公開日:2014年1月29日
執筆者:水口貴博

就職活動で心がける30のマナー

  • 就職活動は、
    迷路のようなもの。
    まず全体を眺めよう。
就職活動で心がける30のマナー

就職活動は、迷路のようなもの。
まず全体を眺めよう。

あなたが迷路に取り組むときのことを思い出してください。
迷路を始めるとき、準備もなく、いきなりスタートすることはないでしょう。
おそらく、まず全体を眺めることから始めるはずです。

なぜ社会では、ビジネスマナーが必要なのか。

社会に出て働くためには、ビジネスマナーが必要です。
仕事のやりとり、電話の応対、冠婚葬祭。
それぞれにマナーが存在します。

社会人らしさを身につける近道は、社会人と接すること。

私たちが何かを習得するときの基本は、真似です。
私たちが母国語を習得するときも、親や友人の話し方を真似することで、習得しました。
挨拶の仕方も社会常識もとっさの行動も、同じです。

複数の就職情報サイトから、同じ企業に応募してもいいのか。

複数の就職情報サイトから、同じ企業に応募してもいいのでしょうか。
もちろん応募はできるはずです。
異なる就職情報サイトからの応募すれば、二重の応募になり、自分の存在感をよりアピールできると思う人もいるかもしれません。

自己分析を通して、自己成長する。

なぜ、自己分析は大変なのでしょうか。
頼りになるのが自分だけだからです。
自己分析は、学校の授業とは違い、先生がいません。

親を頼ることで得られる、5つのメリット。

就職活動の協力を、親に対して素直に依頼できるかどうかです。
そして、素直に受け入れられるかどうかです。
もちろん親に頼らず、自分の力だけで就職活動に励むのもいいでしょう。

先輩の待遇は、意地を張らず、素直に受け入れたい。

就職活動では、社会人の先輩と喫茶店やカフェなどで会うことがあります。
たとえば、OB・OG訪問です。
帰り際、先輩が「今回はおごりです」と言ってくれることがあります。

就職活動用の名刺は、シンプルが一番。

名刺のデザインは、自由に決めることが可能です。
名刺のデザインや色使いなどが凝っていれば、名刺交換の際、印象深くなると考える人もいるでしょう。
もちろん学生同士の名刺交換なら、凝った名刺でもいいのです。

名刺に必ず記載すべき、5つの項目。

就職活動では、名刺交換をする機会があります。
企業説明会やOB・OG訪問では、自己紹介の際、名刺交換が恒例です。
必須ではありませんが、あったほうが便利であることは間違いありません。

名刺を持たなくても、名刺入れがあると安心。

名刺入れは、名刺を入れるためのものです。
名刺を持つからには、名刺入れに入れましょう。
では、名刺がなければ、名刺入れも必要ないと思いますが、それは少し違うのです。

「とりあえず内定がほしい」と考えてはいけない。

「とりあえず内定がほしい」という考えはよくありません。
どこでもいいから内定をもらって、仕事がしたいと考える人もいるでしょう。
しかし「とりあえず」とは、本気ではなく、中途半端な気持ちになっているということ。

やりたい仕事より、できる仕事を選んだほうがいいのか。
できる仕事より、やりたい仕事を選んだほうがいいのか。

就職活動において、よく耳にする2つのアドバイスがあります。
(1)「やりたい仕事より、できる仕事を選んだほうがいい」
(2)「できる仕事より、やりたい仕事を選んだほうがいい」

「アルバイトが忙しいから就職活動ができない」は、おかしい。

「アルバイトが忙しいから就職活動ができない」
そう嘆く人がいます。
これはおかしいです。

運も実力。
縁も実力。

「あの人は運がいいから」
「あの人は縁があるから」
ときどきそんな不満の声を聞くことがあります。

「郵送してもらう」「直接取りに行く」。
どちらのほうが好印象か。

会社案内の資料請求は、ウェブサイト・はがき・電話などで申し込むのが一般的です。
請求すると、企業の採用担当者が応募者の自宅に郵送してくれるでしょう。
もちろん普通はこれで十分です。

最初から出席するつもりなら、了承の返事も、できるだけ早いほうがいい。

応募した企業から、イベントの招待が来ることがあります。
企業訪問・企業説明会・OB・OGの懇親会などです。
任意であるため、欠席することもできますが、なるべく出席したほうがいいでしょう。

1次募集と2次募集に分けられた場合、どちらが有利か。

企業によっては、募集が2回にわかれている場合があります。
「1次募集」「2次募集」などです。
2回にわかれていれば、都合のいいほうを選ぶでしょう。

企業説明会とは、度胸を鍛える絶好の機会。

就職活動では、度胸が必要です。
採用担当者に話しかけたり、OB・OG訪問で先輩と話したりなど、勇気が必要になる機会が多いでしょう。
度胸がなければ就職活動はできないと言っても、言いすぎではありません。

企業説明会の出席は、何を目安に判断すればいいのか。

企業説明会に出席とはいえ、数を挙げれば、切りがありません。
幅を広げれば、いつもどこかで企業説明会があると言ってもいいでしょう。
興味のある企業説明会にすべて出席しようとすると、学業にも支障が出るため、得策ではありません。

応募した企業からの招待は、なるべく断らない。

「企業訪問をしてみませんか」
「企業説明会を行います。参加してみませんか」
「OB・OGの懇親会があります。よろしければ、出席しませんか」

就職活動で、スマートフォンに依存してはいけない理由。

現在の就職活動では、大変優秀なデジタル機器があります。
スマートフォンです。
スマートフォンで実現できる機能は、電話やウェブ閲覧だけではありません。

今まで実績がなければ、今から作ればいい。

自己PRや志望動機では、今までの実績を紹介します。
文化祭の実行委員を担当した経験、ボランティア活動の経験などです。
大きな成長につながった経験とともに、得られた能力や技術などを紹介すれば、印象的になるでしょう。

面接の記念受験は、許されるのか。

「内定がもらえるはずはないが、記念になるから応募だけしてみよう」
いわゆる、記念受験です。
入社の意志が弱いにもかかわらず、大企業に応募した思い出を作るため、記念として受験する行為です。

部署名は、意外につまずきやすい就職用語。

面接では、意外な言葉で会話がすれ違うことがあります。
部署名です。
明らかに異なる部署名なら、意味も異なるはずと思いますが、そうとも言い切れません。

1日に3社以上の面接は、すごいというより、危ない。

「就職活動が大変。多い日は、1日に3社も面接があった」
そんな話を聞けば、多くの人が「偉いね」「すごいね」「頑張っているね」などの返事をするでしょう。
友人が懸命に頑張っていれば「自分も同じように努力しなければ」と刺激を受けるはず。

就職活動の本当の差は、できるかできないかではなく、やるかやらないか。

就職活動は、どこで差がつくのでしょうか。
会社説明会やOB・OG訪問など、ささいなところで差がつきます。
しかし、差をつけるとわかっていながら、次のようなことを言う人がいます。

積極的に質問するのは、お互いにとって喜ばしいこと。

わからないことを聞くのは、勇気が必要になるものです。
質問すると、自分の無知をさらけ出すようで、恥ずかしく思うかもしれません。
「そんなこともわからないのか」と思われ、心の中で笑われるのを恐れる人もいるでしょう。

人との縁を大切にすると、企業との縁も大切にできる。

就職活動では、人との縁を大切にしましょう。
自分に利益のある人だけ、いい顔をするのはよくありません。
出会う人すべてが貴重な縁であると考え、誠意を尽くして真剣に接することが大切です。

スーツを、適当な場所に脱ぎ捨てていませんか。

日中の就職活動が終わり、へとへとになって自宅へ帰ったときです。
「ああ、疲れた。もう動きたくない」
疲れた声で独り言を漏らして、身につけていたジャケットやスラックスを適当な場所に脱ぎ捨てていませんか。

内定後に気をつけたいのは、事故と事件。

卒業論文も終えた。
大学の単位も十分。
内定承諾書への署名も終え、内定式も済ませれば、企業側の都合がないかぎり、入社はほぼ確実と考えていいでしょう。

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