝わるため、嬉しく感じてしまうものです。
上司が部下から相談されると、嬉しく感じる心理と同じです。
採用担当者は、あなたから質問されるのを待っているかもしれません。
採用担当者を喜ばせるために、質問してみましょう。
「積極的な学生が、当社に興味を持ってくれるのは光栄だ」
興味を持っていることが伝われば、面接官も嬉しく感じます。
積極的に質問するのは、お互いにとって喜ばしいことなのです。
就職活動では、人との縁を大切にしましょう。
自分に利益のある人だけ、いい顔をするのは良くありません。
出会う人すべてが貴重な縁であると考え、誠意を尽くして真剣に接することが大切です。
「企業は人なり」と言われます。
企業とはいえ、人の塊です。
人との縁を大切にすることが、企業との縁を大切にすることです。
人の縁を大切にできなければ、企業との縁もありません。
縁を大切にしようとする雰囲気は、自然と表に出るものです。
言葉に角がなく、物腰が柔らかくなり、表情も明るくなります。
人との縁を大切にしていると、自然と情報が集まります。
その結果、企業との縁にも恵まれるのです。
日中の就職活動が終わり、へとへとになって自宅へ帰ったときです。
「ああ、疲れた。もう動きたくない」
疲れた声で独り言を漏らして、身につけていたジャケットやスラックスを適当な場所に脱ぎ捨てていませんか。
へとへとに疲れている分、一刻も早くスーツを脱いで、楽になりたいと思います。
気持ちはわかりますが、ここが大切な瞬間です。
「少し休んでからハンガーに掛けよう」と思いますが、多くの場合、そのまま寝てしまうのです。
スーツを適当な場所に脱ぎ捨てると、しわができます。
日中に動いた分、スーツには多くの汗が染みこんでいるでしょう。
汗が染み込んでできたしわは、アイロンでもかけないかぎり、なかなか取れません。
汗に含まれている塩分が、しわをしっかり固定するからです。
スーツにしわができると、翌日の就職活動にも影響します。
用事が終わったスーツやワイシャツは、きちんとハンガーに掛けておきましょう。
ジャケットは、ジャケット用のハンガーに掛け、スラックスは、スラックス用のハンガーに掛けます。
へとへとに疲れているでしょうが、もう一踏ん張り。
ゆっくりくつろぐのは、ハンガーに掛けてからです。
スーツを丁寧に扱えば、しわを予防でき、翌日の就職活動もスムーズに始めることができます。
卒業論文も終えた。
大学の単位も十分。
内定承諾書への署名も終え、内定式も済ませれば、企業側の都合がないかぎり、入社はほぼ確実と考えていいでしょう。
しかし、意外な理由で、内定を取り消される場合があります。
事故や事件です。
内定をもらった後は、喜びで大はしゃぎしやすい傾向があります。
長期間にわたる就職活動がようやく終わりましたから、盛大なお祝いもいいでしょう。
このとき、羽目を外しすぎてしまい、事故や事件を起こしてしまう場合があります。
たとえば、酔っぱらったときです。
お祝いの場で酔いすぎると、理性を失い、非常識な行動を取ることがあります。
道路に飛び出して交通事故に遭ったり、人に暴力を振るって刑事事件を起こしたりなどです。
事故や事件の程度によっては、企業から内定を取り消される場合があります。
内定後だからこそ、事故と事件には特に気をつけたい。
内定をもらって喜びたいところですが、最低限の節度は必要です。
喜びつつも、羽目を外しすぎないように注意しましょう。