お辞儀で丁寧な印象を与えるのは、角度や姿勢が大切です。
お辞儀の角度は、表現したい敬意によって、15度や45度など変えます。
背筋を伸ばして、腰の付け根の部分から頭を下げます。
ところでこのお辞儀ですが、頭を下げて、すぐ上げていませんか。
頭をすぐ上げると、少し急いでいる印象があります。
「面倒だから、最低限のお辞儀で済ませよう」という軽い気持ちで挨拶しているようにも見えるでしょう。
そこでもっとお辞儀の印象をよくするために、次のことを心がけてみてはいかがでしょうか。
頭を下げたところで、1秒間止め、そして頭を上げます。
不自然に思えるかもしれませんが、誤解です。
この1秒があるかないかで、お辞儀の印象はまったく変わります。
実際にやってみると、実に印象がよいことに気づくはずです。
しっかり心を込めてお辞儀をしている印象を与えるため、相手に好印象です。
お辞儀といえば、多くの人が角度や姿勢にとらわれがちで、この1秒をすっかり見落としています。
いま一度、自分のお辞儀を見直してみてください。
たった1秒を心がけるだけで、お辞儀の印象はよくなります。