執筆者:水口貴博

場を盛り上げる30の会話術

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気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。

気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。 | 場を盛り上げる30の会話術

先日、友人と電話で話をしているとき「なぜ書くのが好きなの。書く魅力は何?」と聞かれました。

友人は、HAPPY LIFESTYLEの読者でもあります。

私は書くのが大好きです。

聞かれたからには、答えたくなります。

嫌いなことを聞かれるのは嫌ですが、好きなことを聞かれるのは嬉しいものです。

にやにやしながら答えます。

好きなことですから、つい熱が入ってしまいますし、自然とにやにやしてしまうのです。

それだけで1時間くらい話ができる自信もあります。

恥ずかしい話ですが、実際、本当に1時間くらい話をしてしまいました。

とりわけ自分の得意分野でもあるので、話せてしまいますし、話したくなるのです。

しかし、たくさん話をしても、まったく疲れませんでした。

それというのも、相手の返事がよかったからです。

心地よい返事ばかりが返ってきました。

「へえ」

「なるほどね」

「私にも似たような経験があるよ」

そういうテンポのいい返事をしてくれたので、つい私も調子に乗って話をしてしまったのです。

一方的に話しすぎだと思いながらも「なぜ」「なるほど」という気の利いた返事をされると、止まらなくなります。

会話のテンポは、返事によって決まります。

返事がいいと、相手はどんどん調子に乗ります。

会話のテンポを決めるのは、返事の仕方です。

積極的に相槌あいづちを打っていきましょう。

場を盛り上げる会話術(27)
  • 「なぜ」「なるほど」という気の利いた返事をする。
会話に、正論を持ち込まない。

場を盛り上げる30の会話術

  1. 嫌いな話で盛り上げるより、好きな話で盛り上げる。
    これが気持ちのいい会話の鉄則。
  2. 大きな反応を心がけると、会話のテンポは、どんどんよくなる。
  3. 会話の反応は、言葉より表情に力を入れる。
  4. 「うん。
    そうだね」より「うん。
    うん。
    そうだね」。
  5. 「どうせ誰にでも言っているんでしょ」は禁句。
  6. わからない話が出たとき、相手を褒めるチャンスでもある。
  7. 会話の乗りがいい人は、負けるとわかっている喧嘩を売ってくる。
  8. お互いの共通点は、会話が盛り上がりやすい。
  9. 質問しながら、相手をさらりと褒める方法。
  10. 歓迎するフレーズを言えば、会話の乗りが自然とよくなる。
  11. 返事をあと0.1秒早くするだけで、会話のテンポは変わる。
  12. リラックスできるとはいえ、椅子の背にもたれたままの会話はよくない。
  13. 経験がなくても会話を続けられる、上手な返事の仕方。
  14. 大まかに話すと、会話のテンポがよくなる。
  15. 「感謝」だけの表現から「感謝+褒める」の表現へと変える。
  16. 嫌いなことの話をすると、なぜか大笑いする。
    そんな相手の本当の心理に、気づいていますか。
  17. 会話中、一瞬時計に視線が動くだけで、会話のテンポが悪くなる。
  18. 会話を、会話だけで、終わらせない。
  19. 「少し違う」と思うくらいでは、あえて反論しない。
  20. テーマについて知っていることを聞かれる前に話すと、盛り上がる。
  21. 会話上手な人は、いざというときのために、飴玉を持っている。
  22. 誰かと一緒に飲むお酒は、適量を守りにくい。
  23. 同じ会話は二度とできない意識を持つ。
  24. 自分の話した好物の話が、相手の人生を豊かにする。
  25. 相手を元気にさせる魔法の言葉。
    「その魅力は何?」
  26. 「その気持ちわかる」より「似たような経験がある」のほうがいい。
  27. 気の利いた返事をされると、いくら話をしても、疲れない。
  28. 会話に、正論を持ち込まない。
  29. 意外な発言を聞いても、どん引きした表情を表に出さない。
  30. いずれにせよは、言わないほうがいい。

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